Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

レナリドミド+デキサメタゾン 第42サイクル開始

2013-05-31 08:58:04 | 医療・病気
レナリドミド10mg、デキサメタゾン0.5mgを週3回服用、4週目はデキサメタゾンのみ週3回服用というサイクルの42回目が始まりました。
1サイクルって4週間なんですが、あっという間に経ってしまいます。
私は薬は通常朝食と一緒に服用するのですが、4月に入院したときに、看護師さんの薬のスケジュール表では、レナリドミド(レブラミド)は夜飲むことになっていました。眠くなるからと言われましたが、私は習慣を変えるのが嫌で今も朝に飲んでいます。入院したのが、血液内科病棟でなかったので、適当なことを言われたのかもしれません。
私が行く総合病院では、衛生管理が年々厳しくなっています。昨年か、医師や看護師の指輪や時計着用禁止が再度徹底され(以前もほとんどしていなかったけれど、たまにしている人がいました)、服装の袖はひじ上までにすることも徹底されました。手は頻繁に除菌したり、手袋を使用するけれど、手首の袖口は不潔になる可能性が高いからだそうです。なので、医師の白衣はみな半袖スタイルです。先日のドイツの病院の医師は長袖の白衣を着ていて、少し私としては違和感がありました。日本のお医者さんも長袖の白衣の人、多いですよね。
病院内はエアコンで寒くない温度に調整されているので、半袖の白衣でも、中にシャツなども着ているし、寒くはないのでしょう。
看護師さんの白衣も半袖ですが、以前は自前のカーディガンなどを上に着ている人がいました。そういうのも禁止されたようで、今は寒いときは、医療従事者用と思われる袖が6分くらいの白い上着を着ています。おそらく、使った上着は他の白衣と同じく、毎日洗濯にまわされているのだと思います。
患者としては、こういう傾向はうれしいのですが、実際勤めている人としては、管理がきつくなったとストレスに思う人もいるのでしょうね。
先日、引退を決めて退職された看護師さんは病院の科のニュースレターに一筆を寄せており、その中で、昔は患者さんとゲームをしたり、いろいろ話をしたり、もっとおおらかだったと、ノスタルジックに書いておられました。専門化が進み、コンピュータ相手に入力やデータ調べなどの仕事も増え、患者さんと人間的につきあう時間が少なくなり、機械的にタスクをこなしていくだけになっていくことに疲労感を覚えたようでした。
長くなってしまいましたが、この病院、どんどん改善していこうという気概は感じますので、私としては好感をもっていますが、やはりところどころ問題点も見えます。
体調は良好です。

本「Getuige」

2013-05-30 10:40:50 | Book
Lars Keplar(ラーシュ・ケプレル)著「Getuige」を読了。
ラーシュ・ケプレルは、スウェーデンのミステリー作家名だが、実際はアレクサンデル・アンドリルとアレクサンドラ・コエーリョ・アンドリルの夫妻の共同ペンネームです。つまり、夫婦でこの本を一緒に書いたということですね。
この「Getuige」(原題は「Eldvittnet」)、オランダ語タイトルを日本語訳すると「目撃者」となります。 Joona Linna(ヨーナ・リンナ)の犯罪ミステリーシリーズの第3弾です。すでに、「Hyponose」(日本語版「催眠」)と「Contract」(日本語版「契約」)は読んでいます。
「Getuige」は、問題のある少女たちが収容されている人里離れた施設で事件が起こります。周りは森だらけで、ストックホルムからは何時間もかかる場所です。少女と、ケアテイカーの女性が惨殺されます。そして、Vickyという少女が施設からいなくなっていることがわかります。中盤くらいから、自分はミディアム(霊能者)だと名乗るFloraという女性が警察にこの事件を見たと電話をかけてくるようになります。Floraは、殺人事件が起こった場所から遠く離れたところに住んでおり、実際に目撃したはずはありません。いろんなことが絡み合いつつ物語は進みます。スウェーデンの森ばかりの荒涼とした風景が、本の中からは浮かび上がってきます。
全部で550ページ弱あり、長いですが、一章が2ページから3ページなので、一つ一つの場面が短く完結していて、次へ次へとラクに読み進められます。結局、194章まであります。
最後は、次の本への読む意欲がそそられる予兆のある内容で終わっており、このシリーズ第4作「Slaap」(原題「Sandmannen」を読むのが楽しみです。
話によると、このシリーズは6作完結だそうです。
実は、平行してノルウェーのミステリーHarry Holeシリーズも読んでいるので、少し頭がこんがらがってしまうところがあります。本の雰囲気はかなり違うのですが、北欧っていう雰囲気が私の中では同じなので…。
話が戻りますが、この「Getuige」は私の感想としてはいまひとつです。前作の「Hyponose」、「Contract」のほうが断然よいです。まあシリーズですが、第1、2作を読んじゃったら、これも読まずにはおれないですけどね。いまひとつって言っても、読み始めたら最後まであっというまに読んでしまうレベルではあります。
体調が少しずつ良くなってきました。


