Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

夕食:Dim Sum Bar@ユトレヒト

2017-09-28 14:02:14 | Restaurant/Cafe
先日久しぶりにDim Sum Barへ。
思いつくままに注文。チャーシュー饅、エビと豚肉のシュウマイ(写真)、ニラと豚肉のギョーザ、ビーフ入り腸粉、チキンの黒豆ソース炒め、豚肉入り中華風焼うどん、炒飯(小)。
お腹が空いていたので、注文しすぎました。チキンの黒豆ソース炒めにはライスまでついてきました。結局、チキンの黒豆ソース炒め、豚肉入り中華風焼うどんは半分くらい残しました。
お店の人は、ドギーバック要りますか?ときいてくれましたが、お断りしました。十分に味は楽しんだので。
いちばんおいしかったのは、写真のエビと豚肉のシュウマイです。このお店はやはり点心がおいしいです。
今度行くときは、注文しすぎないように気をつけなくては……。
お客さんもかなりいて、良い感じでした。

クラシックコンサート:ジャニーヌ・ヤンセン(Violin)、ガヴリリュク(Piano)ほか@Hertz(ユトレヒト)

2017-09-24 10:23:22 | Concert
楽しみにしていたコンサートへ行ってきました。ジャニーヌ・ヤンセン(Violin)、アレクサンダー・ガヴリリュク(Piano)、Torleif Thedéen (チェロ)のコンサートです。
場所はユトレヒトのVredenburgのHertzというホールです。このホールは初めてです。クラシック向けの少し小さめのホールで、Vredenburgの複合音楽施設の中にあります。全体がよく見えるようにとバルコニー席の一列目にしたのですが、ちょっと失敗でした。前のフェンスが欧米人の体形に合わせてあるので高く、背の高い人に比べて座高が低い私は、フェンスが邪魔して、ステージが3分の2くらいしか見えないのです。まあ前かがみになれば見えますけど、ずっとそうしているわけにはいきませんから。
こういう経験は他のホールでもあって、今後はチケットを買うときにもっと注意しなくちゃと思いました。
このホール、バルコニーの第一列目でなければ、すり鉢状になっているので、どの席でもステージはよく見える構造でした。
木目が基調のホールで落ち着いた雰囲気です。
さてコンサートですが、プログラムは、
Sjostakovitsj ピアノトリオ nr. 1
Prokofjev バイオリンソナタ nr. 2
Rachmaninov ピアノトリオ nr. 2
とロシアづくめでした。
ジャニーヌ・ヤンセンのバイオリン、ストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」ですが、相性が良いのか、とてもよく鳴っていました。
いちばん良かったのは、ラフマニノフでした。かなり長い曲なんですが、ガヴリリュクのピアノがやはり良かったです。ガヴリリュクは人によって好みが分かれると思いますが、私は好きです。
たまに聞こえるチェロの深みのある音もとても気持ちよく耳に響きました。
ジャニーヌ・ヤンセンとアレクサンダー・ガヴリリュクの組み合わせは、二人のお互いへの信頼感が出ていていいです。
ガヴリリュクもオランダに住みだしたし、ヤンセンとのコラボレーションもこれから増えるといいなあと思います。

Phronesis@Concertgebouw(アムステルダム)

2017-09-22 09:40:11 | Concert
アムステルダムのコンセルトヘバウの小ホールでの「Phronesis」のコンサートに行ってきました。Phronesisはダブルベース、ドラム、ピアノの三人編成のジャズバンドです。このバンドのことは全然知らなくて、コンビネーションでチケットを買う必要があって、たまたま選んだだけです。
でもそれなりに評判は良いバンドのようだったので、楽しみにしていました。
ドラムがかなり熱狂的ですごかったです。ドラムのAnton Egerはノルウェー出身、ピアノのIvo Neameはイギリス出身、ベースのJasper Høibyはデンマーク出身です。Jasper Høibyがリーダーのようで、ときどきMCをしていました。
すべてオリジナル曲で、気持ちがよいリズムで、聞きやすかったです。ジャズはまったく普段は聞かないのですが、良い雰囲気でした。
ベースの音は、ドラムやピアノの音にかき消されることが多かったのですが、ときどきふわっとベースに流れていた音が前へ出てくると深みを感じました。
3人の関係性が良くて、調和のあるバンドだなあと思いました。
たまにはこんなコンサートもいいものです。

