Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Restaurant:Korianders@Rhenen(オランダ)

2014-04-27 07:54:07 | Restaurant/Cafe
先日も一度利用しましたが、スーパーマーケットのキャンペーンで、シールを集めてカードがいっぱいになると、参加レストランの一つで、3コースメニューが2人分で1人分のお値段になるというのがあり、カードがもう一つあったので、少し遠いですが「Korianders」というレストランへ行ってきました。
場所は、ユトレヒトとアーネムの中間くらいのところでRhenenという町にあります。
町の入口付近の駐車場に車をとめると、すぐ近くにレストランがありました。
西洋とアジアのフュージョン料理がメインとのこと、楽しみです。
まずはアミューズ。ホワイトアスパラガスが季節なので、その一口サイズのもの。
前菜は、サーモン&キュウリの一品(写真)をチョイス。真ん中にエビのフライがのっており、これがクリスピーで美味しかったです。また、右下の赤ビートのアイスもアクセントになっていてよかったです。枝豆やキュウリの冷たいスープが下にあり、これは酸味が私はあまり好きではありませんでした。
ここで、またアミューズ。ホワイトアスパラとハムを細かく切ってあえたものでした。
メインは、鱈&トムヤン。鱈の切り身、エビ、パプリカ、ズッキーニのグリル、ライスコロッケが、トムヤンのソースの上に並んでいます。おいしいソースで、魚介類もおいしく、満足しました。
そして、またアミューズ。ライチのシャーベット。さっぱりしたものがほしかったので、絶妙のタイミングでした。
デザートは、クリームブリュレ。といっても緑色…、パンダン(という植物)を使ったものでした。初めて食べました。ポップライスとアイスクリームの組み合わせもよく、おいしかったです。
このあと、紅茶をいただきました。
他のレストランでは食べたことのないような組み合わせのものが出てきて、楽しかったです。
アミューズも含め、3コースで39.50ユーロ(二人分)はお得でした。それぞれ二つの品から選ぶことができました。
通常は3コースで、34.50ユーロです。
また来たいレストランですが、ちょっと遠すぎるのが難点です。
カジュアルながら、落ち着いた雰囲気のレストランでした。
体調は良好です。でもちょっと疲れやすい感じです。





クラシックコンサート:Yo-Yo Ma and Kathryn Stott@コンセルトヘバウ(アムステルダム)

2014-04-25 15:02:56 | Concert
金曜日、アムステルダムのコンセルトヘバウへ。明日の土曜日が国王の日なので、オレンジ色の飾りつけが町々になされていて、なんとなくにぎやかな雰囲気でした。
Yo-Yo Maを生で聞きたくて早々に手に入れたチケット、とても楽しみにしていたコンサートです。大ホールが売切れ満員でした。
舞台に近いバルコニー席で、ばっちりとよく見える席でした。
演奏曲は、以下の通りです。
Stravinsky - Suite italienne
Villa-Lobos - Vijfde chôro 'Alma brasileira' (arr. J. Calandrelli)
Piazzolla - Oblivion (arr. K. Yamamoto)
Guarnieri - Dança negra (arr. J. Calandrelli)
Falla - Siete canciones populares españolas (arr.)
Messiaen - Louange à l'éternité de Jésus (uit 'Quatuor pour la fin du temps', I/22 )
Brahms - Derde sonate in d, op. 108
CDで学習して行ったのもあって、耳になじみのある曲ばかりでした。すべてチェロとピアノのデュオでした。
チェロの美しい生音に感動しながら聞いていました。
しかし、この時期風邪をひいている人が多いのか、咳がかなり多く、チェロとピアノだけなので音が少ないこともあって、咳の音が大きく響き、演奏の音に集中できないときもありました。2階のバルコニー席なので、すべての音が上へ上がって反響するので、余計によく聞こえたのかもしれません。私も以前に咳に悩まされながらコンサートを聞いたことがあるので、咳をせざるをえない人の気持ちもわかります。
もしかしたら、CDの音のほうがピュアで音楽を楽しめるのかもとも思いました。
Yo-Yo Ma、お客さんを楽しませ、満足させるコツを知っているなあと思いました。アンコールは3曲。オランダの国のシンボルカラーのオレンジ色のハンカチーフを取り出し、振って、観客は拍手喝采。
チェロの音がときどき深くきれいな音色で、それはすばらしかったです。
モダンな軽快さも感じました。
チェロと言えば、10月にCello Biënnale Amsterdamというフェスティバルがあり、別の異色なチェリストのミッシャ・マイスキーを聞きに行くことにしました。まったくタイプの違うチェリスなので、演奏が楽しみです。
体調は良好です。