血液内科定期受診2013年2回目

2013-05-23 09:10:51 | 医療・病気
3ヶ月ごとの血液内科受診の日でした。今回は、先月の2回の入院など体調が1ヵ月半にわたり悪かったので、不安でした。
予定の時間より、いつになく待たされ不安は高まります。
15分遅れで診察室に入り、「たいへんだったようだけど、フリーライトの結果は良好です」とK医師に言われ、ひと安心。λが7.9くらいで、κが4.9くらい。前回とほど同じの値でした。
約1ヶ月半の間に3回も感染症になったことから、私の免疫力は2年前と比べて少しは上がっているのでしょうかと尋ねたところ、「血液検査の数値上は上がっているけれど、3回も感染症になったという事実から見れば、数字と実際の免疫力は違うとも言えるし、まあ今回は偶然が悪いほうに重なったという感じなのかも…」と歯切れの悪い感じの回答。
5月10日のCRPが130で、5月21日のCRPが38。順調に下がっているとも言えるけれど、10日以上も経っていて、抗生物質を飲み終わって1週間くらい経っているのに38もあるのが、自分ではちょっと納得がいきません。
CRPについても質問したけれども、やはり言語の壁があるのか、知りたい回答は得られませんでした。「38くらいならまあまあ、100を超えてくると、真剣に考えるってところがあります」というような感じの回答。でも、日本語で
CRPを検索すると、10を超えると入院検討で、100を超えるとたいへんという感じなので、私の場合すぐに200を超えてしまうので、そこのところの原因というか、意味を知りたいのですけれど、うまくいきませんでした。日本とオランダではCRPの単位が違うのかなあとも思ったのですが、そういうわけでもないようですし…。
K医師は、PCでCRPの推移のグラフを見せてくれて、そこには500超えの数字もあってびっくりすると、これは5年ほど前の病気がいちばん酷かった頃のものでした。
夫が「デキサメタゾンを少し増やしたらどうですか?」と突然言い出し、まあ炎症反応がずっと出ているので、K医師も「そういう選択もありますね」と一度は同意しつつも、私自身は「え、変えたくないです」と言うと、K医師は「Never Change a winning team.(サッカーなどでよく言われる言葉で、勝ち続けているチームは(メンバーやフォーメーションを)絶対に変えるなという意味)」と言い、結局変更なしとなりました。
それから、今年の初めからC型肝炎のワクチン接種をしているのですが、これは6ヶ月で完了するもので、1月、2月、3月と1回ずつ接種をしました。4月に病気になったので、このワクチン接種が影響を及ぼしていることはないですかと尋ねたところ、「わからない」とのこと。まだ、6ヶ月目の最後のワクチン接種をしなければならず、それを行った後にちゃんと抗体ができているか調べなければいけないとのこと。10%の人がワクチン接種をしても、抗体ができないんだそうです。ちなみにK医師もその一人だとのこと。
5月の始め頃に、舌の表面に白い粒状のものが3つくらい見え出し、一時はアミロイドーシスがまた出てきたのかと心配しました。アミロイドーシスが出るということは、つまりはMMが活性化しているということで、とても悪い徴候です。結局数日で消えて、胸をなでおろしました。抗生物質や咳などで、口内が荒れていたようです。
ここ2ヶ月くらい色々ありましたが、フリーライトの結果が良くて、ほんとうに一安心です。
オランダはまだまだ寒いので、無理をしないようにして、再び体力強化に少しずつ取り組んでいこうと思います。

