最近は毎日朝起きしてもコンディションは極めて悪い状態が続いて時々2~3時頃に目覚めた時等は夜が明けるまでの時間を持余す。早朝でも外の温度は適温状態なので時間を持余す時は星を覗いて遣ろうと久振りに無線機卓の後ろに三脚にセットしてある反射望遠鏡の鏡筒の前蓋を外し主鏡を上から覗くと主鏡の一部に細かい点状の曇りがある「ありゃりゃ?此れは主鏡にカビが来ている。えらいこっちゃ」このまま放置すると主鏡が駄目に成るので主筒の底のネジを外し主鏡部分を取出して詳しく確認してみると細かい点だが3箇所ほど曇りが出来ていた。此れは気付くのが少し遅かったかな?と思ったが試しに「眼鏡クリーナーふきふき」で其の部分を丁寧に拭き取ると細かい曇りは無くなりホットした。不注意にも主鏡取付け台を外す時に鏡筒との位置関係をマークして居なかったので光軸の調整が必要に成り調整用の器具で再調整したが殆ど其の侭の状態で問題は無かったが念入りに追い詰めて調整した。
此の反射望遠鏡は使用後は必ず乾燥剤を鏡筒内に吊り下げて湿気を取る様にして保管しているのだが考えてみると最後に使用したのは家内のリクエストで去年の秋の中秋の名月に外に持ち出し月を見てから使用して居なかった。今年は5月の長雨と例年と比べると入梅が早く梅雨明けも遅かったので其れ等の影響が有ったのかも知れない?此の反射式望遠鏡を購入して10年以上に成り最初の2~3年は熱心に覗いていたのだが最近は誰かの川柳に有る様に「月を見て、土星を見たら、飾り物」状態に成って居た。夏の夜間は星を見るには条件的には最高では無いが見る人間側にとっては外が寒くないので俄仕立てのアマチュア天文家には持ってこいの季節、今年は精々覗いて見ようと思って居る。