Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

フローニンゲンへ1泊2日

2013-03-31 12:36:35 | 旅行(オランダ国内)
オランダでは4連休になる人も多いイースターウィークエンド。いつもは暖かい春の感じが漂うのですが、今年のイースター(オランダ語ではPasenパーセン)は、最低気温が氷点下になる寒いイースターです。
日曜日から月曜日にかけて、オランダの北東部へ行こうということになり、フローニンゲンにホテルを予約したとき(一ヶ月ほど前)には、もう暖かくなっているだろうから、ゆっくり街を散策したりしようと思っていました。
まずは、ドレンテ地方のアッセン(Assen)にあるドレンテミュージアムが増築改装して良くなったと聞いていたので、そこへ向かいました。行くすがら、途中では小雪に見舞われ、道路は大丈夫でしたが、周辺はうっすらと雪化粧し、なんか春とは思えない光景。
しかし、アッセンに着く頃には、青空が拡がってきました。
あまりあちこち行かずに、ゆっくりとこの美術館と、フローニンゲンのStripmuseum(マンガ美術館?)を見ただけで、ゆっくりお茶などしながら、楽しんできました。
イースターはレストランやカフェ、美術館はオープンしていますが、お店は閉店しているので、ショッピングは楽しむことができません。
ふだんのイースターだと、クロッカスや水仙など花がかなり咲いていてとても美しく、公園などを歩くのが気持ちよいのですが、今回はちょっと寒くて、花も少し咲いていましたが、夜の寒さにやられてしまうのか、元気がない感じでした。
写真は、チョコレートとナッツのイースターエッグ。15cm以上ある大きなものです。
体調は良好です。いつもより歩いたせいか、ふくらはぎが筋肉痛です。

DVD「How Art Made the World」

2013-03-28 13:36:15 | DVD/Blue ray
BBC製作のドキュメンタリー「How Art Made the World」を見ました。
これは2005年の作品でDVD5枚からなり、計270分あります。DVD一枚ごとの一話完結なので、暇な日曜日に一枚ずつ見ていました。
このDVDセットはプレゼントとしてもらったもので、それ以前にはこのドキュメンタリーのことはまったく知りませんでした。でも、良い作品として評判が高かったものだそうです。
ケンブリッジの考古学者Nigel Spiveyが進行役で、アンデスやエジプト、メソポタミアなどなど古代の遺跡で発掘された装飾品や壁に残るアートに共通性があることを示し、これらが人間の本能に根源をもつことを現代の実験などから明らかにします。
ゆっくりとした口調で、現地ロケがたくさん挿入され、アートはビジュアルに提示されるので、とてもわかりやすいです。
ときどきちょっと強引な結論じゃない?と思うところもなきにしにあらずですが、興味深く見ることができました。
第5話の実験で、「死のイメージを感じさせると、敵に対してより攻撃的な感情を持つ」ということを証明していました。このことが、宗教画のおどろおどろしいイメージや、戦争プロパガンダの手法に使われていることが理解できました。
たまにはこういう教育的な番組を見るのもいいものです。
見たときはああそうだなと思うのですが、見終わったとたんにどんどん忘れしまうのは、ちょっと悲しいです。
最近は、食事中に飲む薬も、注意していないと、「あれ、飲んだかな」とわからなくなってしまいます。
話がそれましたが、このドキュメンタリー、アートや古代文明などに興味のある人にはおすすめです。
体調は良好です。
写真は、関係ないですが、Stedelijkmuseumのマチスです。



バナナケーキを焼きました2

2013-03-24 09:23:47 | cooking
日曜日、久しぶりにお菓子作り。実は、今年に入って、突然オーブン(+レンジ)が壊れてしまいました。
去年の7月に買ったばかりのものだったのですが、オーブンを使っているときにパーンという音とともに停止してしまい、電源が落ちて、その後は表示パネルがちかちかと点滅するだけで、まったく操作ができなくなりました。コンセントを抜いて、入れなおしても同じ。保障期間内なので、購入先に電話して、業者の人に来てもらいました。結局、配電盤不良とのことで、表示パネルがついている部分をごっそりと取り替えました。簡単にできるようで、ものの10分もかからず終了。
され、今回作ったのは「バナナケーキ」。ジェイミー・オリヴァーのレシピで、本当はBananabrood(バナナパン)となっていましたが、砂糖をたくさん使って、パンというよりはケーキです。
早速食べたのですが、私には甘すぎて、また少しパサパサとしていて、コーヒーと共に少し食べるにはいいですが、すごくおいしいというわけではありませんでした。前回作ったバナナケーキのほうがずっとおいしかったです。どう違うのかなとレシピを比べてみたのですが、おいしかったほうは、ウォールナッツとホワイトチョコが入っていました。バナナケーキをまた作るなら、絶対前回の方のレシピを使うつもりです。
体調は良好です。太陽の光の具合が春を感じさせます。しかし、外は風強く、とっても寒いです。夜は氷点下まで気温が下がります。早く、ぽかぽかの春になってほしいです。



