恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

説明会に行ってみる

2005年06月20日 | 日記とか
教員採用試験には大きく分けて公立と私立の2種類があります。
今日は東京私立中学高等学校協会主催の説明会に行ってまいりました。
就職活動をしていない私にとって、スーツを着た学生何百人が一同に会し、
説明を受けるというのは今までに経験のないことだったので、いささか緊張。
企業の説明会ならその会社のお偉いさんが講演したりするんでしょうが、
今日は当然ながら都内の私立学校のお偉いさんがその役をになうわけです。
内容的には私立の学校というのは公立に比べて優れているか、
というようなことがメインで、高校まで公立で過ごしてきた私にとっては、
そこまで公立を貶めなくても・・・などと思うこともしばしばでした。

説明会終了後は全体で質疑応答の時間が用意されるのですが、
私はどうもこういう時に積極的に質問に立つことができないんです。
まぁぶっちゃけた話、大して聞きたいことがないというのもあるのですが、
やっぱり質問力をしっかりと養う訓練しなきゃなぁ、と思いました。
中には積極的に手を挙げて質問する学生もいるのですが、
その質問も手元の要項をちょっと見ればわかるようなことだったり、
普通に考えたらそんなわけないだろ、みたいなのばっかりでした。
「受験料納入は現金でなければダメですか?」なんて聞くのも如何なものかと。
まぁ私みたいに質問しないよりも、先方がせっかく用意してくれたこの時間を、
なんとかして有意義にしてやろうと奮戦した彼らの努力は素晴らしいですが。
やっぱりなんだかんだいって質問力は大事・DAIJI。

予想以上に早く終わったので会場の市ヶ谷から靖国通り沿いに歩き、
ともに説明会に参加したこいかほ氏、こうすけ氏を伴って靖国神社参拝。
話題になっている施設だけあって若者の姿もそこそこに見られましたが、
政治でゴタゴタ問題にされている昨今の現状、茲に眠る英霊の心境や如何。

そんな思いを馳せつつ、今度は実習先に記入を頼んでいた日誌を返してもらうため、
地元に帰ってつい先日まで通いなれた道を通って高校へ向かいます。
ちょうど下校時間に重なったために顔見知りの生徒何人かとすれ違いますが、
決まって「先生久しぶり!」なんて声をかけられるんです。
いやいや、あれからそんなに日にち経ってないだろ、って感じですが。
それでも生徒の中でしっかりと自分の顔が認知されているのは嬉しいものです。
学校の中に入ってここも見飽きた感のある職員室に赴き、日誌が返還されます。
指導教員曰く、「全部最高の評価にしといたから」だって。いいのかこんなんで。
まぁそんな感じで軽く世間話をしつつ、実習のお礼と言っちゃ何ですが、
私のバイト先のコーヒー豆を贈答品として手渡しました。
職員室は常にコーヒーの香りが漂っている環境だったので、
贈答品としては最良だと思っていたのですが、やはり的中。喜んでいただけました。
他の実習生の面々もそれぞれ煎餅やら羊羹やらを持ってきてましたけどね。
職員室の先生方がおやつの摂取しすぎで太らないことを祈ります。

今日でもうほとんど高校に行く機会はなくなってしまったな。
あとは就職が決まったら改めて挨拶に行くぐらいか。
それが何年先になるかはわからんけど。

恐懼謹言。
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困った時の千葉頼み

2005年06月19日 | 二輪/四輪車とか
昨日の夜はそこまで飲みすぎたってわけじゃなかったのですが、
やはり朝が早かった割に終電で帰宅するという生活では体力持ちません。
したがって昨日は帰ってきて早々に就寝、今日は昼まで寝てました。

で、起きて外を見ると梅雨入りしたっていうのに太陽が差し込む好天気。
こうなってくるともうお決まりですが、いざツーリングへ出発です。
ってか教員採用試験がもう目の前に控えているっていうのに、
こんな風に遊び歩いてていいのかっていう話もありますが、
そこはもう晴耕雨読だ、となんだか意味が微妙に違う気もしますが、
とにかく自分自身を下手な言い訳で納得させつつバイクに跨ります。

