Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

本「動物化するポストモダン」

2013-02-28 10:59:09 | Book
東浩紀著「動物化するポストモダン ー オタクから見た日本社会」を読了。
新書なのであまり長くなく、簡単に読めました。ところどころ難しい概念が出てきますが、平易な言葉で簡潔に説明があり、ついていくことができます。
哲学は学生時代に少し授業を受けたりしましたが、断片的な知識ばかりで、実のところはよくわからないままです。
例えば、この本には、
ヘーゲル哲学は十九世紀の初めに作られた。そこでは「人間」とは、まず自己意識をもつ存在であり、同じく自己意識をもつ「他者」との闘争によって、絶対知や自由や市民社会に向かっていく存在だと規定されている。へーゲルはこの闘争の過程を「歴史」と呼んだ。(p.96)
というようにさらっとまとめられていて、これを読むだけで、ヘーゲルの「他者」や「歴史」という言葉が頭に入ってきます。
「近代の人間は、物語的動物だった」(p.140)とし、現代の新しい人間を「データベース的動物」(p.140)と名付けています。昔の人たちは、大きな物語を信じ、人間の生きる意味を考え、人間だけがもつ他者とのかかわり、他者が自分をどう思うかなどを考え、社会とのつながりなどのもと、自分を捉えなおし、生きてきました。しかし、ポストモダンの人間(今の人たち)は、大きな物語を必要とせず、自分の欲求が赴くままに小さな欲望をいくつも満たすことで、生きています。大きな物語と、小さな物語のあいだに明白なつながりはありません。モダンの人たちは、物語を消費していましたが、ポストモダンの人たちは、データベースを消費していると言えるそうです。そういわれると確かにそうかなあと思います。特に今のキャラや愛する風潮などを見るとそうですね。でも、この本ではもっと深いところから見て、データベース消費といっています。
物語性というものは、人間の創造物であり、動物に物語を意識する力はありません。この物語性と、人間の精神の病(病でなくても、自己嫌悪や嫉妬心など)は深く関係性があると、思います。
うまく書けないですが、面白く読めた本でした。しかし、もう私の頭はざるのようになっていて、読んでいるときはいいけど、読み終わって思い出して見るとあまり残っていないなあと悲しくなります。
体調は良好です。週末に向けて少しずつ暖かくなるそうで、うれしいです。もう2月も終わり。このまま春へと思いますが、オランダはそうはいかないでしょう。でも、日が一日一日長くなり、気分が良くなってきました。


クラシックコンサート:ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団

2013-02-24 09:36:20 | Concert
日曜日、昨夜雪が積もり、外は銀世界。でも、道路の雪は溶けていて、交通には問題なさそう。
今日は、午後からクラシックコンサート。シリーズで買っていたチケットの一つで、ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団(Nederlands Philharmonisch Orkest)が、メゾソプラノのChristianne Stotijnとの共演です。指揮は、Paulo Carignani。
この日曜午後のコンサート、まず14時15分から解説の講義が30分あります。今回は、それも聞きました。でも、ぼそぼそとしたしゃべりだったこともあって、あまり理解できませんでした。
演目は、
Verdi – Ouverture La Forza del Destino
Berlioz – La Mort de Cléopâtre
Franck – Symfonie in d
でした。
メゾソプラノのChristianne Stotijnは、オランダ人です。オーケストラと息の合った感じで、メリハリ良く、感情を深くこめて歌ってくれました。少し声量が小さいようにも感じましたが、声楽のことはまったくわからないので、こういうものかもしれません。
Franck(セザール・フランク)は、ベルギー生まれなので、オランダではよく演奏されます。
このコンサート、今日はVredenburgというユトレヒトの会場だったのですが、同じものがアムステルダムのコンセルトヘバウでも行われます。Vredenburgのチケットは21ユーロとお手ごろの値段なんですが、アムステルダムになると40ユーロはするので、どうしてこんなに差がでるのかなあと思いました。
まあ、Vredenburgは新しいホールをユトレヒト駅前に建設中で、現在は仮のホールなので、雰囲気はアムステルダムのコンセルトヘバウのほうがずっと良いです。
もうすぐニューシーズンのチケットの販売が始まります。どのチケットを買おうか悩みどころです。
体調は良好です。またちょっと寒い日々が続いているので、体調には要注意です。

