Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Restaurant: Promers (ナールデン)

2010-08-25 16:23:36 | Restaurant/Cafe
Diningcity.comのレストランウィークがちょうど今週でした。この企画に参加したレストラン「Promers」へ行ってきました。要塞のあるナールデン(Naarden Vesting)の街にあり、その要塞部分をうまく改装してレストランにしています。
18時の予約で、少し遅れて到着しました。その時はまだ2,3組しかお客さんは居ませんでした。まずアペリティフを勧められましたが、私はアルコールが駄目なので、夫のみ。そして、シェフからの一品ということで、小さなガラス器に入ったパルマハムとチーズのトマト風味がふるまわれました。テーブルには、ペスト付きの小さな揚げパンのようなものと、またそれとは別にパンとバターが置かれています。
今回は3コースで25ユーロの超お得メニューなので、料理はすでに決まっており選ぶことができません。前菜は、野鳥とラムと子牛肉のテリーヌで、パプリカやキノコのトマトソース添えでした。自家製のテリーヌはよくできていました。パプリカなどの部分は味が私にはいまひとつ。少し残してしまいました。
19時頃になると、レストランは満席。満席になると、壁がレンガだからか、反響があって、少しうるさいなと感じることもしばしばでした。
メイン(写真)は、タラ(kabeljauw)でした。いちばん下に西洋ネギの炒めたものがひいてあり、その上にオーブンで焼いたタラ、その上に刻んだトマトがのせてあり、一番上にはパセリとパン粉を絡めてこんがり焼いたようなものが乗っています。また、ニョッキがその周りに添えられていました。このメインはとても美味しかったです。タラの身の質が良いと思いました。残念なのは、すこし冷めていたこと。もっと熱々なのをいただきたかったです。
デザートは、カルネミルクとチョコのアイスクリーム、レモンケーキ、チョコケーキの盛り合わせでした。量もちょうど良く、上品な味で満足しました。
この後、私はコーヒー、夫はエスプレッソを飲みました。またチョコレートなどの小皿が出てきましたが、私はもうお腹いっぱいでした。
このメニューにはワインアレンジメントをつけることができ、夫は車の運転もあるので、極少量にしてもらって、料理に合わせたワインを飲んでいました。
満員だったせいか、給仕はスローな部分もありました。でも感じが良く、キッチンもオープンキッチンで、料理人が見え、モダンな感じで、良いレストランだと思いました。また、一皿一皿が綺麗に盛り付けられており、見た目も楽しむことができました。
結局、レストランを出たのは21時過ぎで、3時間の良い食事時間を過ごすことができ、満足しました。
体調良好。



血液内科定期受診

2010-08-24 16:01:12 | 医療・病気
今日は約2ヶ月半ぶりの血液内科K医師の診察の日です。以前はこの診察の日には、何か悪い知らせがあるのではないかとドキドキしていましたが、最近は病状も安定しているせいか、リラックスして望めます。
フリーライトの検査のλの値が前回の77から56に下がっており、とても良好とのことです。よって、現在の薬をこのまま続けていくことになりました。ちょうど、レナリドミド10mg+デキサメタゾン2mgを週3回服用×3週間とデキサメタゾン2mgのみ週3回服用×1週間というサイクルの5回目が終わったところで、今週末から第6サイクルが始まります。これほど長くレナリドミドを服用したことはないので副作用が不安ですが、現在のところ血液検査の結果ももちろん値はかなり低いですが何とか大丈夫な範囲なので、医師の指示通りに続けるつもりです。
K医師の話では、最初の治療として、自己幹細胞移植よりもこのレナリドミドを用いた治療が第一選択肢として増えていくだろうとのことでした。でも高価な薬なので医療行政との絡みもあるらしく…。
血小板の値は正常値ぎりぎりかそれを下回るところで安定しています。これなら許容範囲とのこと。HBは6.7あたり、ちょっと低いですが、自分としては6を下回らなければ大丈夫。医師の考えもそんな感じです。また、脚の痛み左肋骨の痛みを医師の話したら、機会を見てPETをやってみましょうとのこと。
今は脚の痛みもなく、体調は良好。