本「Het Grote Zwijgen」

2013-03-23 08:00:10 | Book
Erik Menkveld著「Het Grote Zwijgen」(大いなる沈黙)を読了。
オランダの小説で、2012年のAcademica Literatuurprijs受賞作品です。
だいたい小説を読む場合には、前もって書評などは目を通さないようにして、事前に情報はなるべく得ずに読むほうです。
この小説は、アムステルダムのコンセルトヘバウが舞台として出てきて、1910年代のオランダの音楽界の様子がうまく描かれているということで、興味を持って、読み始めました。
主要登場人物の一人が、Alphonsus Diepenbrock(アルフォンス・ディーペンブロック)というオランダの有名な作曲家で、この名前はコンセルトヘバウの壁に刻まれている作曲家たちの名前の一つです。そのほかに、マーラーも登場しますし、コンセルトヘバウの初期に活躍した指揮者Willem Mengelberg(ウィレム・メンゲルベルク)も登場します。主人公は、Matthijs Vermeulen(マタイス・フェルミューレン)という作曲家志望の青年で、アムステルダムへ出て生活のために雑誌にクラシック音楽の批評を書く仕事をし始めます。そのうちにディーペンブロックと親交を持ち、その交流が物語りの多くの部分を占めます。
読んでいるときは、このフェルミューレンは想像上の人物だと思って読んでいたのですが、その後実際の人物であることがわかり、この物語がほぼ事実にそって描かれていることを知り、びっくりしました。
物語は、ディーペンブロックが亡くなった1921年で終わります。このとき、フェルミューレンは33歳。この後も、彼は波乱万丈の人生を送り、58歳のときになんとディーペンブロックの娘Theaと結婚したことをWikiで読んで、またびっくりしました。
1910年代のアムステルダム、音楽界の様子がよくわかり、また二つの愛の物語としても読めます。第一次世界大戦の時期を含みますから、そのときのオランダの不安定な状況と人々がどう捉えていたかも読み取ることができます。
380ページ強と長いですが、ゆっくりじっくり読むと味わい深いものがありました。
クラシック音楽が好きだとか、アムステルダムやコンセルトヘバウに興味がある人には、おすすめです。
体調は良好です。




歯科定期受診

2013-03-20 10:49:30 | 医療・病気
今日は歯科医院に行ってきました。3ヶ月ごとの歯科衛生士に歯石をとってもらう日でした。
実は、2月が予定の日だったのですが、その前日に電話で別の日に移され、またその日もキャンセルされ、結局今日になりました。
約30分かけて、丁寧に歯石をとってくれ、最後は磨いてくれます。上手な歯科衛生士さんだと思います。今回は初めてアシスタントの人がいて、口内の水分の吸引はその人が手伝っていました。作業中、ずっと二人で世間話をしていたのはちょっとなんだかなーと思いましたが、まあ私の気がそれていい部分もあります。
毎朝、血液をサラサラにする(抗凝固)の薬アスカルを服用しているので、歯石をとると出血しやすく、歯茎と歯の境目あたりに血がでて、あまり見れたものじゃありません。今朝はアスカルを飲まずに、歯科医院の後で飲もうと考えていたのですが、朝にはすっかり忘れていて、気づいたときには飲んでしまっていました。今は、口の中に血の味が残って、気持ちわるいです。
歯石のつき具合と歯茎の状態から、今後は4ヶ月ごとでよいとのこと、次の予約は7月となりました。
体調は良好です。