映画「Life of Pi」

2013-02-17 13:46:12 | Movie
最初は見なくてもいいかと思っていた映画「Life of Pi(ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日)」。
しかし、映像がすばらしいという評判を聞き、やはり大きなスクリーンで3Dで見なきゃ意味がないかもと思い出して、見ることのできる映画館を探したら、時間の関係もあって、AmasfoortのPatheで10時40分の回を見つけました。
車でちょっと時間がかかるけれど、駐車場もそばにあるし、またVIPシートのみのホールでの上映とのことで、VIPシートは初めてだったので興味もあり、行くことにしました。
VIPシートって、皮ばりの椅子がとてもゆったりしていて、心地よかったです。2ユーロくらい、通常よりチケットが高かったです。観客数は少なく、人の頭でスクリーンがさえぎられることなく、観ることができました。
インドで動物園を経営していた一家が、インドから動物とともに貨物船でカナダへ渡る途中で、船が沈み、16歳の少年パイがシマウマとオランウータンとハイエナとトラと共に漂流することになり、次々と動物たちが亡くなり、トラと二人きりになって…。というストーリー展開なんですが、最後でやっと納得がいくようなオチがあります。
ほとんどがCGとのことですが、大海にトラと二人ぼっちで、美しい光景の映像が印象に残りました。
スクリーンの形は横長というよりは、正方形に近い形で、珍しかったです。
実はこの原作本が家にあります。夫が随分前に興味をもって買ったのですが、動物たちがしゃべったりして、あまりにも非現実的で、途中で読むのをやめたそうです。
確かにこの話、とても寓話的な要素をもったファンタジーです。
体調は良好です。


血液内科定期受診

2013-02-14 12:32:41 | 医療・病気
3ヶ月ぶりの血液内科受診でした。
2時半の予約で、いつもは時間より遅れたことがないのですが、今回は2時半を過ぎてもなかなか呼ばれません。少し不安感が心をよぎります。5分強待たされたところで、ドアが開き名前を呼ばれました。
日本ではどうかよく知りませんが、オランダでは担当医が直接患者を呼び、部屋に招き入れます。
ハローといいながら、まず握手。そして、K医師はすぐに「いいですよ」と一言。これで安心しました。
PCにデータを開いてくれて、一緒に確認します。
フリーライト血液検査の軽鎖のラムダとカッパの値は、それぞれ前回とほぼ同じでした。病気の進行は抑えられているようです。
Hbが低いと指摘されましたが、少し前に気管支炎になって抗生物質を飲んだことがあるので、その関係で低い値かもしれないとのこと。
1年以上前には風邪をひくとすぐ肺炎になってましたけれど、今年の冬は風邪で抗生物質を飲まなきゃいけないことがたびたびあっても肺炎にまではならなくなって良い傾向だと思うと、私が言いました。
すると、K医師は、IgG (免疫グロブリンG)の値を示し、正常値は7.0以上なんだけれど、これが4.2しかないから、感染症にはまだまだ弱いよね、とのこと。
あーそーなんだあと、納得しました。やはり、もう長く病気の進行は抑えられているけれど、やはり免疫の面から見ると、正常な身体からは遠いのだなと思いました。
デキサメタゾンとレナリドミドの処方箋をもらいました。いつもは60錠の処方箋なのですが、レナリドミド(Revlimid)が1箱21カプセル入りであることを私が言うと、今回は63錠の処方箋を書いてくれました。処方箋の用紙が今回は違っていて、「経口化学療法薬 処方箋」となっており、身長、体重、体表面積の記入欄があり、名前と病院専用のバーコード付きのステッカーが張られ、病院の薬局へ行ってくださいねと言われました。私はいつも病院内の薬局に行っているので問題はないのですが、この処方箋に完全に変わったのか、一時的なのかよくわかりません。
次の診察はいつもの通り3ヶ月後になりました。
この日はちょうどバレンタインデー。夫と病院の感じの良いカフェで、ゆっくりとお茶をしました。
体調は良好です。