昼頃に起きてしまったらこれまたお決まりのパターンで行き先は千葉県。
東京東部に住む私にとって煩雑な都心を通過することなく、
ものの1時間もすれば都心にはない大自然が待ち受けているこの千葉県は、
手軽に気分をリフレッシュさせてくれる貴重なスポットなんです。
で、そんな感じでちょくちょく千葉に足を運んでいる私ですが、
当然ながら走りたいスポットというのも尽きてきてしまうわけで、
私の中ではもう真新しさを感じなくなってきてる感もあります。
そういうこともあって、今日は特に新たな道を新規開拓するでもなく、
今までいったことのあるルートをうまい具合に繋ぎ合わせてみよう、
というように考え至った次第でございます。

そんな経緯もあって今日は今年のはじめにも訪れた房総スカイラインを目指します。
房総半島方面へ向かう際は高速を使わずに国道357号をただひたすら進むわけで、
今日もこの例に漏れず湾岸道路を東京湾に沿って東へ東へ。
1時間ぐらい走行し、途中の脇道からスカイラインに入っていくわけですが、
前に訪れた冬と初夏の今では当然ながらその趣も違ってくるわけです。
なんというか新緑というには遅いですが、沿道の木々が鬱蒼と茂っており、
季節によって道路の雰囲気も様々に変化するのだということを知りました。
こういう楽しみ方があれば別に新たな道を新規開拓する必要もないのかも。

スカイラインを抜けた後は国道465号に入り、亀山湖に立ち寄り、
上総中野、大多喜などの町を経由し、東京湾側から太平洋側に抜けた形になりました。
後はこの海岸線に沿った国道126号をひたすら北上していきます。
この時期から早くもサーファーのような格好をした人を多く見かけたのが印象的。
夏になると海水浴客でさらに人が多くなるのかと考えただけで辟易します。
海岸線から望む太平洋はいつもならかなり遠くまで見渡せるのですが、
今日私が訪れた時間帯は霞がかっていたために景色は満喫できず。
代わりに風がやや強いために飛び砂が舞っていたのがちょいと辛かったですが。
ま、そんな感じで海岸線から再び内陸部に向けてバイクを走らせ、
高速道路は使わずに自宅まで帰ってきたのがだいたい7時過ぎ。
約6時間のツーリングで総走行距離は200キロちょい。距離も時間も満足満足。
ちなみに今日回ったコースの見取り図はこんな感じ

さ、明日は気持ちを切り替えて説明会へいかねば。
恐懼謹言。
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駆け込む人々

2005年06月18日 | 所感とか
暇をもてあましてはじめて自宅以外のPCから更新いたします。
まぁなんだ、早朝からバイトだったっていうのは別にいいわけです。
しかしながら今日は夜の9時からバイト先でお世話になった方の送別会があり、
2時で勤務が終わってそれまでの時間をどう過ごすかっていうのが問題なわけです。
希望をいうのであれば同じ時間に勤務を終えた方々2名を誘って、
送別会までの時間をどこかで遊ぶなりして過ごしたいわけなのですが、
その両名ともやたら睡眠不足らしく「時間があるから一旦家に帰って寝る」ときた。
私とて一度家に帰ってもいいのですが、やはりもう一度新宿まで来る手間を考えると、
どうしても気が進まないわけです。家に帰ってもすることあるわけじゃないし。
そんなわけでこの中途半端にできてしまった時間をどう過ごすかを思案した結果、
久々に電車でどこかいってやろうと思い立ち、都営線・京急線経由で神奈川の生麦へ。
別に生麦に何をするってわけでもないのですが、駅に降り立って辺りをブラブラし、
駅周辺で適当に見つけたラーメン屋で食事をしたりして時間を浪費。
まぁそれぐらいじゃこの途方もない時間を消費することもできず、
今こうして漫画喫茶のパソコンからこの記事を更新しているという次第でございます。

まぁそんな感じで電車に乗っていた時なのですが、思うことがあったので少々。
皆さんもよく目にする光景だとは思いますが、電車が発車する直前、
猛然と電車のドアを目掛けて走りこんでくる、いわゆる駆け込み乗車。
ついさっきもドアが閉まりかけてから無理矢理に身を押し込んでドアに挟まれる、
という挟まれた当人にとってはなんとも恐懼に堪えない光景を目にしてしまいました。
その直後に半ギレの車掌が車内アナウンスでおそらくその客一人に向かって、
「駆け込み乗車は危ないので云々」ということを注意しておられました。
そんな話題とタイムリーに今日のニュースにこんな記事がありましたよ。以下引用。

