二日目。ホテルの朝食はバイキング方式でした。いろいろあったので、いつもよりたくさん食べました。
午前は、車でRadio Kootwijkへ(写真)。コンクリートの大きな建物がぽつんと建っています。
中はアールデコ調なんですが、ガイドツアーでしか入れず、今回は外からのみです(
以前に訪れたときは中にも入りました)。まわりを1時間くらいでゆっくり散策できるコースがあって、それを歩きました。
この建物、第二次世界大戦中のラジオの放送施設でした。植民地のインドネシア方面との電波のやり取りなどにも使われたそうで、当時の思い出のある人々にとっては、「Radio Kootwijk」というのは懐かしい名前なんだそうです。
この建物を中心として円を描くように何本もの銅線が地下に埋められています。これは、電波の受信を強める当時の工夫だったそうです。
さて、午後はまたVelueの国立公園へ。公園入口の駐車場に車をとめて、そこからは白い自転車で公園内を移動しました。14時にSint Hubertusという公園内にある建物の内部見学ツアーを予約していたので、そこへ向かいます。距離は15Km。自転車にはギアがなくて、ブレーキはペダルを逆方向にこいで止める方式でした。暑い日だったので汗だくで漕ぎました。うまく設計されていて、なだらかな坂を上り終わると、また下り、また少し上って下るという感じで、極端な坂はなくて、サイクリングが楽しめるようになっています。それでも、わたしにはちょっとたいへんでした。
Sint Hubertusは、Hendrikus Petrus Berlage(ベルラーゲ)の建築で、内部のインテリアなど細部にまでこだわった贅をつくした建物です。公園を見張らせる塔があり、そこにはエレベータで上がれる構造になっています(が、見学は一階のみです)。見学ツアーは45分程度で、Kröller-Müller夫妻の話をまじえ、要をえた内容でした。以前にもこのガイドツアーに参加したことがあり、詳しい内容はそちら
1、
2を見てください。
見学後はまた自転車で入口まで戻ります。
ほんとうはSint Hubertusのカフェか何かでお茶をする予定だったのですが、月曜日だったからか空いていませんでした。それで、公園のセンターまで戻りそこでお茶にしました。スナックも食べました。
それから入口まで戻りました。自転車にあまりふだん乗っていないのですごく疲れました。足がガクガク状態。
車でホテルへ。お風呂へ入ってさっぱりしたけど、疲れもピーク。
ホテルのカフェラウンジのほうで夕食。食欲がなくて、サラダにしましたが、大きなサラダで、ゆで卵やトマト、スモークサーモンを少し食べる程度でした。
とっても疲れたけど、内容の濃い一日でした。