先住民族関連ニュース

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北大全共闘、元学生ら当時を語り合う 札幌で出版記念会

2024-11-12 | アイヌ民族関連

聞き手・鈴木雅人 有料記事

北海道新聞2024年11月11日 19:30(11月11日 20:56更新)

 1968~70年の北大紛争での北大全共闘(全学共闘会議)運動を描いた「極北の全共闘-あの時代と私たちの55年-」の出版記念会が、札幌市内で開かれ、元学生ら約40人が当時を語り合った。

 運動は69年、学生が大学民主化などを掲げ、大学本部などの建物を実力で封鎖。デモ行進中に機動隊と乱闘となるなど多くの学生が逮捕された。

 8日の記念会では、当時逮捕された学生の1人、杉戸孝さん(75)=名古屋市在住=が「やったことで多くの波紋があった。これを引き受け、体験の継承を続けたい」とあいさつ。杉戸さんらの裁判で特別弁護人を務めた哲学者花崎皋平さん(93)=小樽市在住=は「自分たちの生き方を貫いてきた世代。元気で活躍を」と話した。

 今回の出版の契機になったのが長崎の被爆2世である杉戸さんが昨年、自費出版した手記「記憶を紡(つむ)ぐ」。全共闘の体験もつづられ、手記を読んだ当時の仲間たちの記憶が刺激されたという。

 会場では、70、80代となった元学生らが「全共闘運動は何をしたのか。問い直しをする時」などと意見を交わした。運動当時は高校生だったという参加者もおり、高校中退後に送った厳しい人生を語る姿もあった。

■花崎皋平さん「運動は無駄じゃなかった」

北大の全共闘運動を振り返る花崎皋平さん=10月26日、小樽市の自宅(鈴木雅人撮影)

 1969年の北大本部の封鎖解除で逮捕された学生の裁判で、特別弁護人として最終弁論をした花崎皋平さん(93)=小樽市在住=。学生の実刑判決後、北大助教授を辞し、哲学者、著述者としてアイヌ問題や市民運動に関わってきた。北大全共闘運動について聞いた。

 -運動当初から学生をみてきました。

 「64年に文学部西洋哲学科の講師として北大に赴任しました。その後、東京で『ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)』運動が始まり、66年に札幌べ平連をつくりました。北大べ平連もでき、北大全共闘に加わった。見知った学生が多くいましたが、彼らは大学の在り方を問い、大衆団交を大学当局に求めました。私も教員として大学に話し合いを訴えましたが、願いは断たれ、学生はこれに抗議したのです」

 -なぜ大学側は話し合いを拒んだのでしょう。

 ・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1086696/


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日高山脈国立公園「誕生祭」 様似でアウトドアイベント

2024-11-12 | アイヌ民族関連

加藤敦 有料記事

北海道新聞2024年11月11日 18:47(11月11日 19:30更新)

 【様似】町が日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生祭と位置づける「ヒダカ トレイルデイズ」が、アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場で開かれ、道内各地から訪れたアウトドアファン約400人でにぎわった。

 10月26、27日に開かれた。札幌の人気アウトドアショップなどが出店したほか、食や体験を前面に押し出し、様似民族文化保存会がサケのオハウ(汁物)などのアイヌ料理を提供。伝統料理を残す活動に取り組む町内の「まんまの会」が、地元の海産物を使って新たに開発した、お湯を注いで食べられる軽量の各種トレイルフードもお披露目された。

平取町の木彫工芸家、高野繁広さん(右から2人目)の指導で、登山にも持参できる折りたたみテーブルにアイヌ文様を彫る参加者

 ・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1086644/


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<私の推し 藤戸竹喜の世界展から>①アイヌ工芸家・貝沢徹さん(66)は日川善次郎像=1991年  革の質感、妥協なき写実

2024-11-12 | アイヌ民族関連

菅沢由佳子 有料記事

北海道新聞2024年11月11日 18:44(11月11日 19:49更新)

日川善次郎像=1991年(露口啓二撮影)

 道立旭川美術館で17日まで開かれている、旭川出身でアイヌ民族の木彫家、藤戸竹喜さん(1934~2018年)の展覧会「藤戸竹喜の世界展」。鑑賞したさまざまな分野の4人に、印象に残った作品を聞いた。初回は、日高管内平取町のアイヌ工芸家貝沢徹さん(66)。生前の思い出とともに振り返ってもらった。

 藤戸さんとは、私が20歳で彫刻を始めた後、平取で初めてお会いしました。親交がある私の祖母宅を訪ねてきていたのです。それがきっかけで、別の機会に手のひら程の大きさのクマの彫刻をいただきました。小さいけれど、まるで生きているかのような姿に驚きました。