駆け込み乗車「ケガしても自己責任」
JR中央線、車掌が車内放送JR中央線の快速電車の、閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に、車掌(48)が「けがをした時はお客さまの責任」と車内放送していたことが、十八日までに分かった。JR東日本は、駆け込み乗車があった直後には車内放送せず、普段の運行時に注意喚起のアナウンスをするよう指導している。車掌歴二十九年というこのベテラン車掌は「強引な駆け込み乗車に感情的になったわけではないが、この言い方はまずかった」と反省しているという。JR東日本によると、四日午後三時すぎ、国分寺駅(東京都国分寺市)を発車する高尾発東京行き快速電車で、強引な駆け込み乗車があり、発車直後に車掌が「駆け込み乗車はおやめください。そのような乗り方でけがをした時は、お客さまの責任になります」と放送した。同社は「駆け込み乗車は危険で、ダイヤも乱れるのでやめてほしい」と呼び掛けている。(産経新聞) - 6月18日15時13分更新

以上引用
まぁこういう風に言いたくなる車掌の気持ちもわからんでもないです。
ってかこの記事を読んで、「駆け込み乗車があった直後には車内放送せず、
普段の運行時に注意喚起のアナウンスをするよう指導している」のは知りませんでした。
ってことは今までの駆け込み直後のアナウンスは内規違反だったのか。

まぁ確かに乗客としてみれば早く目的地に辿り着きたいわけで、
ギリギリで乗れそうならついつい駆け込み乗車してしまうものだと思います。
私も今まで何度もそういう経験がありますから。
冷静に考えてもみれば東京の電車なんていうのは次を待っても長くて10分ぐらいだし、
そこまでリスクを冒して血眼になって駆け込むのもどうかなって感じですがね。
まぁそれが終電だったりしたらその必死具合はぜんぜん違いますけど。
にしても、やっぱり駆け込み乗車っていうのは電車を運行してる人だけでなく、
その乗客全員に迷惑をかける行為、っていうのが一般論ですね。
一人が駆け込んで怪我をして電車が遅れたりすることもないわけじゃないし。

電車が遅れるとブーブー言う割に、反面で自分が遅れの原因になる、
ということを一度は考えてみる必要があるなぁ、と思いましたよ。
車掌だって人間だもの。そりゃついつい感情的にもなります。
それに例の脱線事故以来、時間絡みのことには神経質になってるだろうし。
やっぱり公の場にあってはそうしたことも考慮していかないといけませんな。

これだけダラダラと長文を綴ったらいい時間潰しになりました。
それでは、送別会へいって参ります。

恐懼謹言。
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悲鳴は左手首から

2005年06月17日 | 日記とか
バイト復帰二日目でございます。
考えてもみれば今まで数年間積んできた経験というのは、
たった三週間ぐらいじゃ廃れたりするもんじゃないですね。意外に動けます。
ところが頭は平気であっても体がついていかないっていうことは何事にもあること。
つまり、なぜかわかりませんが私の左手首がやたらと痛いんです。
診断を受けてないのにこういうのもなんですが、こりゃ腱鞘炎のおそれあり。
もともと筋力にはそれなりに自信があった私ではありますが、
なにしろこの三週間実習先でデスクワークに徹していた私にとっては、
バイト先でトレイを持ったりなんなりしているだけでも体は正直に悲鳴をあげます。
今までは継続的にこういったことをしてきたのでなんてことはなかったのですが、
ずーっと運動していなくていきなり筋トレしたら筋肉痛になった、
っていうのと同じ状況なんだと思います。嗚呼情けない。
大して激務でもないと思っていたあの仕事も実は体に負担を与えていたんですね。

女性のスタッフなんかはやはりトレイを何枚も重ねて持つというのはつらいようで、
しばしば腱鞘炎を患い、手首にテーピングをしている姿を目にしていましたが、
3週間のブランクは私を肉体的にも衰えさせてしまったようです。
毎日板書していたぐらいのことじゃそりゃ筋肉も弱るっての。
まぁそんなおかげで今はやたらと左手首が痛くて仕方ないです。
この記事を書くためにキーボード打つのにも何となく支障をきたしている感じだし。
まぁこれが利き手の右じゃなかったってのは不幸中の幸いですかね。
これが災いして明日の勤務で客にコーヒーぶっかけなきゃいいんですが。