クラシックコンサート:プロコイエフとショスタコービッチ

2013-03-17 08:40:14 | Concert
日曜日、午後のコンサートへ行ってきました。
日曜ロマンチックというシリーズチケットの最終回です。今は新しいシーズンのチケット予約の時期で、いろいろパンフレットを見ながら、来シーズンのチケットを選ぶのが楽しいです。
さて、今回は、Noord Nederlands Orkest(北オランダオーケストラ)の演奏で、
プロコイエフ バイオリンコンチェルト nr. 2
ショスタコービッチ  交響曲第五番
です。ソリストには、英国の若手バイオリニストCharlie Siem(チャーリー・シーム)。
まずは、14時15分からはじまるレクチャーを聴きました。前回はよくわからなかったけれど、今回はとても明快な解説で、わかりやすかったです。プロコイエフとショスタコービッチはどちらもロシアの作曲家だけれど、プロコイエフは貴族の子どもで、良い時代に名声を築き、革命が起こるとアメリカへ行ったり、パリへ行ったり、また郷愁が出てロシアに帰ったり。ショスタコービッチは富裕な家ではあったけれど貴族などではなく、スターリン時代には理解されずに失脚の一歩手前まで行き、この交響曲第五番で復活したとか…。また、交響曲第五番の最後の印象的な打楽器の音は、歓喜を鼓舞させるソ連の強制的な音なのだとか…。
そして、3時からコンサートです。プロコイエフのバイオリンコンチェルト、最初はソリストとオーケストラのバランスがいまひとつかなと思いましたが、後半に向けて良い感じでした。ただ、事前に予習として、Janine Jansenや神尾真由子の同曲を何度も聞いていて、それがとても良くて印象に残っていたせいか、実際のところチャーリー・シームの音はあまり心を打つものではありませんでした。
休憩をはさんで、ショスタコービッチの交響曲第五番。これはとても良かったです。一体感があって、音のメリハリも良く、ところどころにあるソロ(フルートやバイオリンなど)も美しく、最初から最後まで集中して聴きました。
ショスタコービッチを最初に東京のコンサートで聞いたときはピンとこなかったけれど、今回でかなり好きになりました。
写真は、春を感じさせるヒヤシンスです。部屋にヒヤシンスの香りがただよい、なんとなくうれしい気分になります。
体調は良好です。

Restaurant:’t Amsterdammertje@Loenen aan de Vecht(オランダ)

2013-03-15 10:08:17 | Restaurant/Cafe
お気に入りのレストラン「’t Amsterdammertje」へ。
前回行ったのから、5ヶ月ぶり、3度目です。なかなかメニューが新しくならなかったのですが、その間に改修などしていたようです。今回、新メニューであることを確認して、予約して出かけました。
レストランの入口に立つとドアがさっと開かれます。予約内容を言うと、コートを預けて、席へ案内されます。壁際の席でした。二人席なのですが、テーブルが広くて、ゆっくりとできます。
小ぶりのフランスパンが出てきます。このパンとてもおいしです。
そうこうするうちに、オーナーシェフのアンドレがやってきて、「また来てくれてありがとう」と気さくに握手。「改装したけど、料理のコンセプトは以前と変わりません」とのこと。5コースにするか6コースにするか迷っていて、違いを聞いたら、チーズ料理が一品加わるということなので、「チーズはあまり欲しくないから、では5コースかな」と言うと、「チーズが好きじゃないなら、別のものを考えるよ」と言うので、6コースにしました。つまり、前菜を追加してくれました。夫はいつものようにワインアレンジメントを注文。
まずは、アミューズ。世界一周旅行というコンセプトで、オランダ、モロッコ、インドネシアなどそれぞれの国の料理にインスパイアされた一口サイズのおつまみ的なものが5つ並んでいます。どれも、手の込んだ複雑な味で、楽しめます。
そして、一品目。北海カニのサラダ。味が濃いカニのフレークサラダを主に、ホワイトチョコレートで作ったミニトマト、カレー味とチョリソー味のチップ、アーティチョーククリームと、いろんな味がアクセントになって、とてもおいしかたです。盛り付けもきれいで、目を楽しませるものでした。
二品目は、ガラスの大きな円形のお皿二つにのって出てきました。牛肉のタルタル、アンチョビやカキ、ベーコンなどが綺麗に盛り付けられています。燻製味のマヨネーズがとてもおいしかったです。
三品目は、フォアグラとビーフのロール巻き(写真)。フォアグラ部分がとろける感じで、美味でした。
四品目は、帆立貝で、グリルしたものと、半生のスライスしたものが盛り付けられており、二通りの味を楽しめました。半生のものがお刺身のようで、甘みが感じられとてもおいしかったです。白豆が下にひかれており、豆の硬さと帆立の柔らかさがバランスよく、とても良い一品でした。
もうこの頃には私はお腹がいっぱいで、ああ5コースにすればよかったと後悔しつつありました。
五品目はメインで、鴨でした。チコリが添えてあり、またかぼちゃのニョッキもありました。ソースが濃厚でした。
ここで、お口直しに小さなガラスコップに入ったデザート。白ワインをベースにローズマリーの香りのついた泡クリームで、とても好みの爽やかなものでした。
そしてやっと最後のデザート。チョコレートで作られた小さな椰子の実を、アンドレが来て小さな金槌でコンと叩いて割ってくれます。その中には、ココナッツやパイナップルが入った南国風のデザートが入っています。さっぱりしていておいしかったけど、夫はもっとこってりとしたケーキ系のものがよかったみたいでした。
その後、いつものように、夫はエスプレッソ、私は紅茶を注文し、もう少し時間を楽しみます。
今回は新しくチョコレートが3つ入った小箱がお土産にいただけました。( Tante Koosjeという近くのライバルレストランでやっている最後の小さなお土産が好評なので、おそらく新しく導入したのでしょう。)
7時から11時頃まで、とてもよい時間が持て、食を堪能することができました。
客層は年配の人が多く、若い人はほとんどいません。でも雰囲気は堅苦しくなく、カジュアルな感じです。アンドレ自身がカジュアルな感じで、まだ30代後半ぐらいだと思います。ミシュラン一つ星にしては、料金もとてもリーズナブルです。おすすめです。
体調は良好です。