 親しくなったのは藤戸さんの晩年になってからで、私が釧路市阿寒湖畔にある藤戸さんの工房を訪ねるようになりました。多くを語らない人でしたが、何度か「手抜きをしない彫り方をしろ」とつぶやくのを聞きました。一切の妥協を許さない写実的な作品や創作の姿勢につながる言葉でした。

 今回展示されている中から1点を挙げるとすれば「日川善次郎像」です。・・・・・・・

(聞き手・菅沢由佳子)

=4回連載します

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1086639/


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児童がアイヌ伝統料理作りに挑戦 足寄螺湾小

2024-11-12 | アイヌ民族関連

十勝毎日新聞2024/11/11 16:28

 【足寄】足寄螺湾小学校(竹島浩校長、児童14人)の児童らが1日、足寄町農業農村活性化施設「らわん蕗(ぶき)の里」で、豚骨を使ったアイヌ民族の汁物料理「ポネオハウ」作りに取り組んだ。...

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https://kachimai.jp/article/index.php?no=620472


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「トンコリ」の音色を体験 幕別町教委

2024-11-12 | アイヌ民族関連

十勝毎日新聞2024/11/11 16:57

 【幕別】樺太アイヌの伝統楽器「トンコリ」の演奏体験会が9日、幕別町百年記念ホールで開かれた。11人が参加し、トンコリの柔らかな音色を楽しんだ。
 町教委が主催。帯広大谷短大講師で、...

●この記事は会員限定です。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=620480


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Indigenomics NOW、世界の先住民族経済フォーラムで命を中心とした経済の構築に焦点を当てる

2024-11-12 | 先住民族関連

時事通信2024年11月11日18時02分

ブリティッシュ・コロンビア州、ビクトリア--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- 2024年11月14日、Indigenomics NOWフォーラムは、先住民族のビジネスリーダー、起業家、そして世界中の同盟者を招き、「命を中心とした経済をどのように構築できるか?」という問いを投げかけるバーチャル集会を開催します。この画期的な24時間のオンライン・グローバル・フォーラムは、Global Centre of Indigenomicsが主催し、文化的価値観と先住民族の世界観に基づいた先住民族経済の知識体系を称える変革的な対話に参加するよう呼びかけています。

世界中で人間と生態系の課題が深刻化する中、グローバルな先住民族経済リーダーシップは、レジリエンスと持続可能なデザインへの重要な道筋を提供しています。Indigenomics NOWは単なるフォーラムではなく、人々、コミュニティ、そして地球を繁栄の中心に据える経済モデルへの必要な変革です。

Indigenomics運動の創始者であるキャロル・アン・ヒルトンは、次のように述べました。「Indigenomics NOWは、経済の再構築に向けた招待です。先住民族の知識は、相互扶助、責任、持続可能性、そして相互関係に基づいて繁栄する経済への道筋を示しています。このイベントでは、グローバルな経済課題において持続可能性を推進する先住民族主導の強力なイノベーションを紹介します。」

イベントのハイライト

  • グローバルな先住民族の視点 – カナダ、アメリカ、エクアドル、カメルーン、南アフリカ、ニュージーランドの幅広い先住民族の声が、尊重、持続可能性、文化的結びつきに根ざした経済の構築に関する洞察を提供します。
  • 基調講演者 – キャロル・アン・ヒルトンとエリ・エンズ氏による先住民族の世代を超えたリーダーシップについての講演、ギャリー・オーカー氏による先住民族主導の経済デザインについての講演、アンソニー・コール博士によるデジタル変革、グリニス・バッファロー氏とヘレン・ボビワッシュ氏によるビジネスにおける伝統的価値の持続についての講演。
  • 文化的祝祭と省察 – タンザニアのパフォーマーから、アンドレア・メナード氏が主導する先住民族の月の儀式まで、経済の活力の核心要素として先住民族の世界観を称えるアクティビティが行われます。

Indigenomics NOWは、自然界との調和をテーマに13の月と4つの方向性などの自然体系にインスパイアされた13のコンテンツ・ストリームで構成され、先住民族経済の主権、持続可能なビジネスモデル、先住民族のデータ主権といった重要な視点を結びつけます。各セッションは、世代を超えた長期的な幸福、責任、環境管理を優先する先住民族の価値観に基づいた行動を呼びかけるものです。

Global Centre of Indigenomicsについて

Global Centre of Indigenomicsは、先住民族の経済的未来を推進し、持続可能な繁栄をグローバルな成功に欠かせない要素として進展させています。

