Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

リンの薬

2010-05-31 15:13:51 | 医療・病気
最近、血液中のリンの値が高いのです。数週間前に3.1くらいになっていて、レナジェルを1錠追加しました(つまり、毎食あたり、カルシチュウ1錠、レナジェル2錠)。で、リンの値は少し下がったのですが、まだ2.3くらいあるので、先週新しい薬ホスレノールが1錠加わりました。私の病院(オランダ)におけるリンの正常値は1.8以下なので、これでそこまで下がるとよいのですが(日本のリンの正常値と値が大きく異なるのですが、どうしてなのかわかりません…)。リンが高いと血管の石灰化がおこるそうなので、気をつけなければなりません。
さて、このホスレノールですが、1錠750mgのものです。日本のサイトで調べて見ると、最初は250mgを処方して、日に3回で合計750mgというのが普通のようですが、今回私にはいきなり1回750mgです。ちゃんと3回とると、計2250mgです。日本では成人の最大投与量(日あたり)が2250mgですから、もう私への処方量は最初から最大量です。
副作用は少ないとのことですが、やはり気になるので、1日2錠しか飲んでいません。そして、レナジェルも毎食あたり2錠飲むと少し気持ち悪い気がするので、ホスレノールを飲むときは1錠に減らしています。
こんな感じで、なんとかリンの値が正常値に戻ってくれるといいのですが。
体調良好ですが、昨日37.7度の熱が一瞬でました。薬のせいでしょうか。原因不明です。

カテーテル除去

2010-05-28 16:03:46 | 医療・病気
昨日、やっとカテーテルが外れました。今年の初めからですから、約5ヶ月弱のカテーテル生活、やはり不便でした。3月に手術したシャントがうまく動くようになり、もうカテーテルはいらないということで、医師アシスタントのS先生に抜いてもらいました。以前にも経験しているので、緊張もせず、あっという間に処置は終了しました。すっきりしました。
これから暑くなるので、シャワーを存分に浴びたり、泳いだりできて、嬉しいです。
体調良好。昨夜、脚にこむら返りあり。今も少し痛いです。

Restaurant: Walfisch(ケルン)

2010-05-27 18:11:02 | Restaurant/Cafe
ケルン旅行で訪れたレストラン「Walfisch」(鯨の意味)はライン川沿いの路地を入ったところにあり、自前のビールを醸造しているレストランです。ビールの美味しさはもちろんですが、料理もボリュームたっぷりで満足できます。
気さくな感じのよい女性が給仕をしてくれ、英語メニューもあります。私は、シュヴァイネハクセ(豚のスネ肉のロースト)を注文しました。写真のように骨付きの肉の塊の上にナイフがささって登場します。下には、ベーコン入りのマッシュポテトとザワークラフトが盛り付けられており、ほんと「ドイツ」代表料理という雰囲気です。さすがに肉は大きすぎて食べ切れませんでしたが、付け合せも含め美味しかったです。
肉は表面がパリパリで中がしっとりという焼き具合です。
創業が17世紀の古い伝統のあるレストランのようです。
体調は良好。左目に突然の充血があり、少し不安です。