Batavia Stad(アウトレットモール)

2010-08-22 15:24:51 | Wblog:お出かけ
アムステルダムの東、アルメールよりもっと東にあるアウトレットモールBatavia Stadが、この夏の最終セール日だったので、久しぶりに行ってきました。
最近よく服などはあちらこちらで買っているので、特に何かを買いたいというわけではなく、ちょっとした暇つぶしが主な目的でした。とはいえ、結局Replayで気に入ったシャツなどがあって、また別の店でショートパンツ他、つい買ってしまいましたけど…。
でもたいして欲しいものはなく、盛り上がりに欠けて、昼食をSUBWAYで簡単に済ましたのも含め、3時間くらいで帰途に着きました。
天候もなんとなく湿度の高い感じで、あまり爽快感がありませんでした。
体調良好。でもスカッとしない気分です。

EUユース管弦楽団 in コンセルトヘボウ

2010-08-20 18:11:04 | Concert
アムステルダムのコンセルトヘボウでのEUユース管弦楽団(European Union Youth Orchestra)のコンサートへ行ってきました。
いつもは車で行くのですが、今日はアムステルダムで5年に一度行なわれるSAILという帆船が一同に集まる、人気の高いフェスティバルの日で、天気も良いこともあってたくさんの人出が予想され、駐車場がいっぱいだと困ると思い、電車とトラムで行きました。
まずはコンセルトヘボウ近くの予約したレストランで夕食を食べました。料理は美味しく、人気もあるようで、7時頃にはほぼ満席になっていました。このレストランについては後日あらためて記事をアップします。
さて、コンサートですが、今回はバルコン席(2階席)で、オーケストラがよく見えます。
最初の曲は、ミェチスワフ・カルウォーヴィチ(Mieczysław Karłowicz)というポーランドの作曲家の曲で、1900年、つまり彼が24歳頃に作曲したものでした。初めて聞いたのですが、とても良い曲でした。チェロの音がきれいに響いて、心を奪われました。この作曲家、34歳くらいで事故で亡くなられています。残念ですね。
次は、ドボルザークのコンチェルトop.53です。有名な曲ですよね。ソロバイオリニストは、Lisa Ferschtman。気持ちよいダイナミックな音で良かったです。オーケストラは若くて元気が良いのですが、うまくまとまっていました。
休憩をはさんで、チャイコフスキーの交響曲「悲愴」です。チャイコフスキーの最晩年の交響曲を若い楽団がなぜ?と思いましたが、この曲って、それぞれの楽器のアピールできるところが要所要所にあるんですね。また、「悲愴」というタイトルから鬱々とした曲かと思いきや、情熱(passion)を感じさせる曲でした。楽団員が演奏を楽しんでいる雰囲気が伝わってきて、また指揮者Gianandrea Nosedaの全身を使ったわかりやすい指揮も音楽の体感を高めさせてくれ、とても良い音楽鑑賞の経験ができました。
さらに、今回、珍しく、アンコールもやってくれました。
実はこのコンサート、EUと関係があるからか、前首相や前大臣など著名な政治家が夫人同伴で来ておりました。ベアトリクス女王はいらしていませんでしたが、昨年の同コンサートには来られたようで、プログラムの写真に写っていました。
とても雰囲気のよいコンサートだったので、是非来年も行きたいなと思いました。
体調良好。

歯科医院へ

2010-08-19 16:11:37 | Weblog
歯科医院にて、数ヶ月前に行なった歯茎の状態改善処置後の経過チェックの日でした。結果は良好で、とても良くなっていると褒めていただきました。
マウスウォッシュ液使用の影響で、歯に茶渋のような色が着いていたのですが、これを綺麗のとってもらい、白い歯が戻ってきました。嬉しいです。
3ヶ月後に再度チェックの予約を入れました。そして、バカンス用の小さな歯磨きチューブを2つもらいました。
薬の影響か、病気による体力の低下のせいか、前回には非常に歯茎の状態が悪かったので心配していたのですが、かなり正常な状態まで戻ったようです。
病気のほうはいつまたがくんと悪化するかわからないので、小康状態が続いているうちに、体力を含め、身体の状況を良くしておきたいと思います。
体調OK。