2024年11月14日のIndigenomics NOWに関する詳細は、https://events.indigenomicsinstitute.com/nowをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20241111041089/ja/

https://www.jiji.com/jc/article?k=20241111041089&g=bw


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パースで WTTCグローバル・サミット 「古来の土地、新たな視点」テーマに先住民観光を議論

2024-11-12 | 先住民族関連

Atトラベルニュース 24/11/11

西オーストラリア州の州都パースで10月8-10日、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)による第24回グローバル・サミットが開催され、25カ国以上から集まった代表団やジャーナリスト、業界リーダーや政府関係者に、観光産業における持続可能な未来について考える場を提供した。

サミットのテーマは「古来の土地、新たな視点(Ancient Land; New Perspectives)」。地域管理の重要性やAIの影響、再生型観光(リジェネラティブ・ツーリズム)などが議論された。

開会式では先住民族アボリジナルによるパフォーマンスが披露された

ジュリア・シンプソンWTTC会長兼CEOは基調講演で、先住民族であるアボリジナル文化と観光イノベーションの結びつきを強調し、「西オーストラリア州が6万年の歴史を持つアボリジナル文化を通じて旅行者に豊かな体験を提供し、観光業における持続可能なモデルを示している」と述べ、旅行業が地域社会に経済的自由と機会をもたらしていると強調した。

また、西オーストラリア州のリタ・サフィオティ副首相兼観光大臣も、「観光業がすべての国にとって経済成長の要であり、西オーストラリア州が観光業の未来において重要な役割を果たす可能性を有している」と述べた。

サミットでは旅行・観光業の環境フットプリント(環境に与える負荷)削減に関する最新データが発表された。それによると2023年は、旅行・観光業の世界の温室効果ガス排出量の6・7%を占め、これはピークだった2019年の7・8%を下回ったことが紹介された。

また、ビジネス旅行がパンデミック後の反発により過去最高の1・5兆米ドルに達する見込みが公表された。

一方、先住民観光の分野では、WTTCが2034年までに670億米ドルの経済効果を予測し、この分野が地域社会に経済的価値を提供し、先住民文化や伝統の保護に寄与する重要な役割を果たすとされた。

西オーストラリア州では、アボリジナル文化を体験する観光が増加しており、訪問者の約87%が興味を示し、3分の1以上が実際に参加したというデータが示された。

アボリジナル観光の発展を支援する西オーストラリア先住民観光事業者協議会(WAITOC)のロバート・テイラーCEOは、本物のアボリジナルの文化体験の重要性を強調し、「西オーストラリア州は、アボリジナルの文化体験ができる国内随一の観光地となることを目指しています。伝統的所有者であるアボリジナルピープルの土地に宿泊施設を含むキャンプ場を開発するという、オーストラリア初のプログラムは、西オーストラリア州におけるアボリジナル・ツーリズムの継続的な成長を示す一例に過ぎません。5月には、ブルームの北に位置するダンピア半島のロンバディナに7番目のキャンプ場がオープンしました。これらのキャンプ場は、アボリジナル・コミュニティによって所有・運営されており、資金と雇用の機会をもたらしています」と紹介した。

https://www.travelnews.co.jp/news/sougou/2024111114271942661.html


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ブラジル先住民が「土地の権利」をめぐり、憲法改正案に抗議活動

2024-11-12 | 先住民族関連

ニューズウィーク11/11(月) 20:10

先住民の指導者らが、彼らの土地の権利を制限する憲法改正案へ抗議活動を行う闘いを展開している

TON MOLINAーNURPHOTOーREUTERS

10月30日、ブラジルの首都ブラジリアで先住民の指導者らが先住民の土地の権利を制限する憲法改正案(PEC48)への抗議活動を行った。PEC48では先住民の土地請求権を、1988年の新憲法公布以前に住んでいた土地に限定するとしている。

【動画】先住民の抗議活動の様子

この法案には、先住民の人権を無視し環境を破壊するものだとの批判がある。【ニューズウィーク日本版編集部】

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd9c7dad293c33acbbf3d2dd9f63cc0d7280772c


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SBS日本語放送ニュースフラッシュ 11月11日 月曜日

2024-11-12 | 先住民族関連

SBS11月11日

COP29は今日アゼルバイジャンで開幕しますが、トランプ氏が米大統領選挙で勝利したことで先行きに不透明感が出ています。ロッテネスト島で命を落とした人々を追悼する式典におよそ250人のオーストラリア先住民が参加しました。

https://www.sbs.com.au/language/japanese/ja/podcast-episode/sbs-japanese-newsflash-monday-11-november/ii0bo5ow0


