Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:Simone Lamsma(Violin)+Münchner Symphoniker @Amsterdam

2016-07-31 20:18:44 | Concert
シモーネ・ラムスマ(Simone Lamsma)はオランダの若手(31歳)バイオリニスト。彼女がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を弾くのを聞きに、コンサートヘバウへ。
オーケストラはMünchner Symphoniker、指揮はKevin John Eduseiでした。
プログラムは、
Verdi - Ouverture ( 'Aida'から)
Tsjaikovski - バイオリン協奏曲 in D, op. 35
Ysaÿe - Les furies ('Sonate in a', op. 27, nr. 2 'Obsession'から) (アンコール)
Mendelssohn - 交響曲第四番 in A, op. 90 'Italiaanse'
Rota - L'ultimo spettacolo sulla neve "Addio Gelsomina" ('La Strada'から) (アンコール)
でした。アンコールを二曲やってくれました。が、最後のアンコールは早く帰りたかったので、聞き逃しました。
シモーネ・ラムスマはかなりアグレッシブな弾き手で、がんがんくる感じでした。
オーケストラとしては、メンデルスゾーンがまとまっていて良かったように思います。
有名な曲ばかりで、夏の夜を楽しむことができました。




Scheepvaarthuis(Amsterdamse School)@アムステルダム

2016-07-24 08:48:21 | 建築
今年はAmsterdamse School(オランダ表現主義とも言われます)の100周年記念の年なのでいろいろな催しが行われています。
Amsterdamse Schoolの初期の代表的作品がScheepvaarthuis。現在は、Amarathホテルとして使用されています。
そこの見学ツアーがあったので参加してきました。
まずは11時にホテルのBARに集合。ここで、コーヒーか紅茶とマドレーヌをいただきます。
11時半から13時が見学ツアー。ガイドの説明を聞きながら、建物の外観、内部のインテリアなどを見て回ります。
Scheepvaarthuisは名前通り、複数の船会社が入居したビルのことです。外観は船にまつわるデコレーションがいっぱいです。窓のフェンスや、レンガの模様などは、船のアンカーのモチーフです。また、5メートルくらいことに突き出ている頭の彫刻は、皆、海のヒーローたちです。彫刻の下部には名前が彫られています。
当時の先端技術をふんだんに使い、電燈やセントラルヒーティング、リフトなどがあります。
二階、三階、四階とそれぞれ違う会社が当時入っており、階段を上ってその階につくと、正面に会社の受付窓口が並ぶ形になっています。
インテリアも当時のアムステルダム派のもので、目を引くものが多いです。
現在ホテルとして一泊1800ユーロの部屋になっている部屋を見ることもできました。机や椅子などが当時のもののようでした。
屋上からは、アムステルダムの風景が眺められます。
見学ツアーのあとはランチでした。簡単なサンドイッチでした。
916年に建てられたAmsterdamse Schoolの叡智が集結したScheepvaarthuisをくまなく見ることができ、またホテルの雰囲気も味わえ、楽しいツアーでした。




チェリートマトの収穫

2016-07-22 11:04:29 | Weblog
春にスーパーマーケットの景品でもらったチェリートマトの種を大切に育てていました。
順調に成長し、ここ数日の暑さで赤みも増し、めでたく収穫となりました。
お店で売っているものよりも少し小ぶりですが、トマトの良い味でおいしいです。
まだ青い実もいくつもなっているので、まだまだ収穫できそうです。

Dinner:Breda@アムステルダム

2016-07-17 14:16:02 | Restaurant/Cafe
先日の日曜日、夕食はアムステルダムのヨルダン地区近くにある「Breda」へ。
ダム広場から徒歩5分強くらいです。
以前に一度行ったことがあり、美味しかったのでぜひ再訪したかったレストランです。
6時に予約し、時間通りに来店。すでに一組お客さんがいましたが、テーブルは好きに選ぶことができました。どんどんお客さんは増えて、8時過ぎころには満席のようでした。
このレストラン、3種類のコースから選びます。BASIC、EXTRA、FULL MONTYで、品数が違います。出てくるのはおまかせで、最初に食べられないものなどを聞かれます。前回もEXTRAで、今回もEXTRAにしました。EXTRAでも私には多すぎで、本当はBASICでいいくらいなのですが、夫と今回は他に二人いたので、とりあえず中間のコースにしました。
まずはパン、オリーブオイル、バター。
アミューズ4品。
カニ、白身魚、フェンネルの爽やかな一品。
西洋ネギとコーンのスープのような一品。
白身魚、ケール、海藻の一品。
グリーンアスパラの一品。
ホタテ、キュウリ、黒豆の一品(写真)。
ビーフと玉ねぎの一品。
パプリカとフルーツのジェラート。
マンゴーアイスクリームとクリームのデザート。
ビーフくらいからはもうお腹いっぱいでかなり残しました。どの一品もいろいろな要素が散りばめられていて、味を楽しむことができます。美味しかったです。
メニューに合ったワインは、グラス7から8ユーロでいただくことができます。
わたしにはこのメニューはやはり多すぎたので次回はBASICのコースにしたいと思います。



ランチ:Grand Café Restaurant 1e Klas@アムステルダム

2016-07-13 13:13:06 | Restaurant/Cafe
日曜日、お昼はアムステルダム駅構内にある「Grand Café Restaurant 1e Klas」で。
天井が高く、古い駅の待合室だった場所をそのまま使った内装です。
私はツナサンド(写真)を注文。パンが表面がパリパリで中がしっとりとしたおいしいものでした。でも、ナイフでは切りにくく、食べるのに少し苦労しました。
アムステルダム駅にはファーストフードはたくさんありますが、ゆっくり座って何か食べたいときはここがいいと思います。お味はほどほどですが、パスタやその他の食事のメニューもあります。