アイフェル地方(ドイツ)旅行⑦:トリアーのマルクスの家

2013-05-18 15:29:55 | 旅行(ドイツ)
バスを降りて、目的地はカール・マルクスの生まれた家(Karl-Marx-Haus)に向かいました。
中はミュージアムになっており、音声ガイドを渡されます。私は英語のものにしました。カール・マルクスや共産主義についての展示で、展示はすべてドイツ語なので、音声ガイドがないとちんぷんかんぷんだったでしょう。中国人の観光客が多いようで、中国語の音声ガイドもあり(日本語はなかった)、ルート案内の表示なども中国語でされていたりしました。
このマルクスの生まれた家を博物館にしようという計画は早くからあり、資料などがこの家に集められていたそうですが、第二次世界大戦時にナチスがこの家を使用し、ナチスの命令でその多くの資料が廃棄されたそうです。
マルクスの人生を追うように展示がされていますが、マルクスってかなり貧しい生活を強いられたようですね。マルクスについては高校で習った知識しかなかったので、少し色々なことがわかりよかったです。
体調はかなり悪い感じでした。すごく疲れた感じ。徒歩で中央広場まで戻り、レストランで夕食をとりました。
その後、駐車場まで戻り、車でGerolsteinまで帰りました。
天候も悪かったし、体調も悪かったしで、あまり楽しめなかったですが、客観的に見ると、このトリアーは、見どころたくさんで、徒歩でも十分回れるし、一日観光にはとても良いところだと思いました。町の脇にはモーゼル川も流れており、そちら側の風景もきれいです。天気の良い夏に訪れるには最適ではないでしょうか。
この7泊8日の旅行の中で、トリアーに行ったことは救いでした。これがなかったら、あまりにもハイライトのない旅になっていたでしょう。
18日の土曜日の朝、オランダに向かって帰りました。体調は、1週間前よりは良くなっていましたが、まだ良いとは言い切れない状態。でも、何とかこの旅行を乗り切ったことで少し気分は良かったです。
あとで、機会があれば、トリアーのカフェとレストランについても投稿するつもりです。

アイフェル地方(ドイツ)旅行⑦:トリアーのカイザーテルメン

2013-05-17 08:00:59 | 旅行(ドイツ)
ケーキと紅茶でゆっくりしているうちに、小雨が降りだしました。トリアー(トリーアともいう)の観光名所は徒歩で周れる範囲にあると思いますが、体の調子がいまひとつの私にはちょっと無理かもと思い出しました。寒いのも外を歩くのには堪えます。
それで、トリアーの観光名所を巡るバスを利用することにしました。バスは30分ごとに巡回しており、観光スポット7ヶ所の好きなところで乗り降り自由です。こういうバス、観光都市でよく見かけますが、これまで一度も使ったことはありませんでした。
このバスを使って、古代ローマ時代の大浴場跡バルバラテルメン(Barbarathermen)に行きました。が、ここは修復工事中のようで、外から眺めるだけで、あまり見るところがありませんでした。
またバスに乗って、古代の円形劇場を窓から眺め、バシリカ(Basilika)のところで下車しました。バシリカは大きな教会堂で、外からは一見工場のように見えました。中は、大きな空間が広がっており、モダンな印象を受けました。
そこから歩いてすぐのところに、宮殿があり、美しい公園があります。小雨がずっと降っていたので、ゆっくり見ているわけには行きませんでしたが、そこを歩いて南のほうへ向かっていくと、写真のカイザーテルメン(Keizertermen)が見えます。これも古代ローマ時代の大浴場跡なんですが、こちらはきちんと修復されていて、ミュージアムになっています。入場料を払って入ると、遺跡が見渡せる展望台に上ったり、迷路のような地下部分を見て回れます。小さな案内の紙はもらえますが、ところどころに的確な案内表示がないので、実際には何がなんだかわかりませんでした。でも、なんか面白かったです。かなり広く、けっこう贅沢な浴場だったんだなあと思いました。ビデオか何かで、再現図などを見せてくれるともっとよかったのにと思いました。
話はそれますが、日本で、古代ローマ時代の浴場と日本の風呂をつないだコメディの『テルマエ・ロマエ』というマンガや映画が流行っているのをニュースなどで読んでいて、ああ読みたいなあ、見たいなあと思っていたのですが、まだ実現させていません…。
バシリカのところまで戻り、バスを待ちました。なかなかバスは来ず、30分くらい待ったかな。私にとっては良い休憩時間でした。でも寒かったです。

