Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ユトレヒト国際室内楽フェスティバル オープニングコンサート@Vredenburg(ユトレヒト)

2018-06-27 08:31:18 | Concert
ユトレヒトで開催中の国際室内楽フェスティバル(Internationaal Kamermuziek Festival Utrecht)のオープニングコンサートへ行ってきました。今週の日曜日までいろいろな室内楽がたくさん演奏されます。
ユトレヒト出身のチェリストHarriet Krijghがホスト(ホステス?)役です。
行ってはじめて知ったのですが、やはりオープニングだったので、ふつうのコンサートとは違って、プレゼンターのアナウンサーがいて、その人がいろいろはじめに話し、ハリエットへインタビューなどもありました。また同時でラジオでも放送されていました。
今回のフェスティバルでは、ハープ奏者のRemy van Kesterenも関わっており、彼はハリエットと同じユトレヒトの地区で育った縁があるそうです。
さて、プログラムは、
Beethoven Piano Trio in D major, Op. 70 No.1 ‘Geister’
Bartók Romanian Folk Dances, Sz. 68 (arr. voor mandolin and accordion)
休憩
Brahms String Sextet No. 2 in G major, Op. 36
でした。
演奏者は、
Simone Lamsma Violin
Candida Thompson Violin
Emmanuel Tjeknavorian Violin
Lise Berthaud Viola
Iris Juda Viola
Victor Julien-Laferrière Cello
Harriet Krijgh Cello
Magda Amara Piano
Avi Avital Mandolin
Martynas Levickis Acordion
Ab Nieuwdorp Presenter
でした。
このプログラムでもわかるように、マンドリンやアコーディオンなど、従来のクラシックの曲をアレンジして、いろいろな楽器での演奏も楽しめます。
またミュージシャンも世界各地からきています。
室内楽を楽しみたい人、夏の良い季節を音楽とともに楽しみたい人にはよいコンサートです。

Museum Drachten@Drachten(オランダ)

2018-06-22 15:38:44 | Wblog:お出かけMuseum
オランダのフリースラント地方にあるMuseum Drachten(Museum Dr8888)へ。
Theo van DoesburgがフランスのStraatsburgの建物のためにデザインしたデザイン画が展示されていて、それを見るのが目的でした。
展示はあまり大きくなく、説明もいまひとつで、少し残念でした。
その他、Siep van den Bergなど地元の芸術家の作品展などもありました。
Jan Reinder Ademaのダンボールを使った作品展はおもしろかったです。
どれもDe Stijl的なところがありました。
Drachtenの町は戦後の新しい建物が多く、あまり散策したい気にはなりませんでした。よく知らないだけかもしれませんが…。
Theo van Doesburgがこの町で生まれ、ゆかりが深く、この地方のいろいろな芸術家に影響を与えたそうです。

ランチ:Yamazato@アムステルダム

2018-06-20 16:22:09 | Restaurant/Cafe
先日の日曜日のアムステルダムのホテルオークラのなかにある懐石料理店Yamazatoでランチをいただきました。
時間をあまりかけたくなかったので、「おまかせ寿司」を注文。
まず3品の前菜がでてきます。アスパラガスの豆腐、チキンの梅あえ、だしのジュレと何かだったと思います。どれも夏らしくさっぱりとしていておいしかったです。
そしてお寿司(写真)。全部で十貫。かなりのボリュームです。どれもおいしかったです。シャリが小さめなのもうれしいです。
ただ前回よりはバラエティーに欠けるようにも思いました。マグロ系が四種類。できれば、たまごとか、イクラとか、イカとかを入れてほしかったです。
でもとりあえず満足しました。

ディナー:Restaurant Het Element@Garderen(オランダ)

2018-06-15 10:53:27 | Restaurant/Cafe
De Hoge Veluweへ行ったときに泊まったホテルのレストランでディナーをいただきました。
ホテルのアレンジメントで、3コースディナー付きにしていました。
なので、メニューは決まっていました。
まずは前菜。暑い日だったので、このサラダ(写真)はさっぱりしていておいしかったです。
前菜が終わってもパンが来なかったので、文句を言って、やっと持ってきてもらいました。
メインは、地元の豚のグリルで野菜類が付け合わせてありました。グリルで油がおちた少し乾いた感じのお肉でしたが、わたしの口には合いました。
デザートは、ヨーグルトにイチゴやアップルコンポートが入ったものでとてもシンプルでした。
とくに凝ったものではない料理でしたが、それなりにおいしかったです。
量的にもわたしにはこれくらいがよいですね。

Van Gogh & Japan展@ヴァンゴッホ美術館(アムステルダム)

2018-06-10 12:24:48 | Wblog:お出かけMuseum
特別展の「Van Gogh & Japan」展を見たくて、アムステルダムのヴァンゴッホ美術館(Van Gogh Museum)に行ってきました。
オンラインでチケットをとらなくてはいけなくて、朝のオープン直後の9時15分入場のチケットを購入しました。
9時前には入口に長い列ができていました。
美術館へ入るとすぐに特別展のほうへ行ったので、あまり混んでいなくてゆっくりと鑑賞できて良かったです。イヤホンガイドを利用しました。
きちんとしたガイドで、展示をしっかりと楽しめる工夫がしてあって良かったです。これほどまでに、日本の絵(浮世絵)の影響をゴッホが受けていたのかと感心しました。ゴッホの絵と、その絵が影響を受けている日本の絵とがすぐそばに展示されていて、すごくわかりやすい展示になっていました。
構図、色づかい、テーマ、自然を細部まで見る力などなど、日本の絵から受けた影響はほんとうに大きかったようです。
この特別展だけでも見ごたえたっぷりですが、そのあと常設展も需要な作品のみイヤホンガイドに沿って見てまわりました。
こちらのほうへ行く頃には、観客も増え、かなり混みこみでした。
全部で3時間くらい美術館にいました。
ほんとうに常設展も細部まで見るなら、あと2時間くらいかかりそうでした。
ヴァンゴッホ美術館はときどき良い特別展があるので、きちんとチェックしてこれからも見に行きたいです。

映画「スリー・ビルボード」@ユトレヒト

2018-06-03 10:08:36 | Movie
ずっと見たかった映画「スリー・ビルボード」を見てきました。
アカデミー賞に多部門でノミネート、主演女優賞、助演男優賞で受賞と、評価が高かったのでかなり期待していました。
二時間弱の映画で、そのなかに人間ドラマのストーリーのなか、ところどころでニヤリあるいはクスッと笑ってしまう会話の機微があり、また目を背けたくなる暴力的なシーンもあり、盛りだくさんです。
アメリカの田舎の風景も空気もなかなか動かない雰囲気を感じました。
ただストーリー的には時間経過がなんか辻褄合わないなあ、ふつうはこうじゃないだろうと思うところがいくつかありました。
わかりやすいストーリーの流れの映画でしたが、深い意味などいろいろと考えるべきところがあるのかも。
でも期待が高かっただけに、ふーんという感じの印象が残りました。
それにわざわざ映画館で見なくても、家のTV画面でじゅうぶんに思いました