アメリカのTVドラマ「Lost(ロスト)」をすべて見終わりました。
先日の「Breaking Bad」と並行して、Netflixで見ていました。
アメリカでの放映は2004年から2010年までで、オランダでもTV放映されていて話題作だということは知っていたのですが、毎週同じ時間に見続けることは無理と思い、手を出さずにいました。
Netflixは好きな時に好きなだけ見れるのでほんとうに便利です。
さて「Lost」ですが、6年越しのシリーズだけあって長く、100話以上ありました。最初のほうはすごく面白くてどういう展開になるのかとワクワクドキドキでした。最後のほうは話が複雑になりすぎて、何かよくわからないけれど惰性でもう最後までみるしかないという感じでした。
ストーリーは、シドニー発ロサンゼルス行きの飛行機が島に墜落します。生存者たちが島で救援を待ちますが、なかなか来ず、島でサバイバルしようとします。島では不思議なことが次々におきます。そして島の謎を少しずつ発見していくとともに、それぞれの生存者の過去も明らかになっていきます。
知っている俳優がいなかったので、これまたキャラクターに感情移入がしやすく、またハワイでロケしたそうですが、景色も美しく、よかったです。
最後のシーズンでは、真田広之が登場し、日本語を少ししゃべりながらカリスマ的リーダーの役をしていましたが、この箇所がストーリー上どうして必要なのかよくわかりませんでした。
登場人物はそれどれ違ったキャラクターで、正統派のジャックが私のお気に入りでしたが、悪役のベンもなんとなく憎み切れない感じがありました。
ジャック役はマシュー・フォックス。最初は30歳くらいの設定かなと思っていたのですが、最後のほうでは白髪も見え、45歳くらいのようでした。実際は現在47歳だそうです。
いろんなメッセージがドラマから読み取れますが、ひとつは「起こったことは、もう起こってしまったことだ。あれこれ考えずに過去のこととして解き放たせなければならない」ということ。登場人物は、父親の酷い仕打ちや、戦争中の虐待や殺人、詐欺行為など、暗い過去を持っていますが、そういう起こってしまったことに人は現在も回想し悶々と苦しむわけですが、もう変えられない事実を事実として受け止めながらも、そこから解き放たれることの重要性を感じました。
また、「私を信じなさい」という言葉がよくでてきて、他にすべがない、または自分で責任をとりたくない人は、相手の言葉を信じて、その人の方策にのるのですが、かなりの確率で失敗します。これはどういう意味があるのかなと思いましたが、よくわかりませんでした。
いろいろなアナロジーが入っている物語だと思うのですが、まあ複雑すぎて、たいへんでした。
でも見ていて、面白かったです。こんなに長い物語を見たのは初めてではないかと思います。
監督はJ・J・エイブラムス。映画「スタートレック」(2009)や「SUPER8/スーパーエイト」(2011)も監督しています。
体調は良好です。
先日の「Breaking Bad」と並行して、Netflixで見ていました。
アメリカでの放映は2004年から2010年までで、オランダでもTV放映されていて話題作だということは知っていたのですが、毎週同じ時間に見続けることは無理と思い、手を出さずにいました。
Netflixは好きな時に好きなだけ見れるのでほんとうに便利です。
さて「Lost」ですが、6年越しのシリーズだけあって長く、100話以上ありました。最初のほうはすごく面白くてどういう展開になるのかとワクワクドキドキでした。最後のほうは話が複雑になりすぎて、何かよくわからないけれど惰性でもう最後までみるしかないという感じでした。
ストーリーは、シドニー発ロサンゼルス行きの飛行機が島に墜落します。生存者たちが島で救援を待ちますが、なかなか来ず、島でサバイバルしようとします。島では不思議なことが次々におきます。そして島の謎を少しずつ発見していくとともに、それぞれの生存者の過去も明らかになっていきます。
知っている俳優がいなかったので、これまたキャラクターに感情移入がしやすく、またハワイでロケしたそうですが、景色も美しく、よかったです。
最後のシーズンでは、真田広之が登場し、日本語を少ししゃべりながらカリスマ的リーダーの役をしていましたが、この箇所がストーリー上どうして必要なのかよくわかりませんでした。
登場人物はそれどれ違ったキャラクターで、正統派のジャックが私のお気に入りでしたが、悪役のベンもなんとなく憎み切れない感じがありました。
ジャック役はマシュー・フォックス。最初は30歳くらいの設定かなと思っていたのですが、最後のほうでは白髪も見え、45歳くらいのようでした。実際は現在47歳だそうです。
いろんなメッセージがドラマから読み取れますが、ひとつは「起こったことは、もう起こってしまったことだ。あれこれ考えずに過去のこととして解き放たせなければならない」ということ。登場人物は、父親の酷い仕打ちや、戦争中の虐待や殺人、詐欺行為など、暗い過去を持っていますが、そういう起こってしまったことに人は現在も回想し悶々と苦しむわけですが、もう変えられない事実を事実として受け止めながらも、そこから解き放たれることの重要性を感じました。
また、「私を信じなさい」という言葉がよくでてきて、他にすべがない、または自分で責任をとりたくない人は、相手の言葉を信じて、その人の方策にのるのですが、かなりの確率で失敗します。これはどういう意味があるのかなと思いましたが、よくわかりませんでした。
いろいろなアナロジーが入っている物語だと思うのですが、まあ複雑すぎて、たいへんでした。
でも見ていて、面白かったです。こんなに長い物語を見たのは初めてではないかと思います。
監督はJ・J・エイブラムス。映画「スタートレック」(2009)や「SUPER8/スーパーエイト」(2011)も監督しています。
体調は良好です。