夕食:Zao(焼肉)@アムステルダム

2017-09-15 14:17:49 | Restaurant/Cafe
先日、日本でのような焼肉がアムステルダムで食べられるということで、「Zao」へ行ってきました。
テーブルは広くて、日本の焼肉店と同じようなロースターが真ん中についています。
蔵王盛り300g(ロ―ス100g、カルビ100g、壺漬け100g、 牛タン100g)、サラダ、石焼ビビンバ、ライスなどを注文。
いちばん美味しかったのは、壺漬けのお肉でした。牛タンも久しぶりだったので、あの独特の食感を楽しみました。
サラダは予想してたのより、ボリュームがあり、二人でシェアして食べるのによかったです。
焼いて食べて、ビビンバ混ぜてと忙しく、ゆっくり会話できなかったのが難点でした。
雰囲気は悪くなかったので、機会があればまた行きたいです。


ランチ:Guts&Glory@アムステルダム

2017-09-12 10:34:05 | Restaurant/Cafe
日曜日、定期的に訪れているレストラン「Guts&Glory」へ。午後一時すぎに入店すると一階の窓際の席はすでにお客がおり、二階へ。二階もいくつかのテーブルが埋まっていました。
前回訪れたときのテーマは「日本」でしたが、今回は「スペイン」。
3コースメニューに、追加でおすすめの「the ultimate shrimp」(究極のエビ)というのがあったのでプラスして注文しました。
まずはアミューズ1です。ブルスケッタで、トマトのガーリックの組み合わせが絶妙でおいしかったです。
そして、「究極のエビ」。大きなエビが丸ごと焼かれています。尾の部分は殻がとってあり、食べやすいです。舌の上でとけるような感じで、濃厚なお味ですごくおいしかったです。頭の部分は殻にエキスがビスクのように出ていて、スプーンですくって食べると、絶品でした。
次はアミューズ2。トマトとスイカの一口サイズのガルパッチョ。スペインチーズの揚げ物、オリーブなどでした。
1品目は、白身魚とブドウ(写真)です。白身魚は刺身のような感じで、ソースはマヨネーズのようなお味です。ソースは酸味が私には強すぎていまひとつ。魚とブドウの組み合わせだけでも美味でした。
2品目は、スペイン産ビーフです。これも付け合わせの玉ねぎがビネガー仕立てで、私には酸味が強すぎました。ソースはおいしく、アーモンドが砕いて使われていました。
ここでまたアミューズ。一口サイズのクリームブリュレです。
最後にデザート、ヤギのミルクのアイスクリーム、はちみつ、オリーブオイル、リンゴの甘露煮スライスなどです。
このあと、コーヒーでゆっくりしました。
いちばんおいしかったのはエビでした。酸味に弱いので、他の料理はいつもよりはちょっと残念な感じでした。
またテーマが変わったら、訪れるつもりです。

Open Monumentendag2017@アムステルダム

2017-09-10 10:05:23 | Wblog:お出かけMuseum
この週末は、Open Monumentendagという歴史遺産が一般公開される日だったので、日曜日にアムステルダムのいくつかのモニュメントを見に行ってきました。毎年行われており、年ごとにテーマが変わり、公開されるものも変化します。各地で開催されていますが、アムステルダムはいつもとても充実しており、おすすめです。
午前11頃から、Arti et Amicitiae、Huis Nienhuys、De Arendを見ました。それぞれガイドツアーに参加する形です。
Arti et Amicitiaeは、一階がカフェになっていて、通常でも利用できます。このカフェのインテリアと設計はベルラーへ(Berlage)のものです。また、ブライトナーの絵もありました。二階は今はアートスペースとして使用されています。
Huis Nienhuysは、ヘーレン運河沿いにある家で、タバコの貿易で富を成したNienhuys氏が豪勢なインテリアを施したものです。吹き抜けが贅沢に使われており(写真)、バスルームはモザイクで飾られていました。第二次世界大戦中のドイツ占領期にはドイツ銀行がこの家に入っており、地下には分厚いドアの付いた金庫があり、現在でも見ることができます。今は、戦争・ホロコースト・ジェノサイドの研究機関が入っており、時代がかった内装の部屋部屋に普通のデスクとコンピュータが置かれていて、すごくミスマッチな印象でした。
De Arendもヘーレン運河沿いにあり、アールデコ調の階段とランプがとても素敵でした。以前はオランダ貿易会社(Nederlandsche Handel-Maatschappij)が入っていましたが、今は弁護士事務所が入っているそうで、なんかモダンな軽いインテリアになっていました。
どのガイドツアーも20-30分くらいでした。
これらのモニュメントはアムステルダムの中心街であることもあり、人気が高く、待つ列が長くなってきていたので、他にも見るつもりだったのですがやめて、ゆっくりと遅い昼食を食べることにしました。
そうそう、Huis Nienhuysのツアーは英語でした。
いつもは見ることができない歴史あるヘーレン運河沿いの家の中を見ることができて面白かったです。