Cobra Museum@アムステルフェーン(オランダ)

2014-04-21 09:40:31 | Wblog:お出かけMuseum
アムステルフェーンにあるCobra Museum(コブラ近代美術館)に行ってきました。cobraは、1940年末におこった芸術運動で、Copenhagen - Brussel - Amsterdamで活躍した芸術家を主にしていたので、その都市の頭文字のCo、Br、Aをとってcobraと呼ばれています。Karel Appel、Constant、Corneilleの作品や、シンキチ・タジリの彫刻作品をいくつも見ることができます。
でも今回のお目当ては、「ROM THE GUGGENHEIM COLLECTION TO THE COBRA MUSEUM OF MODERN ART」展で、ニューヨークのグッゲンハイム美術館のコレクションがこのCobra Museumで見れるのです。ちょうどCobra派が活躍したのと同じ時期に世界各地で抽象表現主義の作品がいくつも現れており、それらを収集していたのがこのグッゲンハイム美術館でした。
展覧会では、ポロック、アルベルト・ブッリ、ウィレム・デ・クーニング、Asger Jorn、Pierre Alechinskyなどさまざまなアーティストの作品がありました。Kenzo Okada (岡田 謙三)やIsamu Noguchiの作品もありました。Isamu Noguchiは、グッゲンハイムの奨学金を得てパリに渡り、ブランクーシのアシスタントをやっていたので、ちょっとブランクーシを思わせる彫刻作品が展示されていました。
ニューヨークのグッゲンハイム美術館には行ったことがないのですが、フランク・ロイド・ライト設計の現代的美術館の代表的建物で、映画などで見たことのあるものです。そのオープン時の映像を見ることができ、当時の車の形や人々の服装などとても特徴的で、面白かったです。いつかは一度は行ってみたいなあと思う美術館の一つですが、遠いので実現は難しいかも。
グッゲンハイム美術館といえは、スペインのビルバオにもあります。1997年に開館したもので、フランク・O・ゲーリーの設計で、美術館自体が芸術作品です。こちらは、2年ほど前に訪れました。すばらしかったです。
さて、このCobra Museumでのグッゲンハイム美術館コレクション展、2014年8月31日までです。
アムステルフェーンという日本人の多い場所柄、日本人の訪問者もいるかなと思ったのですが、まったくいませんでした。でも、展覧会自体は、そこそこ人も多く、賑わっていました。
体調は良好です。

Heidesteinウォーキングルート@ユトレヒト

2014-04-20 08:46:07 | Weblog:散策
イースターの日曜日、ユトレヒトの丘陵地帯にあるウォーキングルートを歩きました。先日行ったNoordhoutのルートの近くです。この周辺にはいくつもウォーキングやサイクリングのルートがあります。
今回は、Heidesteinという名のルートで、全長4.5㎞です。Hiedeとはヒースのこと。
天気の良い日曜日とあって、人が多めでした。春らしく、鳥のさえずりが頻繁にきこえ、気持ちよく歩くことができました。
オランダのウォーキングルートは単調なことが多いのですが、このルートは変化に富んでいて、楽しかったです。
林を抜けると、まずは写真のような羊の牧場、そして湖、トンネル、橋、ヒースの丘と、1時間くらいのウォーキングでいろいろな目玉ポイントがあります。おすすめのルートです。
駐車場に車をとめると近くに案内板があり、赤の印をたどっていくだけのわかりやすいルートでした。
体調は良好です。気候の良い時期にウォーキングで体力アップにつとめようと思います。

Museum de Fundatie@Zwolle(オランダ)

2014-04-18 09:26:57 | Wblog:お出かけMuseum
オランダの真ん中より少し北あたりにあるZwolle(ズウォレ)という町にあるMuseum de Fundatieに行ってきました。
アクセスが良かったので電車で行きました。
昨年、新しくドーム天井部分が増設されてニュースになっていたので、興味をもちました。
古い町並みに、未来的なドームが見えて、ミュージアムの建物自体がネオクラシックの建物とモダンなドーム部分のミスマッチ的なインパクトで、面白いです。
展示は、ヨーゼフ・ボイスの作品が多くて、少しびっくりしました。ほかには、これまで見たことのないようなゴッホのスケッチや、モンドリアンの風景画、ピカソの皿など、有名なアーティストの作品が少しずつありました。
ちょうど「From Turner to Appel」という展示(2014年8月17日まで)をやっていて、興味深かったです。
2時間くらいで見てまわれる規模の美術館でした。
ドーム部分にカフェがあるので、そこで休憩したり、ビデオ作品をじっくり見たりすると、3、4時間かかるかもしれません。
金曜日だったのでお店などが開いており、活気のあるズウォレの町を少し散策しました。
この地方の中心都市だけあって、いろんなお店があって、古い建物もあり、良い雰囲気でした。
体調は良好です。