Het Dolhuys@ハーレム(オランダ)

2013-02-10 13:56:48 | Wblog:お出かけMuseum
日曜日、昨日降った雪が少し積もり、美しい白銀の風景です。
この風景を楽しみながらドライブして、まずはランチにUithoornの「楽」へ。ラーメンを食べたかったのです。初めて行ったのですが、おいしい麺で満足しました。餃子もおいしかったです。
お腹もいっぱいになって、そこから、ハーレム(Haarlem)のHet Dolhuysへ。ハーレムの駅から徒歩5分くらいのところにあります。
Dolhuysはドルハウスを読みます。dolは「気の狂った」という意味で、中世に気の狂った人々を収容した施設です。現在は、精神医学の国立博物館になっています。
中規模の博物館ですが、いろいろ趣向を凝らした展示でした。思ったより来場者が多く、ガイドツアーのグループも2、3組見ました。
また、性同一性障害者や性転換者の写真やドキュメントの展示も多かったです。
お目当てで行ったのは、写真展で、今はもう廃墟となっている精神病院を撮った写真の展示です。二人の写真家(Christopher Payne と Jannes Linders)が、別々にアメリカとオランダの精神病院を写したものです。以前は精神病者は施設に収容するという方針で、大きな公立の精神病院がつくられていました。しかし、1970年代にはアメリカで、1980年にはオランダで、精神病者は精神病院に閉じ込めておくのではなく、社会に戻して、なるべく小さなヘルプで社会の中で生活していくという方針に変わり、多くの精神病院施設が廃墟となりました。廃墟になった施設には、まだ当時の面影が残っており、患者の名前がついた百本以上の歯ブラシが整然と並ぶ写真や、一室にこれも百以上のカラフルな色のクッションが無造作に積み上げられている写真など、この場所にいた個々人が無個性に扱われていたさまを感じさせられます。
途中、博物館のカフェでケーキと紅茶をいただきましたが、このカフェ、支払いはPinのみで現金不可ですから、要注意です。
体調は良好です。少し忙しくてブログのアップが遅れています。

クラシックコンサート:Julian Rachlin & ブラームスのソナタ

2013-02-09 13:06:33 | Concert
クラシックコンサートを聴きに、アムステルダムのコンセルトヘバウ、小ホールへ。
今シーズンの小ホールの偉大なる弦楽器奏者シリーズチケット(5公演)の最終コンサート。このシリーズチケットは、見ごたえがあって良かったです。
今回は、バイオリンとビオラを演奏するJulian Rachlin(ジュリアン・ラクリン)とピアノのItamar Golan(イタマール・ゴラン)の共演で、ブラームスのソナタばかりをたっぷり聞かせてくれます。
演目は、
Brahms - ソナタ第1番 op. 78『雨の歌』
Brahms - ソナタ第2番 op. 120
Brahms - スケルツォ ('ソナタ' 'F-A-E'から) in c, WoO posth. 2
Brahms - ソナタ第3番 op. 108
Brahms - ハンガリー舞曲第1番 WoO 1
でした。
二人はリトアニア出身で友人同士だそうで、とても息のあった演奏でした。それにしてもビオラの音色っていいなあと、うっとりとその響きに聞き惚れてしまいました。
バイオリンの高音のキンキンとした音がなく、その分ピアノの高音が響き、とても良かったです。
体調は良好です。



