今朝は早朝から久振りに青空が開けた。今年の6月早々の入梅から漸く四国は梅雨明けした様子、早朝から南の窓から心地良い風が吹き込んで来た。片田舎なので夏の暑い日は南側と西側の蹴上がりの窓は全開放状態で寝ている。部屋の北側の障子を開放すると風は南から入り台所の北の窓を通じて吹き抜けて行く。其れと南側の庭先の前は川幅が3m位の農業用水が物凄い流速で流れて居る為に風が川面で冷やされて天然のクーラーと成る為に夜間は全く寝室のクーラーを入れる事は無い。私の無線をする部屋の無線卓も西向きのセッティングなので南の窓を開けると調度私の体の左側から風が吹き抜ける為に最近の2~3時起きだと日に寄っては涼し過ぎる日も有って窓を閉ざして運用する日も有るくらい 然し今日の様な好天には窓を全開放して気持ち良く受信体制に入った。
今日は起床が何時もより少し遅く6時頃だったので7MHz帯から受信に入った。CWの周波数をサーチしていると突如と強力な高速キーイングのパイルが有ったので暫く聞いて居るとスプリット運用の様子、ユックリと下がりながら注意深く聞いてみるとV5/DK9IP(Namibia)と打っている。直ぐに襷掛けのスイッチを押し込み相手の受信周波数を探ると1~2,5Khz-UPの信号をピック・アップしていたが此の局は1局交信後に直ぐに聞く周波数をシフトするタイプの局では無く同じ周波数に留まって数局と交信するタイプのオペレート、此の場合は如何しても弱肉強食のパターンに成り設備の良い局には叶わないので「此れでは交信は無理かな?」とは思ったが駄目もとで呼んで見る事にした。同じ駄目なら間隙を抜くしか無いと思ったのでキーイングのスピードを可也高速に上げて相手の受信周波数を探りながら此処という所で呼掛けたら「JH5?」と返って来たので「本間かいな?」と思ってコール・サインを打つと間髪を入れず完全に「Jh5AVM 599 BK」と返って来て交信する事が出来た。
CWモードでの交信時のキーイング・スピードは応答率に可也影響する。国内の場合はどちらかと言えば遅い方が応答率は良いと思うが少なくてもドイツ人が?アフリカまで行って運用するのだから其れ成りのキャリアを持ったオペレータと判断した。先ずは高速で呼掛けて駄目な場合は徐々に落として行く方法を取るが今までの経験からアフリカに行く様なオペレーターで受信能力が追い付かない様なオペレーターには余りお目に掛かった事は無いし、相手の対応能力は数分間の受信で解る筈、今回は思い切りキーイング・スピードを上げた事が功を奏した様に思えた。
今朝の交信実績は1局に終わったがDXingに於いてカリブ海方面やアフリカ方面は矢張り特別な地域、今朝は其れ以上を望む事無く早々とQRTしてTea timeに入った。
V5/DK9IP 06:22JST 7Mhz CW 754A