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タロコ族と歌などで交流 白老町訪問団 秀林郷を視察

2024-11-12 | 先住民族関連

苫小牧民報2024/11/11配信

 白老町と白老アイヌ協会、白老観光協会の訪問団10人は10月29日から11月2日にかけて、町と友好交流推進協定を結ぶ台湾東部の花蓮県秀林郷を訪れ、原住民のタロコ族と歌や踊りで交流した。郷の役場に当たる公所では、4月の台湾東部沖地震で町と町議…

この続き:521文字

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/154454/


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工芸品工房や伝統舞踊視察 白老町長ら台湾訪問【白老】

2024-11-12 | 先住民族関連

2024.11.11室蘭民報

秀林郷を訪問し、あいさつする大塩町長(中央)ら(白老町提供)

 白老町の大塩英男町長らは5日間の日程で台湾を訪問した。友好交流推進協定を締結している花蓮県秀林郷などを訪れ、交流を深めた。一方で、台風の影響で一部日程を変更した。

 訪問したのは大塩町長をはじめ、小西秀延町議会議長、山丸和幸理事長ら白老アイヌ協会の役員や会員、白老観光協会や町の職員10人。

 2日目には秀林郷公所(役所)を訪れ、オウ・バイカイ郷長を表敬訪問。30人ほどの職員が迎え、地元新聞社の取材もあった。

 オウ郷長の案内で、現地の原住民・タロコ族の工芸品を作る工房を視察。伝統舞踊の披露などもあったという。

 当初の予定では4日目に2024台北湾国際旅行博でのPR活動を予定していたが、台風の影響で参加を取りやめ帰国した。

 町政策推進課アイヌ施策推進室は「交流は予定通りでき、親睦を深めることができた」と今後も継続していきたい考え。

https://hokkaido-nl.jp/article/36046


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山寺宏一 声優としてのキャリアを振り返り“秋葉原のアニメファン”へ熱い感謝!「第1回 秋葉原国際映画祭2024」

2024-11-12 | アイヌ民族関連

テレ東プラス11/11(月) 12:00

11月9日(土)、「第1回 秋葉原国際映画祭2024」の開幕を告げるレッドカーペットセレモニーが神田明神にて、オープニングセレモニーが併設のEDOCCO STUDIOで開催された。本映画祭は、日本屈指のポップカルチャーの発信地である秋葉原にて、アニメ映画と街の魅力を国内外に発信することを目的に、今年記念すべき第一回目が開催されるイベント。

11月9日(土)~11日(月)の3日間にわたって、秋葉原エリアで、「レッドカーペットセレモニー」「オープニングセレモニー」のほか、「プレミアム上映」「アニメコンペティション」など様々なイベントが開催される。

【動画】「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」

初日となる11月9日(土)は、アンバサダー・山寺宏一の他、小野賢章、寺島惇太、蒼井翔太、竹達彩奈ら豪華声優陣、アニメーション監督やプロデューサー、スタッフ陣が神田明神に集結。鮮やかなレッドカーペットを練り歩き、オープニングセレモニーが催された。

レジェンド声優・山寺宏一が映画祭をアピール!

快晴のこの日、華やかな映画祭仕様になった神田明神に登場したのはMCの星咲英玲奈。「秋葉原国際映画祭2024は世界のオタクカルチャーの中心地である秋葉原に誕生した、アニメ作品が集まる国際映画祭です。アニメ映画を通して、国際交流の地とて秋葉原の街にワクワクをお届けして参ります!」と高らかに宣言すると、アンバサダーを務める山寺宏一は笑顔で登場。「開催、おめでとうございます! 国内外の方もいらっしゃると思います!」と語り、ユーモラスに英語でも挨拶した。

山寺の他、作曲家・菅野祐悟ら、正式招待作品『ニンジャバットマン』のスタッフも。

続いて、『百姓貴族』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』、『五等分の花嫁*』、『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』、『青のミブロ』、台湾長編アニメーション賞受賞作である『八戒』や『新海誠監督・初長編映画 公開20周年メモリアル・スペシャル・リーディング・オーケストラ・コンサート』、と人気アニメーションなどのキャストとスタッフらが、レッドカーペットをウォーキング。エレガント&スタイリッシュな衣装のゲストの朗らかな雰囲気に、客は大いに湧き上がった。

声優たちが秋葉原の思い出を語るトークで、熱いアニメーション愛が爆発!