レナリドミド+デキサメタゾン 第38サイクル開始

2013-02-08 10:46:31 | 医療・病気
レナリドミド10mg、デキサメタゾン0.5mgを週3回服用、4週目はデキサメタゾンのみ週3回服用というサイクルの38回目が始まりました。
もうこの服薬には身体が慣れきっていて、特に体調の変化とかは感じません。
ただやはりデキサメタゾンを飲んだ日は、夜が眠りにくい感じがします。そういう時は、ipodでpodcastのラジオ番組を聞いて、眠くなるのを待ちます。夜の2時過ぎ頃まで眠れないことがよくあります。
去年の夏頃まで、Wiiなどを積極的にして身体を動かしていたのですが、パタリとやめてしまって、また秋になり寒くなり、外で長く歩くこともなくなり、身体がなまっている感じがします。まだまだ病気で落ちた筋肉は以前のように回復してはおらず、もっと身体を動かさなくてはと思いながらも怠けている自分がいます。どうにかしなくては、と思います。
以前頻繁に感じていた背中の痛みも、長く起きていると時々起こります。そういう時はベッドに横になって1時間くらい過ごせば、回復します。
この冬、3度くらい風邪を引き、そのうち2度は抗生物質のお世話になったと記憶していますが、いずれの場合も肺炎にならず、これは良い兆候だと感じています。以前は、風邪をひくとすぐ肺炎まで行っていたのですから。
ただ、市川團十郎さんが肺炎で免疫力の低下で亡くなったニュースなどを見ますと、やはり同じ自家末梢血幹細胞移植を経験した私としては、免疫力が他の人よりは一段と低いことは自明ですから、感染症には十分気をつけて、無理をしないようにしなくてはと思います。また、團十郎さんの場合は、同種移植もしていたので、さらにたいへんだったのではないかと思います。
素人考えですが、免疫力は、移植から時間が経てば経つほどついてくるのではないかと思います。ただ、抗生物質を使えば使うほど、その抗生物質の耐性ができるのではないかと考えると、感染症になったときに抗生物質をなるべく使わずに回復できるような体力をつけることが肝心なのではないかと思います。
写真は、先日いただいた花束です。
体調は良好です。

本「邂逅の森」

2013-02-07 10:41:18 | Book
熊谷達也著「邂逅の森」を読了。
読み出したら止まらない、一気に読みました。ミステリーでもスリラーでもない本で、題材も馴染みのないマタギの世界なのに、これほどスラスラと読めてしまうのは、著者の技量なのでしょう。
この本を知ったのは、twitterで誰かが読んで感動したと薦めていたから。そして、山本周五郎賞、直木賞をダブル受賞した作品だと知って、調べたら文庫にもなっていたので、即注文しました。500ページ余りの長編です。
内容は、マタギ(狩猟)を行う秋田県の雪深い山村に生まれた富治が大正から昭和にかけての時代を生きていく、波乱の人生を描いたもので、中心にはマタギの世界、人と自然というものがあります。また、鉱山の話もあり、当時のマタギの世界、鉱山の世界がとてもよくわかります。
大正から昭和にかけて、日露戦争や第一次世界大戦という社会の変化とともに、軍隊用に毛皮や金属の需要が増え、それがマタギの世界や鉱山の世界に影響を及ぼしていく様子もしっかりと描かれており、この時代の人々の暮らしを感じることができます。また、鉄道が少しずつ広がっている時代で、それが及ぼす村への影響があったことも描かれており、このような変化が村の暮らしに変化を強要した様を読んでいると、以前読んだ宮本常一著「忘れられた日本人」を思い出しました。これは、民俗学者が書いた本ですが、明治から昭和のはじめあたりまでの人々の生活の変化について書かれています。
100年少し前の時代を扱った作品ですが、今のコンピュータとネットの時代に比べて、ひじょうに違っていることを実感します。一人の人間は80年くらい生きますが、その人生でできることはそう多くはないですが、世界は80年もあればとても飛躍的に変化します。おそろしいなと思います。
しかし、人間社会や生活が大きく変化しても、森の奥では動物たちがまだまだ遠い昔と同じ生活を続けていることも事実です。
そうそう、軍隊用の毛皮の需要が高まったことと、その頃にニホンカモシカが乱獲され、激減したことで、天然記念物として保護されることになったこともこの本に出てきます。
とても興味深く読めた本でした。
体調は良好です。



