Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Cafe: シャトレーゼ@Tilburg(オランダ)

2014-01-31 12:29:21 | Restaurant/Cafe
金曜日、オランダのTilburg(ティルブルグ)にあるシャトレーゼ(Chateraise)という洋菓子店に行ってきました。
日本の会社シャトレーゼがオランダに進出と、2012年に話題になりました。
オランダに住んでいる者にとっては、日本で食べるようなケーキがこちらでは手に入りませんから、大歓迎です。
しかし、第一号店のあるティルブルグは、日本人の多く住む地域からけっこう遠いのです(車で約1時間)。なので、前回行ったとき以来1年以上過ぎての、2回目の訪問です。
洋菓子店ですが、店の一角にテーブルがあり、ケーキや飲み物をいただくことができます。
私は、大好きなモンブランと紅茶にしました(写真)。このモンブランは、私の好きな黄色味が強いものではなくて、ちょっとこげ茶系のものです。かなり甘いです。一緒に行った夫は、3種類のチーズケーキで、少し味見しましたが、おいしかったです。
日本人らしきお客さんもいましたが、オランダ人のほうが多かったです。
レジの人は、若いオランダ人女性で、日本人には英語で対応しているようでした。
持ち帰りで、ワッフルやマドレーヌといった焼き菓子と、シュークリーム、エクレア、プリンなどを買いました。
エクレアがとてもおいしかったです。お値段も、1ユーロくらいからで、モンブランは少し高めで2.5ユーロでした。
目の前が駐車場なので便利ですが、やはり遠いのでたまにしか行けなさそうです。
第二号店が、Eindhoven(アイントホーフェン)にできたそうです。でも、ここも遠いことには変わりないんですよね。
早くアムステルダム周辺に店舗を出してほしいです。
体調は良好です。

クラシックコンサート:ロイヤル・コンセルトヘバウ管弦楽団@Concertgebouw(アムステルダム)

2014-01-30 22:37:54 | Concert
アムステルダムのコンセルトヘバウを本拠地とするロイヤル・コンセルトヘバウ管弦楽団(RCO、Koninklijk concertgebouworkest)を聞きに行きました。
夜20時15分の開演です。早めについたので、ホワイエで紅茶とクッキー(写真)でひと休み。
今回は、バルコニーの後方の角でした。窓口でこのチケットを買ったとき、販売員さんが「見やすい席ですよ」と言われたとおり、舞台と一階客席が見渡せる場所で、音も十分良かったです。
プログラムは、
ショスタコーヴィチ  チェロ協奏曲第一番 in Es, op. 107
シューベルト  交響曲第九番 in C, D 944 'Grote'
でした。
指揮者はSemyon Bychkov(セミヨン・ビシュコフ)で、チェリストはGautier Capuçon(ゴーティエ・カピュソン)。
ゴーティエ・カピュソンは30代前半のカッコイイ感じの現代風のチェリストですが、ショスタコーヴィチは骨太な音で、響いてくる音色でした。この協奏曲、チェロの低くて太い音がバシッと鳴って、心をえぐるような感じの部分があり、興味深い曲です。音に身体を預けて聞いていると、時間が流れていき、終わりになってしまい、もっと聞いていたいなあと思いました。
休憩後は、シューベルト。この交響曲は長めで、1時間くらいあります。コンセルトヘバウの暖かいまろやかな音を楽しみました。ソロのクラリネットやホルンも良かったです。
このコンサートでは、バルコニー正面席あたりに、以前にオランダの大臣をつとめたことのある政治家を何人か見かけました。
話は変わりますが、今シーズンからチケットがかなり高くなっています。以前は、ランク1の席がいちばん高かったのですが、ランク1プラスの席ができました。今日のコンサートの場合、1プラスだと75ユーロです。ちなみに、私の席はランク2で40ユーロでした。
ときどきスポンサーがついているコンサートがあり、そういうのはお手頃な料金設定です。
体調は良好です。