レッドカーペットセレモニーを終えたゲストは、神田明神に併設されたEDOCCO STUDIOへ移動。アイヌ民族の血を受け継ぐ和太鼓奏者・山下玉貴さん、世界で活躍するタップダンサーの安達雄基さん、書道家・田中象雨さんが生パフォーマンスで大迫力のセッションを披露。

次いで、「皆さん、こんにちわ! 山ちゃんです!」と元気よく登壇した山寺は、40年弱になる自身の声優としてのキャリアを振り返りながら、秋葉原のアニメファンへ熱い感謝を。「『海外で人気の声優』を調べましたが、僕は50位にも入っていませんでした。今後は海外でも人気が出るように精進したい」とエネルギッシュなマイクで会場を一つにした。

また、作品ごとの挨拶では、『アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season』に出演する関根瞳、近藤玲奈、峯田茉優らが、自身の秋葉原の思い出を語る一幕も。

「秋葉原国際映画祭」を世界に誇れる映画祭に!

「秋葉原国際映画祭ショートアニメコンペティション」では、国内外から150作品が集まり、最終作品に選ばれた8作品の上映が行なわれることも発表された。審査員の株式会社Teamきゃら代表取締役・武田冬門氏は、「かつてジャンプ編集部にいまして、『ドラゴンボール』を担当し、魔人ブウのモデルとも言われました」と自己紹介。「コンペは海外に通用する作品かどうかという視点で選びたいと思います」と話し、選出された8作品は、11月11日にアキバシアターで行われる「秋葉原国際映画祭2024」ショートアニメコンペディション最終選考会で上映されることも告知された。

最後は本映画祭の主催である、AKIBA観光協議会から加賀秀祐統括プロデューサーが登壇。「私は宮城の仙台出身で、高校時代から同郷の山寺さんのことを存じ上げ、いつか秋葉原で仕事をしたいという思いでここまで来ました。今日、みなさんの思いをじっくり聞く中で、その夢がこの映画祭を通して叶ったのだと初めて実感しました」とコメント。

プロデューサー陣が「世界に誇れる映画祭に!」と熱い気持ちをスピーチし、イベントを締めくくった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb44db84f3f11e2993ee99edc5cfa06c3f06b637?page=1


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「マキベリー」には強力な抗酸化作用があり、運動後のダメージ回復に役立つ【時間栄養学的「気になる食品」】

2024-11-12 | 先住民族関連

日刊ゲンダイ11/11(月) 9:06

【時間栄養学的「気になる食品」】

 マキベリー

  ◇  ◇  ◇

 マキベリーは、南米チリのパタゴニア地域に自生するマキ(Aristotelia chilensis)の果実。その歴史は古く、現地の先住民族であるマプチェ族が何世紀にもわたり食用や薬草として利用してきました。マプチェ族はこのベリーを摂取することで、強靭な体力と健康を保ってきたとされており、彼らの「強靭な戦士」の象徴ともなってきたそうです。

ワインには老化抑制で注目の「抗糖化作用」がある 同志社女子大薬学部教授が研究結果を発表

 現代においてもその健康効果が着目され、世界中で人気を集めています。特に抗酸化力が高い果実として広く評価されていて、アンチエイジングケアや健康維持に関心のある人々に人気を博しています。

 マキベリーにはアントシアニンという抗酸化物質が豊富に含まれており、その中でもデルフィニジンと呼ばれる成分は特に強力な抗酸化作用を持つとされています。酸化ストレスは老化やさまざまな病気の原因にもつながることがわかっていますが、実際に、マキベリー抽出物の摂取が酸化的損傷の指標を低減させることが確認されています。ルテインやゼアキサンチンといったカロテノイドが含まれていることから、視力の維持や眼病の予防に効果的といえるでしょう。

 さらに、マキベリーに含まれる抗酸化物質が体内の炎症性マーカーを減少させ、免疫システムの改善につながることが示されているなど、炎症を抑える効果があることも知られています。その他にもチリの研究者によると、マキベリーの摂取が血液中の脂質プロファイルを改善することもわかっています。また、マキベリーの抽出物を摂取した人々で、食後の血糖値が正常化することが報告されており、健康的な血糖コントロールの一環にも利用できる可能性があります。

 マキベリーの摂取タイミングに関する具体的なエビデンスは限られていますが、朝の摂取は、マキベリーに豊富に含まれるアントシアニンなどの抗酸化成分が、日中の酸化ストレスへの防御に役立つため効果的だとする研究があります。一方で、抗酸化作用の高い食品の運動後摂取が回復促進に役立つとする研究の観点から、運動後に摂ることで抗酸化物質が運動による酸化ダメージを抑え、筋肉の回復をサポートする可能性もあります。

 目的に応じて、マキベリーの健康効果をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。

古谷彰子/愛国学園短期大学准教授)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9cb603ebabc92a3c70b58264bc06793267c6e328


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