Restaurant:Wambing@Texel(オランダ)

2014-04-17 11:59:04 | Restaurant/Cafe
Texel島旅行の一日目にレストラン「Wambing」で夕食をしました。
ホテルのレストランですが、宿泊客でなくても大丈夫です。予約はしたほうがいいようです。
おすすめの3コースメニューにしました。
前菜は、チキンとマッシュルームの春巻き。皮がサクッとしていて、中はジューシーでおいしかったです。
メインは、ホウボウのフライ、インゲンなど春野菜のソテーでした。
野菜は甘みがあり、新鮮かつ旬の味でした。野菜がとてもおいしく感じられ、びっくりしました。ホウボウもおいしかったです。
夫は肉系のメニューを選択していましたが、おいしかったそうです。
Texel島産の食品を使った料理です。
デザートは、チーズケーキなどもありましたが、おなかがかなりいっぱいだったので、紅茶のセットを注文しました。
チョコレートなど一口サイズのお菓子がいくつかついてきました。
この3コースメニューは33ユーロほどで、良心的なお値段だと思いました。
カメラを持っていくのを忘れたので写真がないのが残念ですが、見た目も美しい料理でした。
Texelのビールの写真は別のカフェでのものです。
体調は良好です。



本「極北ラプソディ」

2014-04-16 14:05:20 | Book
海堂尊著「極北ラプソディ」を読了。
北海道の架空の都市極北市を舞台とした「極北クレイマー」の続編。主人公の今中はあまり魅力的なキャラではないけれど、他の登場人物の世良や速水が印象的なキャラで、世良は「ブラックペアン1988」で若き姿で重要な役割を演じており、速水は「ジェネラル・ルージュの凱旋」で救命医としての活躍が描かれていました。
他の本と登場人物がかなり重複しているので、単独でももちろん読めますが、海堂ワールドの他の本を読んでいれば読んでいるほど楽しめると思います。
今回の話のメインは、救命ヘリ(ドクターヘリ)についてで、また行政区分と救急体制のエリアの不一致などについて問題を提起していました。
ちょっと軽めのストーリーという気はしましたが、気軽に読めて、息抜きに良かったです。
印象に残ったのは、速水のことばで、
「ルールという安全地帯を設定することのほうが責任逃れだ」です。
ルールって言われるとそういうもんだとそこで思考停止してしまいますが、そのルールをこう変えればこうなるんじゃないかとか考えていくことが、特に上に立つ人や行政の人には必要なことではないかと思います。
体調は良好です。
写真は本文とは関係ないけれど、今週末がイースターなので、Tony's Chocolonelyのイースターチョコです。


ロッテルダム・マラソン見学

2014-04-13 10:25:12 | Wblog:お出かけ
日曜日、夫がロッテルダムマラソンに参加するので、見学に行ってきました。
といっても夫が出るのは、フルマラソンではなく、ハーフマラソンです。企業参加のDuo Marathonというもので、ちょうど中間地点でタスキをつなぎ、二人でハーフを走り、合わせてフルマラソンコースを走るものです。
夫は、後半のコースを走りました。エラスムス橋を渡り、緑の多いKralongseの池をぐるっと回るコースで、気持ちの良い天気も誘い、走りやすかったそうです。
電車でロッテルダム中央駅へ行き、そこから少し歩いたところがスタート&ゴール地点です。その近くに着替える場所があり、そこにはシャワー施設もあります。
私は、10時半のスタートを見学し、その後駅そばのお気に入りのサンドイッチ店「Lebkov & Sons」で昼食をゆっくり食べ、12時半頃に優勝者のゴールを見に戻りました。ケニアのキプチョゲ選手が2時間5分の好タイムで優勝しました。
柵のすぐ手前の位置をキープして、夫のゴールを待ちました。それぞれのランナーのゴールは感動的で、全然知らない人なのに、ときどきうるうるとくることがありました。ゼッケンに名前が書かれているので、私の横の女性は、「ジョン、がんばれ」とか「ハンス、よくやった」とか「マタイン、もう少しだよ」とか目につくランナーに片っ端から声援を送っていました。
夫のゴールを見たあと、着替え場所の近くで無事に出会うことができ、スムーズに電車で帰途につきました。
以前に、Egmond(エグモント)のハーフマラソン大会に行ったことがあるのですが、このときは会場まで行くのがたいへんで、またスタート地点と着替え場所がかなり離れていて、面倒でしたが、ロッテルダムマラソンは中央駅のそばにスタートとゴール地点があり、広い着替え場もあまり離れていないところにあるので、便利でらくでした。
一般参加の10㎞ランもあり、これにも多くの人が参加していました。
コースのところどころには、音楽隊がいて、音楽の演奏があったそうです。
ゴール地点から駅に歩いていく途中にユニレーバのビルがあるのですが、その前では無料でキャンディーアイスを配っていました。
春の晴天も手伝い、とても良いマラソン日和でした。
体調は良好です。