映画「シュレック フォーエバー」

2010-08-18 16:00:49 | Movie
ニューキャッスルへのミニクルーズの船内にて「シュレック フォーエバー」を観ました。船内なので映画館というよりはホームシアターといったほうがよいような規模でした。映画館でいつもするようにポップコーンを入手して鑑賞を開始。
脚が痛かったのであまり心地よい鑑賞環境ではなかったのですが、わかりやすいストーリーなので、最後まで楽しめました。英語版で字幕なしでしたが、問題なしです。ただ、イギリス人だと思われる他の観客が大笑いしているところでついていけない場面はもちろんありました。
今回、シュレック以外のオーガがたくさん出てくる場面がありました。その中に、CSIのレイモンド・ラングストン博士に良く似ているオーガを発見! オーガってなんとなく愛嬌のある存在ですよね。
作品自体のレベルとしては、以前のものに比べていまいちっていう印象でした。話自体があまり感動がないというか、いつもと同じしかけで、少し飽きた感じです。この作品が最終作ということですが、それでいいかなと思います。
さて、昨夜はふくらはぎの筋肉痛に加え、尾てい骨にも痛みがあり、あまりうまく寝付けませんでした。夜中にパラセタモールを飲んで、痛みが薄らぎ、やっとちゃんとした眠りにつけました。


映画「Inception」

2010-08-15 16:47:01 | Movie
話題の映画「Inception」を観に行ってきました。最初はあまり興味がなかったのですが、「メメント」の監督の映画で、渡辺謙も出ているということで、観に行こうという気になりました。
ゆったり観たいので、アムステルダムのARENA近くにある映画館PATHEのIMAXで観ることにしました。ネットで席を予約して、お決まりの通りポップコーンを買って、劇場内へ。席はど真ん中で、シートはゆったり、かなり満員でしたが、スクリーンを人の頭で遮られることなく、ばっちり見ることができ、鑑賞環境がとても良かったです。
映画の内容は、夢の階層構造になっていて、ストーリーが難しいかと思いきや、思った以上にわかりやすかったです。映像の迫力がすごくて、2時間以上の上映時間中、時計を見ることなく、映画世界に飲み込まれるように見入ってしまいました。すごく時間が短く感じられました。問題の最後のシーンは、最初は独楽が回り続けているので、この現実も実は夢だということなのだと思ったのですが、後でネットで色々読んでいると、最後はちゃんと現実に戻ってハッピーエンドなんだと考えたほうがいいと思うようになりました。
ディカプリオは若い頃はそれなりに格好いいというか魅力のある役者さんで好きでしたが、今はこれと言った感慨もないただの役者という位置づけに私の中でなってしまいました。ただ、良い監督、作品を選ぶ眼があるようで、ディカプリオの出る映画は興味深いものが多い気がします。
最初が日本が舞台で始まるとは知らなかったので、日本語が聞こえてきて、新幹線とかが出てきた時は、驚きました。
この映画、映像の迫力があるので、大きなスクリーンの映画館で是非観るべきだと思います。
体調はいまいち。ふくらはぎに筋肉痛のような痛み。疲れやすい。


ミニクルーズでニューキャッスルへ(3日目)