映画「Au Revoir L'été (ほとりの朔子)」@ロッテルダム国際映画祭2014

2014-01-29 15:04:37 | Movie
日曜日に、映画「Au Revoir L'été(ほとりの朔子)」を見ました。
上映会場はCineramaの大きなホールでした。浪人生の朔子が、夏の終わりの時期に海辺の町にある伯母の家へやってきて、そこで過ごすことになります。その町で、いろいろな人に出会います。明るい映像で、セミの声や虫の声が響き、海の波の音が聞こえ、水面に輝く光や、夏の終わりをとても美しく、映し出しています。
福島から避難してきているタカシとの出会い、その心情など、一筋縄ではいかない人々の複雑な思いをさらっと描いています。
少女のひと夏の思い出というよくあるテーマの映画ですが、現代の状況をよく取り入れてあって、興味深かったです。
最後のほうで、タカシと朔子が家出して、その夜に行きついたバーのようなところで、突然外国人のパフォーマーが赤い風船を使ってパフォーマンスをし、それを外国人カップルの客が見ているシーンがあって、それがちょっと唐突な気がしました。田舎町に、外国人たちのシーンですから。
でもこれって、日本人が外国文化の研究をいくらしても、その外国では日本人は外国人でしかなくて、そんなことをするよりも日本人は日本のことを研究したほうがもっと深く理解でき貢献できるのではないかと、朔子がインドネシアの研究者である叔母に質問することと、リンクしているのかなとあとで思ったり。でもやはり唐突で、ここだけ現実味がそがれました。
この映画のプロデューサーで女優としても出演している杉野希妃さんが来場していて、上映前に挨拶をしていました。上映後の質疑応答もあったのですが、私は時間がなくて、全部はその場にいられませんでした。
アドリブでやったシーンについての質問に、タツコの誕生日にみんなで集まってしゃべるシーンは、だいたいの方向性だけ決められていて、あとはアドリブだったと答えていました。
とても良い映画でした。
体調は良好です。

腎臓内科診察2014

2014-01-28 07:40:22 | 医療・病気
年に一度、腎臓内科のMDO(Multidisciplinair overleg)があります。これは、いわゆる年一度のチェックです。
腎臓内科のB医師の診察室で、血液検査の結果を見て、大きな問題がないことを確認し、肺と心臓の音を聴診器で聞いてチェックします。また足のくるぶしに浮腫みがないかもチェックします。
医師は、内容をすべてコンピュータに入力しながらです。この入力は、手紙の形になって、ホームドクターに送られます。
「質問はないですか?」と聞かれ、「B型肝炎のワクチン接種を去年しましたが、抗体はできたんですか?」と尋ねました。答えは、「抗体はできました」とストレートには言われず、「更なるワクチン接種の必要はないです」とのことでした。いまひとつはっきりしなかったのですが、そのまま話は流れていきました。あとで、同席していた夫にもきいたのですが、私の理解とさほど変わらず、結局はっきりしないので、血液内科の診察の時に覚えていたらK医師に改めてきこうと思います。同じ病院内なので、電子カルテは共有ですから。
去年の6月くらいから免疫グロブリンの投与を月1回受けているのですが、これを始めてから、風邪をひいても肺炎にならずに長引くけれども自力でなんとか治るようになりました。この治療は今後も続けていく方針で、「長く続けても副作用とか問題はないんですか?」ときくと、「いわゆるタンパク質だからね、大丈夫」とのこと。また、血液検査からわかる免疫の状態はまだまだ低いそうです。
夫が、この前の肝臓に関する血液検査結果が悪く、エコーなどをしたことについて尋ねました。「胆石もなかったし、エコーで何も見つからなかったから」ということで、これ以上何もアクションはとらないということでした。最新のデータで、ALPが170(正常値120以下)。高いときは280くらいだったので、低くなったことは確かです。GGTも正常値より高く、異常は異常なんですが、何かB医師はあまりこれ以上このことを話したくない様子。
私が、「たくさん食べたり、脂っこいものを食べると、ここが痛くなります」と肋骨下を指さすと、「そこは胃だから、肝臓とは関係ないですよ。あまりたくさん食べないことですね」と軽く言われました。
全部で20分くらいの面談でした。
ちょっと物足りないというか、すきっとしない面談でしたが、まあ後から思えば、特に大きな問題も指摘されなかったわけで、これでまた一年過ごせるってことかなと、ポジティブに考えることにしました。
体調は良好です。