映画「レ・ミゼラブル」

2013-02-06 11:44:28 | Movie
金曜日、ユトレヒトのWolff Cameraで「レ・ミゼラブル」を観ました。2時間半くらいの長めのミュージカル映画です。
Wolff Cameraという映画館は運河沿いにあって、あまり大きくありません。初めて行ったのですが、小さなホールで、画面も小さく、ちょっとがっかり。でも、指定席制で、前の人と重ならないように席をふってくれるので、画面がまるまるちゃんと見え、とても快適に観ることができました。
主演は、ヒュー・ジャックマン。私はこの俳優が好きです。日本に居た頃、直に記者会見で見たことがあり、そのときの感じがとてもよかったんですよね。
しかし、この映画で以外によかったのが、ラッセル・クロウ。悪役なんですが、彼の低い歌声がかなりいいです。私としては、ヒュー・ジャックマンより好みの響く低音でした。
また、アン・ハサウェイの歌声も高くとてもきれいでした。
他の役者さんは、ミュージカルの人なのか、歌声はばっちりでした。
「レ・ミゼラブル」のミュージカル劇のほうは、日本とイギリスで一回づつ観たことがあるのですが、随分昔のことで、ストーリーはいまひとつはっきり覚えていません。「ああ無情」は子どもの頃に読んだ覚えがあるだけ。
でも、だいたいの曲に馴染みがあり、とても楽しめました。
日本のレビューを見ると、この映画は5つ星のうち、4つ星か4.5星という高評価なのですよね。オランダでは、大体3つ星くらいで、あまりヒットしていないみたい。まあ、日本では「レ・ミゼラブル」のミュージカル自体が大ヒットしてロングランだけれど、オランダではまったくそんなことはないからかも。フランスが題材というところが理由のひとつにはあるんじゃないかって、個人的には思います。
体調は良好です。咳がでなくなりました。



ユトレヒトを楽しむ

2013-02-01 11:16:09 | Wblog:お出かけ
金曜日、夫が突然休みをとったので、たまにはと思い、ユトレヒトへ午後から出かけました。
今はちょうどファイナルセールのシーズン、少しショッピングをしましたが、外が雨模様で、なんかくたびれてしまいました。
それで、ケーキ屋さんの「Bond en Smolders」へ行き、森のフルーツのエクレアと紅茶をいただきました。このケーキ屋さんというか、パンも売っているんですけど、おいしく、いつもお客さんが絶えません。でも、日曜日は休みなのでなかなか行く機会がないんですが、ユトレヒトへ来る機会が平日にあれば必ず立ち寄るようにしています。夫はふつうのエクレアでしたが、これは甘みが強すぎて、私の森のフルーツのエクレアのほうがずっとおいしかったです。
その後は、私が見たかった映画「レ・ミゼラブル」を運河沿いにある映画館Wolff Cameraで見ました。夫は直前にこの映画がミュージカルだと知って愕然としました。夫はミュージカルがあまり好きではないからです。でも強引に映画館へ。感想は、また別項目で書きます。
映画が終わったときにはもう夜の7時近く。調べてあった、日本食系のレストラン「Moto」へ。日本時経営の純日本食レストランではないですが、すしやろばた焼きを中心に和食が楽しめます。予約はしていなかったのですが、最後のカウンター席2席に座ることができ、ラッキーでした。その後もたくさん人が来ましたが、満席で断られていました。
初めてだったのですが、アラカルトでいろいろ注文しました。まず、アミューズが来て、マグロのづけのようなものですが、タレがとてもおいしかったです。注文したものが続々と来て、ソフトシェルクラブの揚げたもの、アスパラベーコン巻きなど、ふつうにおいしかったです。お好み焼きも、冷凍ものかなと思っていたのですが、ちゃんと粉からあわせて作っていました。4種類の魚のたたきがのったお寿司がおいしかったです。チキンロールのグリルはいまひとつ。カリフォルニア巻きのお寿司も爽快感があってよかったです。焼きうどんは、うどんが腰があっておいしかった。チキンウィングのグリルは、焼き鳥感覚でおいしかったです。いろいろ注文しすぎて、全部は食べ切れませんでした。
満腹になって、気持ちよく家路に着きました。
たまには、こういう日もいいかなと思いました。
体調は良好です。少し暖かめの気温なのがうれしいです。