ランチ:Olijf@Nuenen(オランダ)

2017-09-08 20:19:11 | Restaurant/Cafe
ヴァン・ゴッホゆかりの町Nuenen(ニューネン)へ行ったとき、ランチをレストラン「Olijf」でとりました。
町の目抜き通りに面したところにありました。
2コースメニューにしました。1コース目は、サーモンでした(写真)。見た目に美しく、緑の部分はキュウリのシャーベットとソースです。ソースは酸味がつよく、わたしはあまり好みではありませんでした。サーモンは生に近く、もっちりとしていておいしかったです。
2コース目は、オーストラリア産のビーフで、柔らかいお肉でした。ローストした野菜や、オランダでよく見る小さなボール状のコロッケやいろいろ盛りだくさんでした。
パンは温かい黒パンで、バターとのコンビネーションが美味でした。
コースメニューのほかに、アラカルト、ランチ用のサンドイッチやパスタなどの軽食メニューもありました。
席数は多く、ゆっくりとランチを楽しむことができました。

Vincenture(ゴッホのミュージアム)@Nuenen(オランダ)

2017-09-05 08:17:48 | Wblog:お出かけMuseum
Neunen(ニューネン)の町にあるゴッホのミュージアム「Vincenture」へ行ってきました。
2ユーロで音声ガイドが借りられたので、日本語版を借りました。展示はオランダ語だけなので、音声ガイドは便利です。展示の横にあるボタンのようなものに、この音声ガイドのスイッチを近づけ、ボタンを押すと日本語の音声が聞こえます。すべての展示に日本語ガイドがあり、かなり充実した内容でした。
最初にゴッホの人生の歩みを追う展示があります。オランダ国外、ヨーロッパを頻繁に引っ越して移動しています。
このニューネンの町に住んだのは彼が30歳くらいのときの2年ほどですが、屋外に絵を描きにいく姿が人々の記憶に残っており、当時この町で149の絵画を仕上げています。初期のゴッホにおける最も充実した時期だったといえます。
二階は、ニューネンの現在の風景を、ゴッホが描いた絵を比較して見ることができる展示があります。他に、ショートフィルムも上映されています。
実際にゴッホが描いた絵画はありませんが、ニューネンとゴッホの繋がりを知り、あとでニューネンのゴッホにゆかりの場所を見てまわるのなら、このミュージアムを訪れておくといいと思います。

ヴァン・ゴッホのルートを歩く@Nuenen(オランダ)

2017-09-03 09:07:53 | Weblog:散策
オランダのアイントフォーヘンの近くにあるNuenen(ニューネン)というヴァン・ゴッホゆかりの町へ行ってきました。
この町に両親が住んでいたので、ゴッホも1883年から何年かの間住みます。ここで、有名な「ジャガイモを食べる人々」をはじめ、風景画や人物画など初期の印象的な絵画を制作し、独自のタッチを作り出していきました。
教会や風車など、この時期の絵画に描かれたものがまだこのニューネンの町には残っており、それらを見てまわる、ウォーキングルートやサイクリングルートがあります。
今回、ウォーキングルートを歩きました。さわやかな秋晴れの日で、歩くには快適でした。ルートは5kmと20kmがあり、5kmのほうにしました。
写真は、とてもオランダ的な風景です。この風車は、ゴッホの絵に何度も描かれています。
歩道がきちんとしていてとても歩きやすかったですが、目印となる案内板を見つけるには、やはり地図が必要でしょう。この地図と説明がついたガイドブックは、Vincentureというミュージアムで4.95ユーロで購入しました。
道沿いには大きな家が立ち並ぶ区画があり、それぞれの家を眺めるのも楽しかったです。
ニューネンには一度行きたかったので、やっと行けてよかったです。