今回の旅は、「紀州・熊野路の田園・里山巡り」です。
ここは和歌山県・海南市・海老谷
です。
「海南市・海老谷の棚田」です。
山あいの傾斜地に棚田が広がります。
高い位置にある田から下へ順に水が送られる棚田の場合、
田自体が用水路の役割を担う。
しかし、途中の田の耕作が放棄されると、
雑草が生い茂り、うまく水が行き届かなくなる。
結びつき”が重要な棚田にとって、
放置田の増加は大きな問題だった。
集落の農家約20軒が和歌山県内で初めて2003年に
「棚田オーナー制度」を導入しました。
オーナーにそれぞれ約100平方メートルの田を割り当て、
田植え、かかし作り、稲刈り、脱穀までの
米作りに触れる場を提供しています。