Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

アイフェル地方(ドイツ)旅行④:Prum

2013-05-14 10:33:07 | 旅行(ドイツ)
なかなか体調がよくならず、半日くらいはコテージでぐずぐずしていたりしました。どこにも行かないのもなんなので、午後に車で30分ほどの町Prüm(プリュム)へ。
小さな町でした。見所は、写真の教会だけといってもいいほど。
この教会、以前は白色だったのですが、第二次大戦末期に空爆で破壊され、再建されたときは何故かこのピンク系の色になったのだとか。
教会内は質素な雰囲気。観光客はほかにはいず、地元の人と思われる教会を管理している人が2、3名いました。その一人がドイツ語で「皇帝のお墓はあそこにありますから、見てくださいね」と気軽に声をかけてきました(私はドイツ語がわからないので、夫にあとで何て言ったのと訊いています)。西ローマ皇帝ロタール1世の慰霊碑がありました。
ゆっくりと見ていると、というか私は疲れて椅子に腰掛けてぼーっとしていたら、またその人が来て、ドイツ語で話始めました。夫は相槌を打っていましたが、私はちんぷんかんぷん。ただ「ヒトラー」という単語は聞き取れました。あとで夫に教えてもらうと、ヒトラーが台頭したときに、この教会の神父がそれに反対する演説をここでして、結局、強制収容所に送られてしまったとか。
この教会の隣りには、もう一つの観光スポットAbdij Prümがあります。現在はギムナジウムとして使用されているために、夏休み期間しか中が見られず、私たちは観られませんでした。外観だけでもとても美しい建物でした。
小一時間もこの町にいなかったと思います。寒いし、体調いまいちだし、すぐに帰途に着きました。

アイフェル地方(ドイツ)旅行③:Manderscheid

2013-05-13 09:06:46 | 旅行(ドイツ)
Manderscheid(マンダーシェイド)は山間にある町で、そこには二つのBurcht(城)があります。写真は、Niederburgというお城で、かなり立派なもので、中に入ることもできるようですが、私が行ったときは残念ながらオープンしていませんでした。
そこから、少し道なりに上って行くと展望ポイントがあり、写真はそこから撮ったものです。この展望ポイントからは、左のほうにもう一つお城(Oberburg)が見えます。
ちょうどこの二つのお城の間に、昔、国の境界線があり、一つはルクセンブルグに属し、もう一つはトリアーに属していたそうです。
今もよく見ると、それぞれのお城には違う旗がはためいています。
このあたりには観光スポットが集中しており、その一つはMosenbergというカルデラ湖です。駐車場から、徒歩で林の中の道を上って行くと、視界が開けて湖が木々の間から見えます。この湖を周る形のハイキングコースがあります。私は、途中までで力尽きて戻ってきてしまいましたが、天気がよく暖かい日にゆっくりとハイキングをすると良い場所でした。鳥のさえずりが聞こえ、自然が感じられる場所でした。
少し北上すると、Daunという町があり、その近くにDauner Meereという湖があります。大きめの湖で、駐車場からすぐそばです。ほとりには小さな教会があります。Totenmaarと呼ばれていますが、昔はこの教会に属した村があったそうですが、自然災害で村自体は湖に飲み込まれ、教会だけが残ったそうです。夏になると、この湖で人々は泳ぐそうです。
車の移動で、いくつか観光スポットを巡りました。やはり少し歩くと疲れが出てしまいます。

アイフェル地方(ドイツ)旅行②:Kasselburg

2013-05-12 07:58:25 | 旅行(ドイツ)
まずは、滞在しているGerolstein(ゲロルシュタイン)の近くにあるKasselburg(カッセルブルグ)に行きました。車で15分くらいでした。正式名称は、Adler und Wolfspark Kasselburgといいます。
このKasselburgは、12世紀のお城の廃墟をメインにして、20ヘクタールもある広い公園があります。また、鷹のショーを見ることができます。オオカミもいて、見ることができるそうですが、私が覗いたときにはどこかに隠れていたのか見れませんでした。
広い敷地で緑がいっぱいで、林があり、一周する散歩コースがあります。とても寒くて、体力的に無理だったので、私は歩きませんでしたが、暖かい天気の良い日にゆっくり散歩できたら、どんなに気持ちよいだろうと思いました。
たくさんの種類の鷹やフクロウ系の鳥がそれぞれケージの中に飼われていて、動物園のようでした。
鷹のショーは、一日に2回、時間が決められていて、私たちは11時のショーを見ました(写真)。鷹使いが、鷹に餌をやりながら、鷹を操ります。30分くらいのショーでした。鷹がすごい速さで飛びながらも、器用に餌をつまんでいくのに歓声が上がっていました。
城の部分に、この日は、中世の衣装を着た人々がたくさんいて、なんか市場のような感じを醸し出していました。イベントか何かがあるのかなと思って見ていたのですが、私たちがいる間には何も始まりませんでした。
塔があり、その塔にはてっぺんまで登れます。約25mの高さだそうです。私は登りませんでしたが、夫は登りました。てっぺんからは見晴らしがよく、素晴らしい眺めだそうです。
公園部分が広いですから、天気が良い日にはおすすめです。反対に雨だと、雨をしのぐ場所がほとんどないので、駄目だと思います。
お昼近くになり、園内のレストランで、グラッシュ(牛肉、タマネギ、パプリカなどの入ったシチュー)をパンと一緒にいただきましたが、これが絶品。とてもよく煮込んであって、美味しかったです。
このとき体調はいまひとつというか、かなり疲れて限界に近かったです。