Texel島(オランダ)旅行2泊3日③

2014-04-08 12:45:47 | 旅行(オランダ国内)
Texel島最終日。
ホテルで朝食後は、もう帰るだけです。
10時のフェリーで帰ることにしました。外は今日も風が強く、曇っています。
フェリーに乗って、正面から見ると、もう対岸の町Den Helderが見えています。それほど近いのです。
天候にはいまひとつ恵まれなかったですが、一応ウォーキングもできたし、特産の羊肉や羊のチーズ、Texel産ビール、魚なども味わうことができ、満足でした。
観光がメインの島なので、観光客にはフレンドリーで、表示もわかりやすく、旅行しやすかったです。
今回、行きたかったウォーキングルートの一つが「繁殖期のため閉鎖」されていました。鳥などの繁殖の季節なので、それの邪魔にならないようルートが通行止めになっているのです。3月1日から8月15日までが通行止めの期間のようです。
秋のヒースの季節には赤紫色に染まり、また綺麗だと思います。その頃にまた来たいなあと思いました。
自然を感じ、ゆっくりとリラックスするのにいい場所です。
体調は良好です。

Texel島(オランダ)旅行2泊3日②

2014-04-07 12:17:37 | 旅行(オランダ国内)
Texel島二日目、天気は曇り、ときどき雨。
ホテルで朝食後、Oudeschildという港町へ(写真)。ここからはアザラシ見学ツアーやエビ漁体験ツアーの船が出ています。私たち、港と町を歩いて見学。小さなミュージアムがあったのですが、月曜日なので残念ながら休館でした。港の駐車場の近くにTexel島の特産物を売るお土産物屋があり、そこでTexelsビール、ラムカレー、マスタード、絵葉書などを買いました。
次は、Den Hoornという町へ。大きな教会があり、小さな町を徒歩で見てまわりました。この島の漁師は昔は捕鯨に携わっていた人も多くいたそうで、「150頭もの鯨を仕留めた漁師の家」などというプレートも見ました。
Texel島でいちばん大きな町、Den Burgへ。中心の広場をぐるりと一周する形でショッピングストリートがあり、小さなお店がたくさん並んでいます。この町のカフェで昼食を食べました。
午後は、De Dennenという自然地域に行き、そこのウォーキングコースを歩きました。ときどき雨がぱらつきましたが、歩くには支障がない程度でよかったです。コースを逆向きに歩いてしまったので、ところどころ迷ってしまい、2時間半くらいかかりました。展望台からの眺めの良く、林あり、牧草地あり、ヒース丘陵ありの変化に富んだコースで、楽しめました。鳥の声がよく聞こえ、春を感じました。
コースが終わるころになると、雨が強めになりだし、ホテルに帰ることにしました。
4時半頃にホテル到着。ホテルにトルコ式スチームバスとサウナがあり、無料で使用できるということなので、時間つぶしに体験することにしました。他に誰もいなかったので、気兼ねなく利用できよかったです。トルコ式スチームバスは、熱い蒸気がザーッと噴き出してくるのですが、アロマのついた蒸気で、モイスチャーの霧の中にいて肌が潤う感じで気持ちよかったです。サウナより、こちらのほうが断然好きでした。
夕方から雷を伴った嵐のような雷雨になりました。風も強く、とてもじゃないけれど外に出られる様子ではありませんでした。
8時ごろ、少しおさまったので、すぐ近くの繁華街の手近なレストランへ行き、夕食にしました。
かなり疲労感を感じ、眠りにつきました。
体調は良好です。