猛暑の夏が過ぎ、秋が来た。
彼岸花を求めて九州に来た。
ここは長崎県・波佐見町・中尾郷です。
「陶郷 中尾山」です。
陶磁器の町“はさみ”の中で多くの窯元が残る中尾山
いくつもの煙突が並ぶ街並みは、どこか懐かしさを与えてくれます。
波佐見町は山に囲まれた盆地の町で、長崎県内唯一の「海無し町」です。
ゆえに「山の産物」に恵まれ、町南東部の丘陵一帯から産出していた陶石は、
江戸時代、この地に窯業を発展させるきっかけとなりました。
町の就業人口の約4割を窯業関係に従事しており
約110社程の窯元が、日々多くのやきものを生産しています。
とくに和飲食器の出荷額は長崎県下では最大、
全国でも第3位の実績を誇っています。
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