アイフェル地方(ドイツ)旅行①:出発

2013-05-11 13:48:10 | 旅行(ドイツ)
土曜日、ドイツのアイフェル(Eifel)地方へ出発の日です。車で4時間弱なので、気楽です。
でも体調は良くなく、疲れた感じで、毎朝1週間飲まなきゃいけない抗生物質の錠剤を飲んで、パラセタモルを飲んで、それでも午前中はベッドで休んで、昼食後に出かけることにしました。
熱は37度後半。天気は曇り日で、気温は低く寒いです。
この旅行のために日焼け止めなども用意したけれど、まったく必要なさそうです。
旅行期間は1週間、次の土曜日に戻ってきます。
5月も半ばだと普段なら良い天気で、さわやかな季節のはず。でも天気予報を見るとこの先1週間は、最高気温が12度くらいで、曇りか雨の予想です。なんか心弾みませんが、空気の良い場所でいつもと違う風景を眺めるだけでもリフレッシュできるはずと自分に言いきかせます。
車でアイントホーヴェンを通り、マーストリヒトを通り、ベルギーに入ります。このあたりから、オランダにはない山あいの風景になり、道路もアップダウンを繰り返し、ときどき素晴らしい景色に出会ったりします。ベルギーのスパを通り抜け、ドイツに入るとそこはもうアイフェル地方です。バルカンアイフェルとも言われ、昔の火山活動の結果、とてもダイナミックな地形の丘陵地帯となっており、自然公園となっています。
一週間滞在するのは、Gerolsteinという町にあるホリデーパークの中にある小屋、まあ小さな家です。居間とキッチン、寝室が二部屋です。
そこには4時半頃に到着しました。ホリデーパークのレストランは、とても貧相だったので、夕食のために、Gerolsteinの中心街で出かけましたが、良いレストランが見つからず、開いていたスーパーで材料を買って、自炊することになりました。というか、夫がトマトソースのスパゲティを作ってくれました。
美味しかったけれど、もう疲れ果てていて、早く食べて、ベッドに横になりたいという気分でした。
結局、体調が悪く、ベッドに横になっているほうがいいというときが多く、天気が悪いこともあって、あまり外出をせず、自炊(夫がしてくれました)が多かったです。
湯たんぽを持っていって、とてもよかった…。暖房はあったのですが、発熱のせいか私は寒く、湯たんぽがありがたかったです。
この旅行については、いくつかハイライトの形で、記事を投稿するつもりです。