ケルン1泊旅行:2日目

2010-05-24 16:57:22 | 旅行(ドイツ)
さて、2日目。ホテルの朝食は、サーモン、パルマハム、チーズ、チョコレートクロワッサン、スイカなど好きなものをチョイスして、満腹になりました。
チェックアウトして、車はホテルの駐車場に置いたまま、中心街へ。今日も休日なので、お店はすべて閉まっていてショッピングができないのがちょっと残念です。でももちろん、お土産もの屋さんとレストランは開いています。お土産にケルン大聖堂のイラストの入った缶に入っているクッキーを購入。あまりおしゃれな感じのお土産が見つけられませんでした。
昨日は外観だけ見た大聖堂の内部を見学。聖歌隊の歌や、楽団の演奏が行なわれていて、雰囲気がありました。ゴシック建築の厳かな感じがあり、またステンドグラスから入ってくる光がやさしく降り注いでいるのが手にとるようにわかる気がします。
大聖堂を出て、近くの鉄道の駅からライン川を渡る橋の上を対岸まで歩きました。橋の鉄道の部分と歩行者用通路を分けるフェンスにはたくさんの錠前がつながれていました。それぞれ、2人の名前と記念の日が刻まれています。ちょっとしたアート作品ですね。
大聖堂の近くまでまた戻ってきて、FRUHという有名な地ビールのレストランで、少し早めのランチをしました。FRUHというケルンビールとソーセージ、ライ麦パンです。私もビールが飲みたかったのですが、アルコールは身体に良くないので、アイスティーにしました。美味しかったです。暑いので、ノドの染み渡る感じです。何度くらいあったのか知らないのですが、帰りの車の温度計が27度だったので、日中は30度近くあったのかも知れません。
ライン川沿いに歩いて、チョコレート博物館へ。少し前にオランダのチョコレート博物館に行ったのですが、はっきり言って、ケルンのこのチョコレート博物館のほうが良いです。実際にチョコレートがこの博物館内で作られています。チョコレートの美味しい香りが館内に漂っています。展示も多く、リンツ、ミルカなどのブランドの展示があり、ドイツのチョコレート産業の移り変わりが把握できます。面白かったのは、チョコレートの自動販売機の展示です。かわいい趣向のものがありました。隣接のカフェで、アイスコーヒ+アイスクリームを食べました。とっても美味しかったです。あっという間に食べちゃいました。なかなか海外では、私の口にあうアイスコーヒーやデザートにめぐり合えないのですが、ここのものはとてもGoodでした。
3時半に出航するライン川のボート遊覧に参加しました。2時間の遊覧で、ケルンの名所を案内してもらえます。英語の説明もあるので助かります。大戦時に爆撃を受けたので、ケルンの町の大部分は新しい建物ばかりですが、大聖堂や教会、メッセなど重要な建造物は恣意的に爆撃を避けて残されていたのがわかります。
2時間、ゆったりとケルンの風景を眺めていると、とても満たされた気持ちになりました。ライン川の岸辺にはたくさんの人が好天を楽しんでいます。すごく平和な景色でした。また、ライン川沿いの緑の豊かなこと。50メートルくらいありそうな大木が並んでいます。
遊覧を終え、ホテルへ戻り、車で帰路へ。道路は混んでおらず、すいすいと家へ辿り着きました。
1泊2日の短い旅でしたが、充実した2日間でした。
体調良好。しかし疲れたです。脚が少しむくみました。

ケルン1泊旅行: 1日目

2010-05-23 16:26:09 | 旅行(ドイツ)
この週末はピンクスターの休日があり、3連休。近場でどこかに行こうということで、最初はマーストリヒトを考えていたのですが、予約しようとしたホテルが満室とのことで、いつかは行きたいと思っていたケルンに急遽予定変更しました。
ケルンへ行く途中にちょうどデュッセルドルフがあるので、お昼によってランチをしました。匠の麺の味が好きなので、匠に行き、ラーメンをと思っていたのですが、暑かったので、付け麺に挑戦しました。夫はオロチョンラーメン。かなり夫の口にあったようで、スープも全部たいらげていました。
そして、ケルンへ。ホテルにチェックインして、その後トラムで中心街へ行きました。大聖堂を見て、そのあたりで、東京並みのすごい人の混雑と初夏のような日差しぎらぎらの暑さでちょっとダウン気味です。近くにある、Museum Ludwigに入りました。この美術館は広く、現代アートがコレクションされています。ピカソの作品がかなり多数ありました。個人的には、シャガールの黄色い家という小さな作品が素敵で、良かったです。あと、クレーの良い作品がありました。美術館のカフェでチーズケーキとカフェオーレでひと休みしながら、作品を見て回りました。結局2時間半くらい美術館で過ごしました。美術館内は広いので、ゆったりと鑑賞することができ、良かったです。気持ちの良い美術館です。
外を眺めると、ほんと人、人、人です。陽気のよい休日の午後なので、広場やライン川沿いの公園にはピクニック気分の人たちがくつろいでいます。
美術館の後、ライン川にそって歩いて、夕食をとるためにレストラン「Walfisch」へ。この地方の名物だと思われるシュヴァイネハクセ(豚のスネ肉のロースト)をいただきました。肉の塊がどーんと出てきまして、その大きさにびっくり。とてもじゃないけれど、全部は食べられませんでした。ケルンの地ビールは有名なそうで、夫が飲んでいて、少しもらいましたが、とても美味しかったです。暑かったせいもあるとは思いますが、軽い感じでぐいぐい飲めちゃう口あたりでした。
ホテルへ戻り、ホテルのバーで、また1杯ビールを飲んでくつろぎました。
体調良好ですが、暑いせいか、ほんと美術館に居る頃は疲れてグロッキー状態でした。