Museum Het Schip@アムステルダム

2016-07-10 08:04:50 | Wblog:お出かけMuseum
日曜日、Museum Het Schipに行ってきました。Het Schipはオランダ語で船という意味ですが、このミュージアムは船のミュージアムではなく、Amsterdamse Schoolという建築様式のミュージアムです。このミュージアムがある建物がアムステルダム派建築の代表的なもので、見た目が船のように見えることからこの建物の名前が「Het Schip」なのです。
写真のような、少し奇抜なデザインの建物で、曲線が多く使われ、細部に趣向が凝らされています。見てみれば、その独特さに気づくはずです。
毎時間ごとにガイドツアーがあります。オランダ語ですが、英語を希望する人には英語の説明が載ったファイルが貸し出されます。ガイドツアーでは、建物内にある郵便局や住居部分を見学することができます。
Michel de Klerkの設計で、1914-1921年に建設されました。大きな建物で、大部分が労働者用の住宅(市営住宅のようなもの)で、一部が学校、郵便局などになっています。
見学ツアーに参加した人が「当時、公共住宅にどうしてこんな贅沢な建物を作ることができたんですか?」と訊いていました。当時の労働者の生活環境はすこぶる悪く、労働者に良い住環境をという政策のもと行われた建設で、当時は今と違って、予算がちゃんと材料や建設そのものへ使われたからできたんだろうと、ガイドの人は答えていました。
郵便局はひとつの美術品のように美しく、工夫も凝らされ、労働者がその郵便局に行くことそのものが誇りに思えるものとなっています。
展示部分もあり、この建物ができた理由がフィルムで説明され、アムステルダムやオランダの他のアムステルダム派建築の紹介や、インテリア品の紹介など、アムステルダム派についてよくわかるようになっています。
7月の日曜日とあって、訪問者は多く、ガイドツアーはかなりの大人数でした。
建築やデザインに興味のある人におすすめのミュージアムです。


クラシックコンサート:GautierCapucon (チェロ)+ベルギー国立管弦楽団@Amsterdam

2016-07-08 13:57:00 | Concert
アムステルダムのコンセルトヘバウでROBECOサマーナイトのシーズンが始まりました。
このシーズン中は、8時15分ではなく、8時からコンサートが始まります。
ROBECOサマーナイトでは人気のある曲目が多く、通常よりお手頃な価格でコンサートを気軽に楽しめます。アムステルダムを訪れた観光客や、子供連れなども多いです。
さて、今回のプログラムは、
Dvořák - Celloconcert in b, op. 104
Say - 1914
Moesorgski - 展覧会の絵 (ork. Ravel)

オーケストラはNationaal Orkest van België(ベルギー国立管弦楽団)、ソリストのチェロはGautier Capuçon(ゴーティエ・カプソン)、指揮はAndrey Boreyko(アンドレイ・ボレイコ)。
力強いドボルザークでした。
指揮のアンドレイ・ボレイコは、表現豊かなユニークな指揮で、時にはエネルギッシュで、見ていてさわやかさを感じました。
展覧会の絵もメリハリがあってとてっもよかったです。
夏の夜らしい盛り上がりのあるコンサートでした。

Lunch:Kimmade@ユトレヒト

2016-07-06 20:51:54 | Restaurant/Cafe
ベトナム料理が食べたくなって、ショッピングに行ったユトレヒトで「Kimmade」へ行きました。
すごく小さなお店で、ストリートフードのベトナム料理です。
エビが入ったベトナム生春巻きとフォー(麺料理)を注文。覚えのある味で、おいしかったです。
ご飯系の料理のメニューも豊富です。
みんな6、7ユーロでお手頃です。
さっと食事を済ませたいときにはいいお店かなと思いました。
飲み物は、アイスティーやコーラなどは缶ジュースとストローが出てきます。
まあ、若者やツーリストがよく利用するお店のようです。
体調は良好です。

ディック・ブルーナのアトリエ@Centraal Museum(ユトレヒト)

2016-07-04 08:44:04 | Wblog:お出かけMuseum
日曜日、ユトレヒトにあるセントラル美術館(Centraal Museum)へ行きました。
もう何度も行っているのですが、かなり駅から歩きます。
今回は見たい展示が二つあって、「ディック・ブルーナのアトリエ」と「ユトレヒトのドム塔について」です。
「ディック・ブルーナのアトリエ」は、ミッフィで有名なブルーナのアトリエ(写真)を再現したもので、彼の日常での仕事ぶりがどんなだったかがわかるものです。展示の説明には日本語がすべてついています。実際にブルーナが使っていたソファなどにも座ることができ、また毎朝乗っていた自転車や、たくさんの蔵書、ファンからの贈り物などが見ることができます。なかには、さくらももこさん直筆のちびまる子ちゃんとミッフィのイラストもありました。あまり混んでおらず、ゆっくりと見ることができました。
「ユトレヒトのドム塔について」は、ユトレヒトのシンボルとも言えるドム塔(Dom)の歴史についての展示です。どのように作られたかなど詳しく展示があります。あのような大きな建造物を、直属の常時雇用者は25人ほどで統括的に効率よく建造していたとは驚きです。
最初の案は結局実現せず、今のような形の塔になった変遷がわかります。
「ディック・ブルーナのアトリエ」は常設展示ですが、ユトレヒトのドム塔について」は2016年10月2日までです。
体調は良好です。