ドルトムント(ドイツ)一泊二日

2011-11-06 10:08:59 | 旅行(ドイツ)
ドイツのドルトムント(Dortmund)という町に一泊二日で行ってきました。目的は、坂本龍一Trio Tour 2011のドルトムント公演を見るためでした。
ドルトムントという町は、ドイツの北西にあり、車だと約2時間強くらいで行けます。日帰りも可能だけれども、体力的にちょっとたいへんかもと思い、一泊することにしました。
10時頃、自宅を車で出発し、お腹がすいたので、ドイツ国境を越えた後のドライブインで、ドイツソーセージ(大きくて25cmくらいありました)とパンの昼食をとりました。そして、お昼過ぎにホテルにチェックイン。
その後、Museum Ostwall(写真)へ。この美術館は、ビールの醸造場だった「U」のマークのついたビルの中にあります。内部は新しく改装されたようで、ピカピカでした。現代アートの美術館で、ナムジュン・パイクの作品やフルクサスのアーティストの作品がかなりありました。また、床に銀色のフォークやスプーンが敷き詰めてあって、鉄条網が壁のように張られてある場所を、備え付けのトランクを持って歩くという作品がありました。実際にそのトランクを持って、内部を歩いたのですが、踏みしめるとガチャガチャと鳴るフォークやスプーンの音と、トランクと鉄条網が反応して立てる耳障りな電気音で、とても異様な感じがしました。
この美術館、興味深い作品がいろいろあったのですが、説明がすべてドイツ語のみで、私はドイツ語はわからないので理解できず、残念でした。
また、特別に「re-rite」というイベントをやっており、それも見ることができました。これは、101名のオーケストラがストラヴィンスキーの「春の祭典」を演奏するのを映像で取ってあり、それぞれ楽器のパートごとに小さな部屋に分かれており、その部屋ではそのパートをクローズアップした映像と音が流れています。そして、楽譜と椅子が用意されており、そこに座って、楽譜をめくりながら聞くと、自分がその楽器でそのパートを演奏しているような高揚感が得られます。私はバイオリンのところに座って、楽しみましたが、楽器のパートに注目して聞いたことがなかったので、とても新鮮な体験でした。おもしろい試みだと思いました。
ホテルにいったん帰って少し休憩した後、早めの夕食を食べに「Hovels Hausbrauerel」(後述予定)というビアレストランに行き、その足で、コンサートホールへ向かいました。
コンサート終了は11時頃でした。
*****
次の日の朝、ホテルで朝食を済ませた後、ゆっくりとチェックアウトし、ドルトムントの町でショッピング。
大きなショッピングストリートがあり、また屋内のショッピングモールも充実しており、いろいろと見たかったのですが、急に寒くなったこともあってか、体調がいまいち。すごく疲れた感じでした。
それでも少し見て回り、買い物をして、また、スーパーマーケットで、オランダでは見たことのない梨が売っていたので、嬉しくなって買いました。(中国産で、日本の梨のような甘さはなかったけれど、確かに梨の味でした。)
昼食を食べて、その後帰途に着きました。
体調は咳もほとんどおさまり、良好。しかし、とても疲れました。


エッセン+デュッセルドルフ(ドイツ)1泊旅行(後半)

2011-04-30 11:54:12 | 旅行(ドイツ)
デュッセルドルフのホテルで一泊して、朝はゆっくり起床。今日の予定はショッピングをして帰るだけ。
お目当ては、無印良品と日本食料品店3軒。無印良品が9時開店だと思って行ったら10時開店だったので、時間つぶしにカフェでお茶をしました。あ、写真は昨日のハイネマンのケーキです。フルーツがいっぱいでおいしかったです。ハイネマンはバームクーヘンのように幾層にもなったケーキがおいしいのでいつもはそちらをオーダーするのですが、この時はフルーツという気分だったのです。
さて、10時開店とともに無印良品へ。1階と地下のフロアーをゆっくり見てまわり、文房具やカーディガンを購入しました。かわいいブタのぬいぐるみがあって、かなり欲しかったのですが、我慢して見送りました。無印良品って、イギリスやドイツにはあるのにオランダにはないんですよね。残念です。
日本食料品店では、日本食品を買い込みました。アムステルダムの明治屋ほかでも買えるのですけど、品揃えが違うので、目に付くものをどんどん買ってしまいました。食べるラー油も日本でずっと話題になっていたのは知っていたのですが、なかなか目にする機会がなく、今回発見したので購入しました。
お腹はあまりすいていなかったのですが、弁慶でランチを食べました。かき揚げ丼その他のメニューだったのですが、ちょっとヘビーで、半分くらい残してしまいました。
ランチの後、ゆっくりと帰途につきました。
この2日間、ほとんど天候は良かったですが、昨日の夕方、なにわで順番を待っていったときには、雷が鳴って夕立のようなすごい雨が降りました。以前にデュッセルで、同じような夕立にあったことがあったので、これって土地柄なのかなと思いました。
体調は良好です。血液検査でリンの値が高かったので、食事に少し注意しなければと思っています。

エッセン+デュッセルドルフ(ドイツ)1泊旅行(前半)