本『親鸞 (上)』

2010-05-21 22:26:04 | Book
五木寛之著『親鸞(上)』がネット上で期間限定の無料公開をされているというニュースを読んで、早速アクセスし、読み始めました。ページの切り替わり時にアップロードに時間がかかると待たなければならないので、そうだとちょっと読みにくいかなと思ったのですが、実際には専用ブラウザをダウンロードして読むと、サクサクとページも切り替わり、とても読みやすかったです。
少し前に非常に軽量なVAIOを買っていたので、それをベッドに持ち込んで読むと、実際のハードカバーより軽く、腕に負担なく読むことができました。
仏教の世界にはまったく知識がなく、日本史も得意でないので、難しいところは少し飛ばし読みしましたが、話自体は活劇のようで面白く、2日ほどで読了しました。
下巻もネット公開するという話も聞きますので、それを期待しています。
こうやって、ネットを使って自由にいろいろな本が読めると良いなあと思います。
体調は良好。一日おきに夜眠れません。多分薬の影響だと思います。

お気に入り: ipod touch

2010-05-19 19:55:15 | お気に入り
ipodをずっと使っていて、ipod touchには興味はなかったのですが、ipadのことなどを考えているうちに、もしかしてipod touchって便利かもしれないと思いつき、先月購入しました。ずっとメールチェックはリビングにあるノートブックPCでしているのですが、ベッドにいて起き上がりたくないけどもメールチェックしなくてはいけないときに面倒でした。
ipod touchでは、ほんとに手軽にベッド上でメールチェックができ、また天候や主用ニュースの確認もできます。もちろんネットにつなげるので、ウェブ上の情報を得ることもできます。小さくて軽いのも良いです。
i-phoneという選択もあったのですが、電話はほとんど使わないのに毎月コストがかかってしまうのはもったいないと思いました。
音楽やpodcastは今までどおり普通のipodを使っているので、ipod touch(32GB)の容量は空きがたくさんあり、そこをどう使うかがこれからの課題です。
有効利用しなくちゃね。
体調は好調ですが、疲れやすい、下あごあたりに皮膚炎があり、けっこう長い間治りません。

Het Spoorwegmuseum

2010-05-16 18:40:49 | Wblog:お出かけ
ユトレヒトにあるHet Spoorwegmuseum(鉄道博物館)へ行ってきました。今回、ヨーロッパの王室御用達の特別列車が多数集められた「Royal Class」という展示が行なわれており、珍しい列車が見れるということなので、興味半分で行ってみました。オランダ王室の最初の専用列車が複製されており、中に入ることもできました。また、現在の女王ベアトリクスの専用列車も展示されていました。その他、イギリス王室のもの、シシー姫の列車、スウェーデン王室の列車など、豪華な列車がありました。かなり広い敷地の中に、遊園地にあるような乗り物に乗って見て回るアトラクションもあり、映画もあり、いろいろ工夫されていました。博物館というよりは、鉄道をテーマにしたテーマパークって感じです。しかし、いまひとつインパクトが弱く、やはりちょっと子ども向け感が強いですね。
簡単なランチを挟んで、3時間弱ぐらいでだいたいすべてを鑑賞し、帰路につきました。
体調良好ですが、疲れやすく、帰宅後横になりました。

脚の痛み

2010-05-12 16:31:33 | 医療・病気
ずっと落ち着いていた脚の痛みが突然出てしまいました。朝起きたら、右足の付け根の辺りと臀部に動くと痛みがありました。歩いたりするとピクッと痛みが走ります。神経系の痛みかもしれませんが、はっきりしたことはわかりません。特に運動をした記憶もなく、筋肉痛や疲れによるものではないと思うのですが、原因がわからないので気持ちが悪いです。
結局おとといの朝から始まり、やっと今日の朝になって痛みが弱まりました。
最近、リンの値が高いことや、レナリドミドの第2サイクルに入ったことなどが関係しているのでしょうか。ちょっと注意して、様子を見ていこうと思います。
また時々、微熱が出るのも気になるところです。

本『獣の奏者 王獣編』

2010-05-09 15:54:00 | Book
『獣の奏者 王獣編』(上橋菜穂子著)を読み終えました。前篇にあたる「闘蛇編」の続きです。ちょうど時間ができたので、約3時間ぶっ通しで読みました。面白いです。解説を書いている北上次郎氏と同じく、私も天使や魔法が出てくる本はとっつきが悪く、いわゆるファンタジーを避けているところがありました。この本はジャンル的にはファンタジーですが、私好みの本でした。この本には、魔法も天使も出てきません。ただ別の世界での話という意味で、ファンタジーなのです。
アニメにもなっているそうなので、見てみたいなという気が少しします。闘蛇や闘竜がどのように視覚されているのか興味があります。
また、「探求編」「完結編」という続編も出ているそうで、読むのが楽しみです。ただまだ文庫にはなっていないようなので、先に家にある未読の本を読んでから、そのあとに読む予定です。
読みたい本ができるということは、生活に楽しみが出てよいです。
体調良好ですが、薬を飲んだ後、37.4度ほどの微熱が一時的に出ます。