さ、明日はバイトの都合で早朝5時半に起床せねばなりません。
一応は実習中に培った早寝早起き生活の流れは続いていますが、
何を血迷ったか、昨日は正午まで寝ていたので朝起きはかなりきつい予感。
長いこと続けてきた生活習慣は一朝一夕じゃ治りませんな。
それに実習中に寝坊した前科があるので起きられるかかなり微妙。
といいつつ今こうして「その他の雑酒②」にうつつを抜かしているわけですが、
これで朝起きられなかったら洒落にならんな。
まぁ酒は百薬の長と申します。この飲酒で腱鞘炎も良くなるかもしれんと思いつつ、
とっとと寝かせていただきます。
遅刻したらすいません。

恐懼謹言。
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必要とされている

2005年06月16日 | 日記とか
教育実習でかれこれ三週間ほど御無沙汰していたバイト先に復帰。
かつてこれほどのブランクを経験したことがないので、
気分としては数年前のあの新人だった頃のような気分でございます。
カウンターの中に入ると散々見慣れたはずの光景であるはずなのに、
なぜか違和感を覚えてしまったのはやはり三週間という時の流れでしょうか。
とはいうものの、いざ勤務についてしまえば客は待ってくれません。
何となく鈍った感覚を徐々に慣らしつつ、次々に来る客を捌いていきます。
しかしまぁ誰かも言っていたらしいのですが、客に「いらっしゃいませ」
っていうのが何となく恥ずかしいような気分になってしまうんです。
これも一番最初に仕事をした時も似たような感覚がありましたが、
どうもこればっかりは抵抗があるというかなんというか。
まぁそんなこと言ってても30分もすれば元に戻ってしまいましたけどね。

それにしてもこの三週間、私が勤務に就けなかったことで店には迷惑かけました。
店の特質上、少人数で店を回すということもあって人手不足になるというのもありますが、
私のようにかれこれ数年も勤めていると否が応でもベテラン的な扱いになるわけで、
それなりに信頼を得ている立場であるという自負がないでもないのですが、
果たして自分は本当にここに必要な人間なのかとふと考える時があります。
別に自分がいなくても代わりの人なんていくらでもいる、って感じで。
それでも戻ってきた時に「待ってたよ」という声を聞くとお世辞でも嬉しいものです。
三週間も間を空けていたのに何の嫌味もなく迎えていただいたスタッフの皆様には、
なんとも恐懼に堪えざる思いでいっぱいでございます。
なんというか、たとえそれがどれだけ小さなコミュニティの中であっても、
自分が必要とされているという実感を得ることは本当に大事なんだと思いました。
まぁそれがお世辞であっても厄介払いされてないだけマシですな。

恐懼謹言。
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まだ終わらない

2005年06月15日 | 日記とか
実習の後に残ったものはいつもと変わらぬ日常。
久々に10時半ごろまで布団の中でゴロゴロとして過ごし、
三週間ほったらかしになっていた部屋の片付けを行ないます。
思えば家に帰ってきたらただひたすら翌日の準備をして寝る、
っていうような生活だったので部屋がおぞましいことになっていました。
特に指導案を作る時に出たミスプリントの書類がとんでもないことに。
まぁもっとも片付けといっても簡単にゴミ出ししたりぐらいですがね。
ある程度汚いほうが落ち着くって言ってる時点でダメなやつかも。

昼を過ぎていつまでも家の中にいるっていうのは堪えられないので、
外へ繰り出してみようにもあいにくの雨空だったのでバイクにも乗れず、
定期券を買いに行くついでに久々に大学へ足を運びます。
いきなり大学に行ったところで誰に会うわけでもなかったので、
図書館でいろいろと卒論のための参考文献を漁ったりして暇つぶし。
んー、こうしてると完全に教育実習から日常に戻ったなぁって感じです。
まだそこまで実感は沸かないけど日がたつに連れて寂しくなるかも。