2011-04-29 11:03:34 | 旅行(ドイツ)
久しぶりにデュッセルドルフに行こうという計画を立てました。デュッセルドルフに行く目的は、主に日本食品や雑誌の買い物と現地で日本食を食べることです。いつも一泊するのですが、買い物などは実は半日で済む内容です。デュッセルドルフでの観光は以前の訪問でほとんどしてしまっていたので、ちょっと時間をもてあましてしまうのが現実のところです。それで、今回は、1日目にエッセンに行くことにしました。
エッセンは、世界遺産の炭鉱跡があるルール地方の中心都市です。エッセンといっても広いですが、目指したのは、ツォルフェライン炭坑跡(Zollverein)です。バウハウス建築で建てられた石炭の立坑施設(写真)で、その巨大な敷地全体が一大テーマパークのようになっています。しっかり改修されており、ルールミュージアムやレッド・ドット・デザイン・ミュージアムといったミュージアムが見学できます。また、敷地内を巡るガイドツアーもあります。
あまり行く前に情報を得られなかったのですが、行ってみたら、とても広くてびっくりしました。赤レンガの特徴のある工業的な建物がいくつも建っており、かなり観光客も多く、賑わっていました。
私たちはデザインにどちらかというと興味があるので、レッド・ドット・デザイン・ミュージアムに入りました。レッドデザイン賞を受賞した商用デザインの名品が展示されたミュージアムです。コークス工場内に展示されており、なんか不思議な感じです。アウディのアルミ車体の現物が天井から吊り下げられていたり、掃除機やバスタブ、椅子などが、壁のところどころに展示されており、変な感じです。ドイツ製品が多く、あとはヨーロッパ製品が主で、日本製品はあまり見当たりませんでした。レッド・ドット・デザイン・ミュージアムはシンガポールにもあるので、そちらにはアジアの製品が多いのかもしれません。広くてじっくりと見ることができましたが、あまり感動はありませんでした。1階の小型電気製品や食器、キッチン用品などの展示フロワーがいちばん楽しめたかな、って感じです。個人的には、もう一方のミュージアムに入ったほうが良かったかな…って思いました。
カフェでドイツ名物のソーセージを食べて、その後、デュッセルへ。
ホテルにチェックインして、ハイネマンカフェへ。お茶をして、バームクーヘンなどおみやげを買いました。
夜は、なにわで、セットメニューを。お腹いっぱいになって満足しました。
そして、夜遅くまで、JSTV(日本のテレビ)を見放題。ビートたけしが、陶芸家の辻村史朗を尋ねてインタビューする番組が興味深かったです。
体調は良好です。カルシウム値は薬をやめて、正常値まで下がりました。良かったです。

デュッセルドルフ1泊旅行(後編)

2010-11-06 14:01:40 | 旅行(ドイツ)
デュッセルドルフはあいにくの雨模様。激しい雨ではありませんが、ぐずついているという感じです。
デュッセルドルフであまりよい天候に遭遇したことがありません。すごく風が強かったり、雨模様だったり、猛暑だったり…。まあ、観光というより、ショッピングと食事に重点を置いているので、大きな問題とはならないのですが、やはり天気は良いにこしたことはありません。
さて、2日目の朝はゆっくりと目覚めて、ホテルの朝食へ。私はいつも和定食を注文します。いつも焼き魚がついてくるのですが、今回は鮭。でも鮭って臭みがあるのにあたる可能性がこちらでは高くて、あまり好きじゃないんです。結局、少し食べてあとは残してしまいました。スモークサーモンだととても美味しいのですけど、種類の問題なのかしら。
チェックアウトは12時です。それまでに、日本のパンを売るベーカリーと、日本の本や雑誌を売るお店、日本食品を売るお店2軒に行って、買い物です。
お昼は、弁慶でばらちらしを食べました。いくらがたくさんのっていて、美味しかったです。私は、弁慶の和食がけっこう好きです。量もちょうどいい感じです。
昼食後は、帰路へ。
体調は微熱が37.8度くらいを記録し、ちょっと疲れた感じです。薬の影響かとも思います。また、脚の付け根あたりの痛みも出てきました。歩きすぎたのかなあ。

デュッセルドルフ1泊旅行(前編)