本「中原の虹」1~4

2013-03-14 08:21:32 | Book
浅田次郎著「中原の虹」1~4巻を読了。
「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」と清朝末期から始まる壮大なロマンを堪能しながら、読み終わりました。
重要な歴史的人物の名前(張作霖、袁世凱など)は、学校で教わったものが続々出てきます。でも、自分の頭の中を探ってみても、その人は名前以外に何をした人なのかさっぱり知りませんでした。この本を読んで、その人たちがどう考え、どういうことをしたのかがわかり、面白かったです(といっても物語なので実際にどう考えたかは事実とは違うと思いますが)。読んでいる間はずっと我慢して、読了後にネットで史実を調べてみるのも楽しみです。この本の中には、実際の人物と架空の人物が混在していますから、あとで整理しておかないとと思います。
また、清朝が出来た経緯についても、うまく話が組み込まれており、そちらも興味深いです。この部分は、少しファンタジーを読んでいるような幻想的な部分があります。
張作霖がとても格好よく描かれています。貧乏な家の出身で、貧乏な民のことを良く理解しており、権力や名誉よりも貧乏な民衆を助けることに第一義を見ている人物として描かれています。
また、袁世凱は天下の俗物として描かれており、でも最後の最後には、彼なりの真心のようなものも描かれており、少し救いがあります。
こういうことはWikiを読んだだけでは、思い浮かばないことです。まあ実際はどうだったのかということは別の問題としてありますが…。この時代を扱った他の本も読んでみたいなと思いました。今だったら、「ラストエンペラー」を見たら、新たな見方ができるかも。
この本のメインとはまったく違う部分なんですが、日本に亡命した清朝高官梁文秀と共に日本渡り彼の妻となった中国人のりん(日本名)の日本人に対する感想の部分で、「日本人の女の会話のほとんどは愚痴なのだった。さほどつらくないことでも、つらいことと脚色してお互いの連帯を深めるのが、日本の女たちの習慣だった」とあり、ああそうだなあと思いました。最近、日本人の女性たちと話す機会があり、えんえんと会社の愚痴を話す女性がおり、でもなんか少し楽しそうで、他の人たちもかなり同意したコメントをし、私は何となく違和感を感じていました。まあそういう人たちばかりじゃないけれど、こういうことや「同調圧力」や、やはり嫌だなと思いました。
話は戻りますが、実は続編「マンチュリアン・リポート」があるそうで、楽しみです。でも読むのは文庫本になってからかなと思います。
体調は良好です。