夕方ぐらいまで図書館で過ごして夜は実習先の生徒による送別会に参加。
私の時は実習生に対してここまでするっていうことは考えられなかったので、
私ごときにここまでしてくれる生徒には本当に頭が下がる思いです。
地元民しか知らないような小汚いもんじゃ焼きの店に集合し、
高校生の分相応にノンアルコールで三週間を振り返りつつ大いに盛り上がりました。
酒が入らなくてもこれぐらい盛り上がれるっていうのはやっぱりいいもんですね。
もっともここで高校生に飲酒させてしまったら大問題なので、
一応は責任者たる私はそこに関してはしっかりと厳命しておきましたが、
最初から酒なんかなくても大丈夫っていう空気だったので一安心でした。
ここで盛り上がるために酒に頼る大学生についてちょっと考えてみたり。
ま、相手も高校生なんで8時ごろには解散し、今度こそお別れ。
解散際に記念の色紙なんかも頂いたりしてますます感動。あわや感涙という感じ。
私の中では、いわば今日までが教育実習だったという感じでもありました。

現在抱えている懸案事項もとりあえずはうまく収束する見込みです。
まぁ、この後どのように推移するかは時間を置かないとわかりませんが。

恐懼謹言。
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立つ鳥跡を濁す

2005年06月14日 | 恐懼とか
そんなわけで教育実習最終日となってしまいました。
今までの三週間、本当にいろいろなことがありましたが、
どれもこれもひっくるめていい思い出であったと思ってます。
今日は授業もないので今までの授業に関する反省を日誌に綴り、
休み時間などは教室に赴いて生徒と最後の思い出作りでございます。
ホームルームでは一応今までのお礼を生徒全員に述べ、
立つ鳥跡を濁さず、とばかりに羽ばたいて参りました。
三週間も終わってみればあっという間だなぁなんて今さらになって実感します。
学校の生徒と満遍なくコミュニケーションできたかといえば当然そんなことなく、
中にはほとんど会話を交わさないままだった生徒もいたわけで、
そういうことを考えると時間が足りないなぁっていうのは痛感しました。
教育実習生という立場でこういう経験ができたのはおそらく一生忘れないと思います。

それ以外には今日をもって授業を終える人たちの研究授業を見学したり、
放課後には校長も交えて反省会に出席したりと最後まで忙しい一日。
反省会では校内の掃除についていろいろと熱い議論も交わされましたが、
みんなそれぞれに得るものがあった三週間だったんだろうなぁと思いを馳せていました。
学校には午後六時ごろまでいて名残を惜しみつつ下校。
その後には教育実習生同士の慰労会が催され、それぞれ労をねぎらいます。
やはり教科によっていろいろと苦労する面も違ってくるので、
こうして酒を酌み交わしながらも反省会を行なってさらに得るものもありました。
本当に奥の深い、そして実りのある三週間でありました。

スキャンダル的な出来事を期待していた皆様残念でした。
まぁ何ごともなくってわけじゃなかったわけですが。
これは後日報告します。
恐懼謹言。
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教育実習の集大成

2005年06月13日 | 日記とか
ついにやって来ました、教育実習の集大成である研究授業。
さすがに昨日は夜遅くまでこれに向けて遅くまで準備をしていたわけなのですが、
これがなんと裏目に出てしまい、朝起きたら8時過ぎというとんでもない時間。
とりあえず8時半までに学校に行けばいいので、ダッシュで行けばなんと間に合う。
取るものもとりあえず、慌しく家を出て学校に向けてひたすらダッシュ。
これならギリギリ間に合うなぁと思いつつ、学校の手前まできた瞬間、
ふと何か忘れ物をしているような気がしてバッグの中を見ると、
今日のために用意した資料を入れたファイルがないことに気がつきます。
さすがに時間の制約はあろうと研究授業のことを考えると背に腹は代えられません。
したがって、ここは断腸の思いで再び自宅へ向けて猛ダッシュ。
汗だくになって家についたら時間はもう始業時間の8時30分。
1時間目から授業がなかったからいいもの、自らの不甲斐なさに意気消沈。
学校には約15分遅れで到着し、指導教員に平身低頭ひたすら謝ります。
軽く「タイムカードじゃなくてよかったね」と言われただけだったのでよかったですが、
ここはただとにかく恐懼に堪えざる思いでありました。