アイフェル地方(ドイツ)旅行⑥:トリアーの大聖堂

2013-05-16 08:46:37 | 旅行(ドイツ)
次は、トリアーの大聖堂(Dom)へ。黒い門ことポルタ・ニグラから歩いて10分くらいのところにあります。道は歩行者天国なので、周りのお店を見ながら、退屈せずに歩くことができます。
大聖堂はとても大きく、写真に入りきりませんでした。ドイツ最古の大聖堂だそうです。中には、イエスが纏った布というお宝物があります。地下室なども見学でき、ゆっくり見れば、見どころ満載のようです。しかし、私は体調が悪く、椅子にじっと座って遠目に見学しました。この大聖堂、ステンドグラスが見あたりませんでした。
この大聖堂に隣接した形で、聖母教会(Liebfrauenkirche)があります。こちらは、円形をした建物で、ステンドグラスがあちらこちらにしっかりとありました。
それにしてもドイツ語がぜんぜんわからないし、ドイツ語の説明だけしかなかったりで、いまひとつ何を見ればよいのか要領が得ません。
疲れてしまって、まあランチにしようということで、すぐそばのHauptmarkt(中央広場)に戻り、普通にサンドイッチでも食べようと思って、よさそうなお店に入ったら、何とケーキ屋さんでした。おいしそうなケーキが並んでいるのを見て、うれしくなり、ケーキと紅茶を食べることにしました。
ケーキと紅茶で体力を回復しながら、午後のプランを練りました。
この日は観光の目玉ですから、体調がいまひとつでも何とか乗り切らなくてはと思っていました。


アイフェル地方(ドイツ)旅行⑤:トリアーのポルタ・ニグラ

2013-05-15 07:44:33 | 旅行(ドイツ)
トリアー(Trier)は、アイフェル地方の南端にある町で、ドイツ最古の町といわれています。
私たちが滞在したGerolsteinから、車で45分くらいでした。
大きな町で、駐車場もいくつもあり、中心地に近い、駐車ガレージに車を入れました。
そこから、今日は一日かけてトリアー観光です。天気は曇り日で、今にも雨が降りそうな感じ。まずは、歩いて、黒い門と呼ばれるPorta Nigra(ポルタ・ニグラ)へ。2世紀後半に造られた門で、ちょうどカール・マルクスの小さな像がたくさん飾られていて、ちょっとコミカルな独特な雰囲気でした(写真)。なぜマルクスかと思われる人もいるかと思いますが、このトリアーはマルクスの生誕地なのです。この小さなマルクス像、人気があり、すでに30体ほど盗まれてしまっているとか…。近くの仮設の小屋内で、この像を作ったアーティストの作品が販売されており、マルクス像も売っていました。1体300ユーロでした。
ポルタ・ニグラは、中に入って、屋上まで上がることができますが、階段で上がるのはちょっときついなと思って、私はやめました。
この日も寒くて、あっという間に私の体力ゲージは低空飛行状態となりました。

アイフェル地方(ドイツ)旅行④:Prum

2013-05-14 10:33:07 | 旅行(ドイツ)
なかなか体調がよくならず、半日くらいはコテージでぐずぐずしていたりしました。どこにも行かないのもなんなので、午後に車で30分ほどの町Prüm(プリュム)へ。
小さな町でした。見所は、写真の教会だけといってもいいほど。
この教会、以前は白色だったのですが、第二次大戦末期に空爆で破壊され、再建されたときは何故かこのピンク系の色になったのだとか。
教会内は質素な雰囲気。観光客はほかにはいず、地元の人と思われる教会を管理している人が2、3名いました。その一人がドイツ語で「皇帝のお墓はあそこにありますから、見てくださいね」と気軽に声をかけてきました(私はドイツ語がわからないので、夫にあとで何て言ったのと訊いています)。西ローマ皇帝ロタール1世の慰霊碑がありました。
ゆっくりと見ていると、というか私は疲れて椅子に腰掛けてぼーっとしていたら、またその人が来て、ドイツ語で話始めました。夫は相槌を打っていましたが、私はちんぷんかんぷん。ただ「ヒトラー」という単語は聞き取れました。あとで夫に教えてもらうと、ヒトラーが台頭したときに、この教会の神父がそれに反対する演説をここでして、結局、強制収容所に送られてしまったとか。
この教会の隣りには、もう一つの観光スポットAbdij Prümがあります。現在はギムナジウムとして使用されているために、夏休み期間しか中が見られず、私たちは観られませんでした。外観だけでもとても美しい建物でした。
小一時間もこの町にいなかったと思います。寒いし、体調いまいちだし、すぐに帰途に着きました。

