黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 若鮎頑張る

2015年07月29日 | その他


     


 此処数日は本格的な猛暑と成って来たので日中の散歩は無理な状態、昨日は日が落ちた19時頃から歩いたが最後の方は真っ暗に成って足元が良く見えなかった。先日の台風による増水で河川敷は洗われ道は凹凸でガタガタ道の状態、真っ暗な状態だと蹴詰づいて危ないので今日から散歩は早朝にする事にした。出発は07時に家を出たが既に太陽は可也高く成って居て10分ほど歩くと上半身は汗が出始めた。堤防の上を歩くと少し涼しいのだが堤防は地元の発光ダィオードの会社への通勤自動車が次から次へと来るので危険な為に河川側の中段にある何時ものコースだが明るい中でも矢張り歩き難い。何時もだと1時間程度で帰って来るのだが矢張り15分程度の余分な時間が掛かった。


 先日まで河川は水位が下がらずに川幅全体に水が流れていたが今朝は中州が顔を見せて居たので可也水位が下がった様子、久振りに堰堤付近の状態を見る為に其の場所に足を進めた。堤の30m程手前まで忍び足で近付いたが白鷺に気付かれバタバタと30羽位が飛び立って行った。白鷺にとっては再び邪魔なオッサンの登場に100mほど離れた所で様子見をしている。鮎が遡上する水路を覗いて見ると写真の1番目と3番目の様に上に向かう為に待機している鮎が写真1では50~100匹程度うごめいて居る。写真1の深さは精々25cm程度、此方は高低差が少ないので最上段の上流に繋がる水路は切れ目無く若鮎が遡上して行く。写真3の方は流れが強いし待機場所の深さは70~80cm程あり写真では解りにくいが中央部が黒く成って居る場所には数百匹は居る感じ、此処に目の細かい丸網を入れたら1回で多分食べ切れない鮎の天麩羅料理が出来る事は間違い無し、但し見付かると捕まるので誰も遣らない。早い時期にはプレハブの監視小屋が建って人が常駐しているが現在は其の小屋も撤去されているが私が今朝行きしなには此処から車が出来る車と出くわした。矢張り定期的に巡回し見て回って居る様だ。


 白鷺が飛び去って5分くらいは鮎が飛んでいなかったが白鷺の存在が水面に映る影で解るのか?其れ以後は可也の数の鮎が上流を目指し始めた。多い時は同時に10~15匹程が泳いで上がるもの、空中をダイブして一気に一段上に飛び込むもの様々だがドンドンと昇って行く。残念ながら今朝は出発時にカメラを持って出なかったので撮る事が出来ずカメラを取りに帰る事にした。此の場所から自宅までは2Kmは有るので早足で歩いて家に辿り着く時には鼻の頭から汗が落ちる状態に堪らずに先ず朝風呂に飛び込んだ。

 

 一心地してから自動車で其の場所に向かうと又白鷺が可也の数、屯している。先程と同じ展開で飛び立つと白鷺は少し離れた所で様子見をしている。早速写真を撮ろうとタイミングを計るのだが今日は太陽光線が強くモニター画面が見辛く思う様に写真を撮る事が出来なかったので今度は白鷺を撮ろうと思って自動車を少し下げて様子見をする事に、自動車に乗り込んで5分間は全く行動は無かったが少しすると1羽の白鷺が50mくらいの距離で様子見をして居たが2分位経つと飛び立つ毎に10m程の間合いを詰めながら段々と例の場所に近付いて10分後位に漸く目的の場所に舞い降りた。すると其れを見た付近の白鷺は次々と集結し始めて20羽位の数に成ったが私が思った程には楽に食事に有り付けない感じで10分ぐらいの観察時間中に鮎に有り付けた白鷺は見付からなかった。中々生存競争も熾烈な様で此の場所では鮎の方が明らかに弱者の様に思って居たが鮎は鮎で命が懸かっているので白鷺が近付くと上がら無くなり川底の方に潜んで居る様だ。


 鮎は朝の早い時間帯の方が多く移動して居るので次の機会には三脚を持ち込み写真を撮ってみようと思って居る。

コメント
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