朝からボロボロになりつつも2時間目は研究授業前唯一の授業。
内容も研究授業と一緒なので、ここはある意味でリハーサルのような感じです。
この授業は多少の問題はあったものの、なんとか無事に終了させ、
次の時間は研究授業に向けてただひたすら準備する1時間。
4時間目の開始30分ほど前に大学から指導の教授も到着して、顔合わせをします。
普段大学で見る人間の顔を高校という異世界で見ると変な感じもしますが、
これもまた緊張させられる原因でもあります。
そしていよいよ運命の研究授業の時間となり、教室へ向かうと、
教室後方には約10個のパイプイスが並べられており、
ここにいろんな人が授業を見にくるのかと思うと、やっぱり緊張しますね。
んで、始業のチャイムが鳴ると同時に教室後方には大学の教授をはじめ、
高校の教員、実習生仲間が続々と着席し、普段よりも10人近く多い授業を開始。

授業の開始後しばらくは緊張が続きますが、いざ始めてしまえばこっちのもの。
それなりに用意した授業なだけに時間、内容ともほぼ予定通りに進行し、
解答を求めて指名した生徒が寝ていて起きなかったというアクシデントを除けば、
ほぼ順調に授業を展開していくことができました。
自分でいうのもなんですが、たぶん今までで一番満足の行く授業だったと思います。
生徒以外に多くの人が見守る中で大失敗しなくてよかったですよ。
授業後に教授や授業を見ていた教員の方から頂く講評も、概ね良好で一安心。
「それだけできるならぜひとも頑張って教師の道を目指してください」
なんて言われるとお世辞とわかっていてもうれしいものです。
朝の遅刻は今まで三週間の最大の汚点ではありますが、
研究授業に関して言えばそれなりに満足の行くものだったので、めでたしめでたし。

こうして私の授業は終わってしまったわけですが、実習は明日まで。
明日はもう生徒との思い出作りの一日にさせていただきますかね。
最初の一週間は過ぎ行くのが遅かったけど、最後の一週間はあっという間でした。
実習最後の一日を有終の美で飾ることができるのか。
授業は終わっても私に課された課題はいまだ終わらず、なのでした。

恐懼謹言。
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決戦を前に

2005年06月12日 | 日記とか
教育実習も残すところあと2日となりましたが、今日は休日でございます。
先週の疲れを癒すとともに、明日の研究授業に向けて英気を養う意味で、
今日は友人とカラオケに行ってまいりました。
まぁ私は歌が大してうまいってわけじゃないんですが、
それでも歌うことで気分転換にもなるし、ストレスの発散にもなるんで、
なかなか有意義な時間の過ごし方となるわけでありました。
本来なら明日に向けて参考文献を読み漁ったり、
万全の授業を行うために準備をしておくべきなのかもしれませんが、
予備知識をつけるのは夜にウィキペディアでも見て済ませることにします。
こんなんで明日大失敗してしまったら洒落になりませんがね。

1時から5時過ぎまでカラオケにいた後は友人と別れて、バイト先へ。
私の勤務先は今の世には珍しく、給料は振込みじゃなくて手渡しなもんで、
給料日に勤務についていればいいのですが、そうでない時はわざわざ取りに行くんです。
給料日が毎月10日なわけなんですが、今回はものの見事に実習期間で、
とてもじゃないですが新宿まで金を取りに行く暇はなかったんです。
まぁ今日はせっかくの休日なんで、金に困っているわけじゃありませんが、
来週のシフトの確認も兼ねてバイクで新宿まで向かいます。
最近は学校と家との往復ばかりで新宿なんて所まで行く機会もなかったので、
これもある意味で気分転換、とバイクを走らせてきましたよ。
まぁここで事故ったりしたら洒落にならんので、安全運転ですけどね。