映画「Anatomy of a Paperclip (山守クリップ工場の辺り)」@ロッテルダム国際映画祭2014

2014-01-26 12:42:08 | Movie
日曜日、ロッテルダム国際映画祭へ。本日は、日本映画を3作品、見る予定。
まず最初は12時半からの池田暁監督の「Anatomy of a Paperclip (山守クリップ工場の辺り)」。
中規模の会場は満員。(今回見た映画は全部満員でした。ロッテルダム国際映画祭がビジネスとして成功しているんだなと思います。チケットは一枚11ユーロで、普通は9ユーロくらいで映画が見れるので、高めです。)
淡々とクリップを作るだけの工場、帰り道にある定食屋、下宿の部屋を舞台に起こる冴えない男が主人公の物語です。
スケッチというか、コントのような話と場面で、独特の味わいのある映画です。
監督自身が創り出した言語を話す女と男が登場し、その訳のわからなさは笑いを誘います。
会場では、ところどころで笑いが起こり、いい感じ。でも、はっきりいうと、私はまったく笑えなかったです。下ネタというか、汚い表現が多く、ちょっとね。
でも暴力シーンとか、声高な言い争いとかがまったくなく、ほのぼの感が漂っています。
こういうの好きな人は多いかもと思いました。
本日見た他2本についてはおいおいブログをアップします。
ロッテルダム国際映画祭は、2月2日までです。
体調は良好です。

映画「The Great Passage(舟を編む)」@ロッテルダム国際映画祭2014

2014-01-24 19:39:21 | Movie
ロッテルダム国際映画祭(IFFR)で映画「The Great Passage(舟を編む)」を見てきました。
ロッテルダムは少し遠いのだけれど、この映画が見たくて、金曜の夜に行きました。原作の三浦しをん著「舟を編む」をよみたいなあと思っていて、文庫になったら読むと決めていたのですが、映画のほうを先に見ることになりました。
英語のタイトルは「The Great Passage」で、このタイトルがピンとこなかったのですが、映画内で作成している大辞典の名が「大渡海」ということで、意味がつながりました。
職場の雰囲気(辞書編集は地味)とか、主人公の下宿先の様子とか、ちょっと設定の1995年にしてはレトロすぎる感じもしましたが、主人公の真面目な感じが強調されてよかったのかもしれません。
真面目にこつこつ一つのことに取り組んで完成させる素晴らしさを教えてくれる、よい映画でした。
教授役で加藤剛が出演しているのですが、大岡越前のイメージが強すぎて、ええっという感じでした。
大きな会場での上映で、この回は満員売切れでした。映画上映後すぐに拍手が沸きました。
日本語の辞書の編纂、日本語の言葉についての意味など、日本語がわからないとわかりづらい部分も多い映画ですが、外国人の観客にも面白さは伝わったようです。
とても良い映画だと思いました。
体調は良好です。


Netflix(ネットフリックス)

2014-01-24 08:40:58 | お気に入り
アメリカ発のNetflix(ネットフリックス)が昨年の秋にオランダにも上陸し、話題になりました。
我が家でも11月からこのNetflixを使用しはじめました。
これは映像ストリーミング配信で、私の家では居間にあるテレビにつないであるオーディオチューナーにすでにNetflixのアイコンがあり、ここから簡単にアクセスできました。映画やTVドラマなどたくさんの番組がオンデマンドで見ることができます。
最初の1か月は無料で、その後は月約8ユーロ。こちらは、映画館で映画を見ると8ユーロは最低するので、このお値段は安いなあと思います。
なんたって、見放題ですからね。
それで、最近映画館にめっきり行くことも減り、ふつうのテレビ番組を見ることも少なくなりました。
アメリカのTVシリーズ「Hemlock Grove」、カナダのTVシリーズ「Orphan Black」など話題のTVドラマを見終わって、今は、アメリカのヒットTVシリーズ「Breaking Bad」と以前にずっと話題になっていた超大作ドラマシリーズの「LOST」を少しずつ見ています。
映画も何本か見ました。
なんといっても、好きな時間に好きなだけ見ることができるのがうれしいです。
体調は良好です。今週末は、ロッテルダム国際映画祭で日本映画をいくつか見るつもりです。

Van AbbeMuseum@Eindhoven(オランダ)

2014-01-22 08:21:24 | Wblog:お出かけMuseum
日曜日にEindhovenに行ったついでに、Van AbbeMuseumにも行ってきました。
11時にオープンだったので、その時間に合わせて行きました。特別展示はあまり興味のあるものではありませんでしたが、新館と旧館に分かれていて、新館のほうはいろいろと面白い展示がありました。
モンドリアンやカレル・アペル、シャガール、カンディンスキーなど有名どころも多数展示されており、かなり見応えがあります。特別展示では、たくさんのフィルムを見ることができ、これを全部きちんと見ていたら、丸一日はかかるでしょう。
今回は、あとの予定が詰まっていたので、重要なところをかいつまんで見ました。
Stadhuispleinの駐車場に車を入れると目の前がこの美術館です。
Eindhovenに行く機会があれば、一度訪れることをおすすめします。
館内には、中庭のオブジェが一望できる雰囲気のよいカフェがあり、そこでランチやケーキ&コーヒーなどが楽しめます。
体調は良好です。