アイフェル地方(ドイツ)旅行③:Manderscheid

2013-05-13 09:06:46 | 旅行(ドイツ)
Manderscheid(マンダーシェイド)は山間にある町で、そこには二つのBurcht(城)があります。写真は、Niederburgというお城で、かなり立派なもので、中に入ることもできるようですが、私が行ったときは残念ながらオープンしていませんでした。
そこから、少し道なりに上って行くと展望ポイントがあり、写真はそこから撮ったものです。この展望ポイントからは、左のほうにもう一つお城(Oberburg)が見えます。
ちょうどこの二つのお城の間に、昔、国の境界線があり、一つはルクセンブルグに属し、もう一つはトリアーに属していたそうです。
今もよく見ると、それぞれのお城には違う旗がはためいています。
このあたりには観光スポットが集中しており、その一つはMosenbergというカルデラ湖です。駐車場から、徒歩で林の中の道を上って行くと、視界が開けて湖が木々の間から見えます。この湖を周る形のハイキングコースがあります。私は、途中までで力尽きて戻ってきてしまいましたが、天気がよく暖かい日にゆっくりとハイキングをすると良い場所でした。鳥のさえずりが聞こえ、自然が感じられる場所でした。
少し北上すると、Daunという町があり、その近くにDauner Meereという湖があります。大きめの湖で、駐車場からすぐそばです。ほとりには小さな教会があります。Totenmaarと呼ばれていますが、昔はこの教会に属した村があったそうですが、自然災害で村自体は湖に飲み込まれ、教会だけが残ったそうです。夏になると、この湖で人々は泳ぐそうです。
車の移動で、いくつか観光スポットを巡りました。やはり少し歩くと疲れが出てしまいます。

アイフェル地方(ドイツ)旅行②:Kasselburg

2013-05-12 07:58:25 | 旅行(ドイツ)
まずは、滞在しているGerolstein(ゲロルシュタイン)の近くにあるKasselburg(カッセルブルグ)に行きました。車で15分くらいでした。正式名称は、Adler und Wolfspark Kasselburgといいます。
このKasselburgは、12世紀のお城の廃墟をメインにして、20ヘクタールもある広い公園があります。また、鷹のショーを見ることができます。オオカミもいて、見ることができるそうですが、私が覗いたときにはどこかに隠れていたのか見れませんでした。
広い敷地で緑がいっぱいで、林があり、一周する散歩コースがあります。とても寒くて、体力的に無理だったので、私は歩きませんでしたが、暖かい天気の良い日にゆっくり散歩できたら、どんなに気持ちよいだろうと思いました。
たくさんの種類の鷹やフクロウ系の鳥がそれぞれケージの中に飼われていて、動物園のようでした。
鷹のショーは、一日に2回、時間が決められていて、私たちは11時のショーを見ました(写真)。鷹使いが、鷹に餌をやりながら、鷹を操ります。30分くらいのショーでした。鷹がすごい速さで飛びながらも、器用に餌をつまんでいくのに歓声が上がっていました。
城の部分に、この日は、中世の衣装を着た人々がたくさんいて、なんか市場のような感じを醸し出していました。イベントか何かがあるのかなと思って見ていたのですが、私たちがいる間には何も始まりませんでした。
塔があり、その塔にはてっぺんまで登れます。約25mの高さだそうです。私は登りませんでしたが、夫は登りました。てっぺんからは見晴らしがよく、素晴らしい眺めだそうです。
公園部分が広いですから、天気が良い日にはおすすめです。反対に雨だと、雨をしのぐ場所がほとんどないので、駄目だと思います。
お昼近くになり、園内のレストランで、グラッシュ(牛肉、タマネギ、パプリカなどの入ったシチュー)をパンと一緒にいただきましたが、これが絶品。とてもよく煮込んであって、美味しかったです。
このとき体調はいまひとつというか、かなり疲れて限界に近かったです。