2010-11-05 09:48:33 | 旅行(ドイツ)
デュッセルドルフに1泊で行って来ました。デュッセルドルフは日本人が大勢住んでおり、日本食のレストランや日本食品が手に入るお店がたくさんあるので、定期的に気晴らしをかねて行きます。でも、前回行ったのは約半年前でした。行こうと思っても、メッセなどの期間とぶつかるとホテルが4倍ほどの値段に上がるので、スケジュール的にうまく調整できなかったりするのです。今回は、うまくメッセの谷間にスケジュールを入れることができました。
以前は別のホテルなどもいくつか試したのですが、最近はHotel Nikkoばかりです。駐車場が地下にあって便利なのと、日本関係のお店に近いロケーション、部屋で日本のテレビが見れるなどの利点があります。
だいたいデュッセルドルフ滞在のパターンは決まっていて、お昼前に着いて、お昼を日本食レストランで食べます。今回は、串亭でランチを食べました。そして、メインのショッピングストリート(ケー)でショッピングをし、途中疲れたら、Heinnemannというケーキの美味しいカフェでお茶をし、夕方ホテルにチェックインします。
そして、日本のテレビを見ながら少し休んだ後、夕食を食べに日本食レストランへ。今回は、匠で特上味噌ラーメン、餃子、から揚げなどを食べました。少し太めのちぢれ麺がとても美味しいです。夜は眠くなるまで、また日本のテレビ三昧です。テレビはJSTVの1チャンネルだけなので番組は選べません。今回は、「相棒」というドラマを初めて観ました。ネットで時々目にするタイトルだったので気になっていましたが、こういう雰囲気のドラマなのね、と納得がいきました。
体調はそこそこ良好でした。ただやはりあまり長く歩くと背中などが痛くなります。休憩しながら、お店を見てまわりました。

ケルン1泊旅行:2日目

2010-05-24 16:57:22 | 旅行(ドイツ)
さて、2日目。ホテルの朝食は、サーモン、パルマハム、チーズ、チョコレートクロワッサン、スイカなど好きなものをチョイスして、満腹になりました。
チェックアウトして、車はホテルの駐車場に置いたまま、中心街へ。今日も休日なので、お店はすべて閉まっていてショッピングができないのがちょっと残念です。でももちろん、お土産もの屋さんとレストランは開いています。お土産にケルン大聖堂のイラストの入った缶に入っているクッキーを購入。あまりおしゃれな感じのお土産が見つけられませんでした。
昨日は外観だけ見た大聖堂の内部を見学。聖歌隊の歌や、楽団の演奏が行なわれていて、雰囲気がありました。ゴシック建築の厳かな感じがあり、またステンドグラスから入ってくる光がやさしく降り注いでいるのが手にとるようにわかる気がします。
大聖堂を出て、近くの鉄道の駅からライン川を渡る橋の上を対岸まで歩きました。橋の鉄道の部分と歩行者用通路を分けるフェンスにはたくさんの錠前がつながれていました。それぞれ、2人の名前と記念の日が刻まれています。ちょっとしたアート作品ですね。
大聖堂の近くまでまた戻ってきて、FRUHという有名な地ビールのレストランで、少し早めのランチをしました。FRUHというケルンビールとソーセージ、ライ麦パンです。私もビールが飲みたかったのですが、アルコールは身体に良くないので、アイスティーにしました。美味しかったです。暑いので、ノドの染み渡る感じです。何度くらいあったのか知らないのですが、帰りの車の温度計が27度だったので、日中は30度近くあったのかも知れません。
ライン川沿いに歩いて、チョコレート博物館へ。少し前にオランダのチョコレート博物館に行ったのですが、はっきり言って、ケルンのこのチョコレート博物館のほうが良いです。実際にチョコレートがこの博物館内で作られています。チョコレートの美味しい香りが館内に漂っています。展示も多く、リンツ、ミルカなどのブランドの展示があり、ドイツのチョコレート産業の移り変わりが把握できます。面白かったのは、チョコレートの自動販売機の展示です。かわいい趣向のものがありました。隣接のカフェで、アイスコーヒ+アイスクリームを食べました。とっても美味しかったです。あっという間に食べちゃいました。なかなか海外では、私の口にあうアイスコーヒーやデザートにめぐり合えないのですが、ここのものはとてもGoodでした。
3時半に出航するライン川のボート遊覧に参加しました。2時間の遊覧で、ケルンの名所を案内してもらえます。英語の説明もあるので助かります。大戦時に爆撃を受けたので、ケルンの町の大部分は新しい建物ばかりですが、大聖堂や教会、メッセなど重要な建造物は恣意的に爆撃を避けて残されていたのがわかります。
2時間、ゆったりとケルンの風景を眺めていると、とても満たされた気持ちになりました。ライン川の岸辺にはたくさんの人が好天を楽しんでいます。すごく平和な景色でした。また、ライン川沿いの緑の豊かなこと。50メートルくらいありそうな大木が並んでいます。
遊覧を終え、ホテルへ戻り、車で帰路へ。道路は混んでおらず、すいすいと家へ辿り着きました。
1泊2日の短い旅でしたが、充実した2日間でした。
体調良好。しかし疲れたです。脚が少しむくみました。