岩下尚史著「ヒタメン 三島由紀夫若き日の恋」を読了。
先日読んだ猪瀬直樹著の「ペルソナ 三島由紀夫伝」を読んで、その流れでこの本を手に取りました。
著者の岩下尚史氏はラジオ番組での語りが独特で面白く、なんか変な人だけど興味がありました。花柳界に詳しく、その辺りの話も知らないことばかりでとても面白かったです。
この本では、「ペルソナ 三島由紀夫伝」のなかでX嬢として登場する、三島由紀夫が三年ほど毎日のように会っていた恋人の女性(豊田貞子)へのインタビューと、姉のように慕っていて親交が深かった湯浅あつ子へのインタビューがメインとなって構成されています。インタビュー時にはもうお二人ともご高齢でしたので、事実を伝える機会はこれが最後という雰囲気で受け答えされています。この時期に著者がこのインタビューをしたことはとても貴重だと思います。
当時の東京のナイトライフの様子、社交界の様子などもわかります。
上記二冊を続けて読んで本当に良かったと思いました。
先日読んだ猪瀬直樹著の「ペルソナ 三島由紀夫伝」を読んで、その流れでこの本を手に取りました。
著者の岩下尚史氏はラジオ番組での語りが独特で面白く、なんか変な人だけど興味がありました。花柳界に詳しく、その辺りの話も知らないことばかりでとても面白かったです。
この本では、「ペルソナ 三島由紀夫伝」のなかでX嬢として登場する、三島由紀夫が三年ほど毎日のように会っていた恋人の女性(豊田貞子)へのインタビューと、姉のように慕っていて親交が深かった湯浅あつ子へのインタビューがメインとなって構成されています。インタビュー時にはもうお二人ともご高齢でしたので、事実を伝える機会はこれが最後という雰囲気で受け答えされています。この時期に著者がこのインタビューをしたことはとても貴重だと思います。
当時の東京のナイトライフの様子、社交界の様子などもわかります。
上記二冊を続けて読んで本当に良かったと思いました。