Michael Jackson The Immortal World Tour (Ziggo Dome@アムステルダム)

2013-03-11 15:47:37 | 演劇/ミュージカル
金曜日の夜、シルク・ドゥ・ソレイユの公演「Michael Jackson The Immortal World Tour」に行ってきました。
以前に日本でやっていたものだと思いますすが、オランダでははじめてで3日間だけでした。
Ziggo Domeというアムステルダムのアレーナ近くにある新しめのホールでの公演です。Ziggo Domeに行くのも初めてでした。
入口でチケットを渡すと、係の人がスキャナーでチェックするのですが、なんと「ブー」と鳴って赤の×印が表示されました。係の人が何度かやりましたが、同じです。すると、ポケットからメモを出し、あ、「○○さんですね」と名前を確認され、別の係員に引き継がれました。結局、同じ席を二重売りしてしまったようで、別の席の新しいチケットと、お詫びのためにツアーパンフレットをもらいました。新しい席は、1階の後方真ん中で、そのブロックの第一列だったので、脚が伸ばせて良い席でした。こんなこともあるんですね。
ショーは、ダンス中心のアクロバティックな動きの多い、目をみはるものでした。
会場は満員で、マイケル・ジャクソンのファンの人が多いのか、マイケルの写真がスクリーンに映ったり、歌のサビの部分では、掛け声が沸き起こったり、かなり熱狂している雰囲気がありました。
とても濃密なステージで、体感時間にして30分くらいで、前半が終わって休憩時間になりました(実際には50分くらい)。
空中に5人くらいの人がつり下がって、全身黒いのですが、表面に小さな電飾が無数についていて、その電飾の色が音楽と連動して、変わるのが、背景の夜空と合って、とてもすばらしかったです。
ダンスが好きな人はもっと楽しめたと思うのですが、私はダンスはあまり得意な分野の芸術ではなくて、いまひとつ心が動かされません。
最後のほうに、白黒で子どもの頃のマイケルが歌うさまが映し出され、それにはちょっと感動しました。
このショーを見ていて、やはり核がないというか、空虚感が感じられ、それはマイケルという中心人物がいないことなんだなとつくづく思いました。
すばらしいショーだとは思いましたが、自分が見たいものなのかというと、もしかしたらそうでないかもなどと考えていました。
体調は良好です。

レナリドミド+デキサメタゾン 第39サイクル開始

2013-03-08 10:56:22 | 医療・病気
レナリドミド10mg、デキサメタゾン0.5mgを週3回服用、4週目はデキサメタゾンのみ週3回服用というサイクルの39回目が始まりました。
今週は最高気温も10度を超え、暖かくなってきたことを実感していたのですが、来週はまた寒くなり、夜は氷点下になるようです。こんな気温差は身体にこたえるので、注意しなくてはと思っています。
この冬は、インフルエンザの予防接種を受けずじまいでした。
関係はないですが、予防のため肝炎ワクチンの接種を始めました。一回ですむと思っていたのですが、1ヶ月おきくらいに何回か接種して、完了するまでに結局6ヶ月もかかるそうです。先日、接種をしましたが、注射針はすごく細くて、刺すときはほとんど痛くないのですが、液を注入するときがちょっと痛かったです。そして、翌日は腕が筋肉痛のような痛みがあって、少しだるい感じがしました。でも、普通に生活しているうちに3日目には気にならなくなり、問題なかったです。
以前よりは身体的にずいぶん暮らしすくなりました。しかし、背中の痛みがやはりときどきあります。ソファで長く本を読んだりしていると、背中に違和感があり、ベッドに寝て背中を伸ばしたくなります。
それから、少したくさん食べたときに、胃と横隔膜といちばん下の肋骨がぶつかる感じで、鈍痛を感じることがよくあります。こんなときに、急にかがんだり、前のめりになにか拾ったりしたときは、内臓を下の肋骨が挟み込んだように痛みがはしります。これって、腎臓が悪いことと関係があるのかなと思います。
これらの症状はもう何年も長くあるものなので、緊急にどうのということはないのですが、やはり痛みっていやなものです。
それ以外では、体調は良好です。