アレクサンダー・ガヴリリュク(ピアノ)@Muziekgebouw Eindhoven

2014-01-19 08:58:49 | Concert
私の好きなピアニストAlexander Gavrylyuk(アレクサンダー・ガヴリリュク)を聞きにアイントホーフェン(Eindhoven)まで行ってきました。
アイントホーフェンと言えば、サッカーチームのPSVのおひざ元で、大企業フィリップス(Philips)の町です。コンサートが行われたMuziekgebouwは、町の中心街にある新しい建物内にあり、ショッピングセンターとつながっています。正式なホールの名には、Muziekgebouw Frits Philips Eindhovenで、Philipsが資金提供しているのがわかります。写真のように、新しいホール(といっても1995年オープン)で、アレーナ型と言うのでしょうか、センター近くに舞台があって、後方含め周囲がすべて客席になっている形です。とても立派なホールだと思いました。
さて、コンサートですが、オーケストラはオランダの南のほうの地方オーケストラPhilharmonie Zuidnederland。地方オーケストラですが、レベルはかなり高いと思います。
プログラムは、
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番
ラフマニノフ 交響曲第二番
でした。
まずは、ガヴリリュクのラフマニノフピアノ協奏曲第二番。チケットを取るのに出遅れてしまい、席が舞台後方でした。だから、オーケストラの音がバンバン聞こえてきて、第一楽章のピアノの音はオーケストラに消されて、いまひとつ。第二楽章は、Adagio sostenutoで、ピアノの音がよく聞こえ、オーケストラとのバランスもよく、良かったです。ピアノを弾く指がきちんと見える席だったので、ガヴリリュクのパフォーマンスがよく楽しめました。音のきらびやかな響きに揺られるように、集中して聞いていると、あっというまに最後までという感じでした。
拍手喝采で、アンコールにトロイメライを弾いてくれました。
休憩の後は、ラフマニノフ交響曲第二番。長い曲で、丸1時間くらいです。あまりなじみのない曲でしたが、豪華な音とクラリネットのソロの美しい音色が素敵でした。
このコンサート、1時15分から解説のレクチャーがついており、コンサート自体は2時15分からで、終了したのは4時半頃。午後いっぱい楽しめて、満足でした。席のランクがあまり良くなかったけれど、チケットも安くて26ユーロくらいだったと思います。
客層は、アムステルダムやユトレヒトよりも、ちゃんとした服装の人が多かったです。
今年の10月3日にガヴリリュクはアムステルダムのコンセルトヘバウでロイヤル・コンセルトヘバウ・オーケストラと同じラフマニノフの協奏曲第二番を演奏する予定で、これは必見です。が、残念ながら、私は他の予定で行けなさそう。ひじょうに残念です。
でも彼はまだ29歳くらいで、まだまだ先に見る機会があると思うので、今後に期待です。
体調は良好です。



Snack a Jacks(チーズ味)@オランダ

2014-01-18 10:43:31 | お気に入り
ちょっとおなかがすいたときに食べるスナックとして、以前にWASA verzerlijk(クリスプ・ブレッド)を紹介しましたが、最近はこのSnack a Jacksのチーズ味がお気に入りです。
いわゆるライスワッフルで、軽いスナックですが、一枚が大きいので、満足します。一枚のカロリーは38kcal、塩分は0.06gなので、一枚食べる分にはカロリーや塩分をあまり気にしなくていいのが何よりです。
バーベキューパプリカ味のほか、チョコレートココナッツ味、チョコレートチップ味、キャラメル味など甘み系もあります。
他の味も試そうかなーと思いつつも、いつもチーズ味を買ってしまいます。
クリスピーなのが美味しいので、いったん開封したら、湿気を帯びないように保管します。
体重が以前の重さまで戻ってきたので、これ以上は太りたくないなあと思っています。なので、カロリーと、時々血圧が高くなることがあるので塩分に気をつけています。
体調は良好です。