東京はコロナがまだまだ蔓延中。1年間どこへも行けなかった。
2005年の春~初夏にかけて長野県の棚田を巡った。今から16年前である。
先ずは長野県の南部をご案内します。
ここは長野県・売木村(うるぎむら)・岩倉・奥小屋です。
お年寄りのお百姓さんの畔塗りの風景です。
今ではすっかり見慣れなくなった風景です。今は畔塗機で一気に畔を塗ります。
畔塗りは、畔を田んぼの泥や土で固めて、田の水漏れを防ぎ、モグラが穴を開けるのを防ぐ作業のことです。
地道だけど水の管理と同じく重要な作業です。
山に囲まれた静かな山里に春が訪れていました。
水の張った田んぼの向こうに桜の花が満開です。
黄色い山吹も満開です。
なんとなく懐かしい ゆったりした気分になります。