2010-08-10 15:34:32 | 旅行(イギリス)
朝の船内放送に起こされ、起床。朝食のためにカフェに行き、紅茶とサンドイッチを食べました。そのあと、船内のショッピングエリアでお土産を購入。また、服がセールだったので、夫の上着やシャツ、自分のポロシャツなどを買いました。ちゃんとしたブランドのものが半額くらいになっていて、お買い得でした。
9時頃、Ijmuidenに到着の予定でしたが、遅れて10時半に着きました。往きに比べて帰りのほうが波が荒く、船も揺れを少し感じました。でもこの揺れが、寝ているときはなんともいえず気持ちよかったです。
到着とともに問題なく入国審査を経て、車があるパーキングへ。そして、帰路に着きました。
2泊3日とはいえ、実質丸2日ですね。
10月にバケーションに行く予定はあるのですが、夏場には何も予定がなかったので、急遽入れたこの旅行。日にちはあまりとれないことがわかっていたので、短く安く夏らしくをテーマに決めました。
往復の船賃(2泊+ビュフェディナー1回)+駐車料金+ニューキャッスル港から中心街まで専用バスでの往復で、2人合わせて200ユーロというお値段。キャンペーン価格だったからほんとお安いですよね。
体調がいまいちで、脚の痛みに悩まされ、思うように動けなかったのが残念でしたが、満足できたミニ旅行でした。


ミニクルーズでニューキャッスルへ(2日目)

2010-08-09 20:23:58 | 旅行(イギリス)
さて2日目。船内放送で朝を告げられ、朝食のためレストランへ。簡単にクロワッサン、デーニッシュ、紅茶などで済ます。この船はデンマークの会社の船だからか、デーニッシュが美味しかったです。そういえば、船の中で働いている人の半数以上が中国人のようで、どうしてかなーと不思議でした。
10時頃にニューキャッスルに到着し、バスで中心街へ。中心街は徒歩で回れる大きさでした。私たちはまず大きなショッピングモールへ行きました。しかし、私の脚の痛みはかなりひどく、あまりちゃんと長く歩けない状態でした。だから休み休みに店を回りました。
お昼には、手近な店でFish&Chipsを食べました。ほどほどのお味でした。事前に美味しいお店を調べておけばよかったと思いました。
中華街のほうへ歩いて、マーケットで少し日本食品を購入しました。
あと、美味しいクッキーの店でクッキーを買いました。
もうあまり歩き回る気力がなく、スタバで休憩して、帰りのバスの時間まで待ちました。
15時45分にバスはニューキャッスルを後にし、船のある港へ。
船に再チェックインして、ブッラサリーで簡単にカルボナーラで夕食にしました。夜は、船内のシネマで「シュレック フォーエバー」を観ました。面白かったです。
そして、部屋に戻り、体温を計ると38度、パラセタモールを飲んで寝ましたが、夜中に眼が覚め、もう一錠飲みました。
体調が悪く、脚が痛く、うまくニューキャッスルを堪能できなかったのが残念です。ショッピングモールの半分もまわれなかったのじゃないかしら。映画を観ているときも、脚の痛さが気になっていました。38度という体温も最近ない高さです。ちょっとアンラッキーでした。

ミニクルーズでニューキャッスルへ(1日目)

2010-08-08 20:08:03 | 旅行(イギリス)
船でオランダを出発し、イギリスのニューキャッスルに行く2泊3日のミニクルーズに行ってきました。船はIjmuidenというアムステルダムの少し北にある港を出ます。船の名は「Princess of Norway(ノルウェーの王女)」。かなり大きなフェリーです。出港は夕方の5時ごろなので、ゆっくりと午後に家を出ることができました。チェックインして、6時から予約していた船内レストランで、シーフードのビュフェをいただきました。カニ、エビ、ムール貝、サーモンなどなど、クオリティはたいしたことありませんでしたが、いろいろ少しずつ楽しめて良かったです。特に甘エビがおいしかったです。
天気は心配していましたが、かなり良好で、青空も見えます。海も穏やかです。でもデッキにでるとやはり風があって、寒いので、船内から海を眺めていました。
潮の匂いはきつくなく、時折、他の船が遠くに見えるくらいで変化のない海の風景でしたが、洋上にいるという感覚が気持ち良かったです。
ただ、右脚付け根の痛みが出ており、体調はいまいち、早々に船室のベッドにつきましたが、あまりよく眠れませんでした。