黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 久振りの50MHzの凄いコンディション!

2015年07月18日 | アマチュア無線


 今朝起きると台風は遥か彼方へと行ったのに空は厚い雲に覆われて曇天の状態、ただ風は全く無いのでアンテナの方位ズレを直すには暑く無いのでグットタイミングなのだが何故かタワーに上がる気持ちに成らなくて7MHz帯で国内QSOを楽しんでいた。其の会話の中で「今日はオールJA5コンテストの日ですね?」と相手局から尋ねられて そう言えば今頃だったな?とインターネットで調べたら今晩の21時~明日の21時まで開催と成っていた。


 此のコンテストに本格的に取組むのなら7MHz帯だが7MHz帯に出ても1st局と交信出来るチャンスは精々1~2%程度、24MHz帯なら面白いが残念ながら10,18,24MHz帯の使用は不可、次に1st率が高そうなのは50MHz帯だが今回の台風で一番方位がズレたのは此のバンドの7エレの八木・・・・ビーム特性も鋭いので此れは如何してもアンテナの方位のズレ(コントローラーの指示と実際のアンテナの方向とのズレ)は直すしか無いなと08:30分頃から作業を開始、タワーに上がって確認すると最初予想した状況と違いアンテナ自体のマストポールに固定するマスト・クランプの部分が強風でずれた様子、本来は八木のマストクランプ側で対応すべきだが此のアンテナはタワーの最上部から4mHくらい上に有るので一寸上がるのは大変、余り気が進まないのでローテーター側のマスト・ポールを固定してる部分を緩めアンテナ方向を修正して先程のボルトナットを締めて作業は完了した。この状態では大風が吹けば又方位がずれる事に成るが私の悪い性格「其の時は其の時の事」と一時凌ぎの対応に終わった。


 此のコンテストに挑戦しても数多くの局と交信出来る可能性は低いが先日の「6m ダウン・コンテスト」時のコンディションが良くなかった事で数局で途中リタイアしてしまったので今回は50MHz帯で挑戦しようと思ったので此れで良しとタワーを降りてアンテナの回転状況を確認の為にバンドスイッチを50MHzに切替えダイヤルを回すと50.210MHzから上は3~4KHz毎に各局の信号が聞こえ日頃使う様な周波数は満杯状態で隙間が無い。仕方が無いので周波数は忘れたが日頃は余り使わない様な高めの周波数でCQを出すと直ぐに中島さん(JM1FBF)から応答が有り彼の信号は59プラス20dbも振れている。彼からも59プラスのレポート、久振りに1エリアの強い信号を聞いて少し興奮した。


 関東方面の信号は私が運用を開始した10:03JST~11:03JSTまで聞こえ交信数は16局、0エリアは5局、9エリアは1局、7エリアは4局、8エリアは5局と合計31局と安定した交信を楽しむ事が出来た。勿論この様なコンディションとの遭遇は今年に入って初めての事で驚いてしまった。最初の30分間は隣接のバリバリ言う抑圧やオンフレでの突然のCQが出たり大変な状態に成ったが交信相手の信号も強力に聞えたので問題なく交信する事が出来たがもう少し早くコンディションを把握出来ていれば更に交信数が伸びて居た事を思うと残念で成らない。最初は今晩の21時からのコンテストによる50MHzの交信を楽しみにしての事前チェックで有ったが思わぬ形でよいコンディションに恵まれ最高な気分に成った。


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