バイト先を訪れるのは教育実習前に勤務して以来、三週間ぶり。
今まで一週間ぐらいのお休みをいただいたことはありましたが、
さすがに三週間も店に行かないと店内の細部が色々と変化していたりするわけです。
たかが三週間とはいえ、これだけブランクおいてしっかり働けるんだかも心配です。
忍び難きを忍んで新人に頭を下げて教えを乞うのはイヤだなぁ。
ま、そんなことを思いつつ無事に給金を頂き、店内でしばし懇談しつつ、
実習先へのお礼としてバイト先で販売されているコーヒー豆を購入して帰路へ。
帰りはなんだか疲れていたっていうのもあるし、きた道をまんま帰るものイヤなので、
豪勢に首都高を使ってスピード帰宅いたしました。
休日の首都高は比較的空いており、順調に飛ばすことができたので満足満足。
でも700円はちょっと高いと思ってしまうのは給料もらった直後かわらず、です。

さ、明日の勝負に向かって準備だ準備だ。
恐懼謹言。
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行ったり来たり

2005年06月11日 | 日記とか
昨日までの暇とはうってかわって全4時間中3時間の授業。
やっぱりこれだけキッチリと授業をすると至らない点は多々あっても、
それなりに充実したなぁっていう感じになります。
今日を終えて教育実習の授業時間も残すところあと2時間となりました。
月曜日には大学から教授を招き、さらには高校の教員の方々も多々見にくる、
研究授業が控えておりますが、今日の午後はその準備に忙殺されます。
授業内容の予定表たる学習指導案は研究授業に限らず、
これまでの授業全てで用意してきていましたが、
私の指導教員の方はどちらかといえば放任主義的な方でありまして、
毎回の授業前に指導案を見せて裁可を得なければいけないことになっているのですが、
私の指導教員の場合は毎回1分程度目を通しただけで「OK」という、
良い意味で(?)いい加減な先生でありました。

そんな流れでここまで来ていたので、研究授業用の指導案も特に引っかかることなく、
あっさり裁可されるものだとばっかり思っていたので、
指導案を基に作った教材プリントを事前に100部以上刷っていたのですが、
いざ実際に授業プリントを見せると予想に反してツッコミどころがボロボロと。
ここはこうしたほうがいいんじゃない?とかそんなのばっかりで、
今まで全く問題にされずにスルーされてきたのはなんだったんだ、
と首を傾げたくなる思いですが、確かにそのツッコミもごもっともだったので、
結局、根本的にプリントの作り直しをすることになってしまいました。
目の前に虚しく積まれた100部近い教材プリントを複雑な思いで見つめつつ、
1から出直しとなります。

しかしここで、ふと思うのは今日中にこの資料を用意しなければならないのに、
私はプリントのデータが入っているディスクを持ち合わせていないということです。
つまり、家に帰ってもう一度印刷し直してこなければならなくなったわけです。
高校から家まで10分程度の距離なので苦ではありませんが、
それでも何となく一度自宅に帰って再登校というのは気が重いものです。
しかしここはやらねばならぬ、ということで必死で家に帰ってデータ打ちなおし。
約1時間ちょっとで完成させ、今度はなにかミスがあってもいいように、
しっかりとメモリスティックに保存し、プリントアウトして再び登校。
万全の体制で指導教員に修正版のプリントを見せると、まだいくつか修正要求。
こんな時のためにメモリスティックにデータを入れてきたわけだし、
学校に備え付けのパソコンをお借りしてデータの修正を試みようとしたわけですが、
不思議なことにメモリスティックの中にさっき入れたはずの文書がないんです。
ふと原因を考えてみると、正式な手段を踏まずにメモリを取り外していたんです。
なるほど、データが失われる可能性があります、なんて警告だけかと思ったら、
そんな考えをものの見事に否定されてしまったわけですよ。
今日中に修正しなきゃいけないのに、何でまたこんな時に限ってこんなミスを…。

仕方がないので、ここはまた自宅まで帰ってプリントアウトしにいく、という
ついさっきと同じようなことを余儀なくされてしまいました。
一日に高校と自宅の間を3往復。近いとはいっても気が滅入りますよ。
もっともこういうことは事前から用意しておけっていう話もあるんですがね。
何ごとも切羽詰らなきゃ始動しない自分の性格を恨めしく思います。
学校に帰って教員配布分のプリント類をまとめていたりすると、
結局土曜日にもかかわらず7時過ぎまで学校にいることになってしまいました。
なんかもう、無駄に疲れてしまいました。

明日はゆっくりと休ませていただきます。
恐懼謹言。
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