Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

エッセン+デュッセルドルフ(ドイツ)1泊旅行(後半)

2011-04-30 11:54:12 | 旅行(ドイツ)
デュッセルドルフのホテルで一泊して、朝はゆっくり起床。今日の予定はショッピングをして帰るだけ。
お目当ては、無印良品と日本食料品店3軒。無印良品が9時開店だと思って行ったら10時開店だったので、時間つぶしにカフェでお茶をしました。あ、写真は昨日のハイネマンのケーキです。フルーツがいっぱいでおいしかったです。ハイネマンはバームクーヘンのように幾層にもなったケーキがおいしいのでいつもはそちらをオーダーするのですが、この時はフルーツという気分だったのです。
さて、10時開店とともに無印良品へ。1階と地下のフロアーをゆっくり見てまわり、文房具やカーディガンを購入しました。かわいいブタのぬいぐるみがあって、かなり欲しかったのですが、我慢して見送りました。無印良品って、イギリスやドイツにはあるのにオランダにはないんですよね。残念です。
日本食料品店では、日本食品を買い込みました。アムステルダムの明治屋ほかでも買えるのですけど、品揃えが違うので、目に付くものをどんどん買ってしまいました。食べるラー油も日本でずっと話題になっていたのは知っていたのですが、なかなか目にする機会がなく、今回発見したので購入しました。
お腹はあまりすいていなかったのですが、弁慶でランチを食べました。かき揚げ丼その他のメニューだったのですが、ちょっとヘビーで、半分くらい残してしまいました。
ランチの後、ゆっくりと帰途につきました。
この2日間、ほとんど天候は良かったですが、昨日の夕方、なにわで順番を待っていったときには、雷が鳴って夕立のようなすごい雨が降りました。以前にデュッセルで、同じような夕立にあったことがあったので、これって土地柄なのかなと思いました。
体調は良好です。血液検査でリンの値が高かったので、食事に少し注意しなければと思っています。

エッセン+デュッセルドルフ(ドイツ)1泊旅行(前半)

2011-04-29 11:03:34 | 旅行(ドイツ)
久しぶりにデュッセルドルフに行こうという計画を立てました。デュッセルドルフに行く目的は、主に日本食品や雑誌の買い物と現地で日本食を食べることです。いつも一泊するのですが、買い物などは実は半日で済む内容です。デュッセルドルフでの観光は以前の訪問でほとんどしてしまっていたので、ちょっと時間をもてあましてしまうのが現実のところです。それで、今回は、1日目にエッセンに行くことにしました。
エッセンは、世界遺産の炭鉱跡があるルール地方の中心都市です。エッセンといっても広いですが、目指したのは、ツォルフェライン炭坑跡(Zollverein)です。バウハウス建築で建てられた石炭の立坑施設(写真)で、その巨大な敷地全体が一大テーマパークのようになっています。しっかり改修されており、ルールミュージアムやレッド・ドット・デザイン・ミュージアムといったミュージアムが見学できます。また、敷地内を巡るガイドツアーもあります。
あまり行く前に情報を得られなかったのですが、行ってみたら、とても広くてびっくりしました。赤レンガの特徴のある工業的な建物がいくつも建っており、かなり観光客も多く、賑わっていました。
私たちはデザインにどちらかというと興味があるので、レッド・ドット・デザイン・ミュージアムに入りました。レッドデザイン賞を受賞した商用デザインの名品が展示されたミュージアムです。コークス工場内に展示されており、なんか不思議な感じです。アウディのアルミ車体の現物が天井から吊り下げられていたり、掃除機やバスタブ、椅子などが、壁のところどころに展示されており、変な感じです。ドイツ製品が多く、あとはヨーロッパ製品が主で、日本製品はあまり見当たりませんでした。レッド・ドット・デザイン・ミュージアムはシンガポールにもあるので、そちらにはアジアの製品が多いのかもしれません。広くてじっくりと見ることができましたが、あまり感動はありませんでした。1階の小型電気製品や食器、キッチン用品などの展示フロワーがいちばん楽しめたかな、って感じです。個人的には、もう一方のミュージアムに入ったほうが良かったかな…って思いました。
カフェでドイツ名物のソーセージを食べて、その後、デュッセルへ。
ホテルにチェックインして、ハイネマンカフェへ。お茶をして、バームクーヘンなどおみやげを買いました。
夜は、なにわで、セットメニューを。お腹いっぱいになって満足しました。
そして、夜遅くまで、JSTV(日本のテレビ)を見放題。ビートたけしが、陶芸家の辻村史朗を尋ねてインタビューする番組が興味深かったです。
体調は良好です。カルシウム値は薬をやめて、正常値まで下がりました。良かったです。

Picasso in Paris 1900-1907(ヴァン・ゴッホ美術館@アムステルダム)

2011-04-27 09:21:24 | Wblog:お出かけMuseum
先の月曜日、オランダは復活祭二日目で祝日でした。ちょうど、アムステルダムのヴァン・ゴッホ美術館で「Picasso in Paris 1900-1907」展をしていたので見たいと思い、出かけました。オランダでは観光シーズンが始まったので混むことは予想でき、開館と同時に入れるように時間を調節して行きました。
美術館前に着いたのは、開館10分前。もうすでにかなり長い列ができています。各国からの観光客らしき人々で、言葉からして、あまりオランダ人はいなさそうです。私たちは、ミュージアムカードを持っていたので、美術館前でチケットを買う必要のない人用のゲートから入れたので、開館後5分くらいで中に入ることができました。館内に入ってもセキュリティチェックの列で待たなければならず、会場に入った時にはもう15分近く経っていました。
ここから、私たちはヴァン・ゴッホの絵のほうには行かずに、直接新館のほうのピカソ展へ。ピカソ展へ最初に来る人は少なく、快適に見て回ることができました。
このピカソ展、スペインの一画家でしかなかったピカソが、パリの万博時にパリを訪れ、友人や知人を作り、パリにアトリエを構え、世界的なピカソへと羽ばたく、重要な1900-1907年の8年間をテーマにしています。抽象画を書き始める前の、いわゆる普通の絵を描いていた時代の作品をいくつも見ることができます。パリに来たての頃は、絵のサインにはちゃんと「Pablo Picasso」と書いています。そして、次第に「Picasso」だけになります。当時、パリで活躍していた画家の影響が如実にわかるような展示方法がなされており、「あ、これはゴーギャンに似ている」「あ、これはロートレックに似ている」など、とてもよくわかります。ほんとうにいろいろな画家の絵に影響を受け、勉強し、吸収していったのだなと思います。時代順に展示されており、その後、いわゆる青の時代の作品があり、次にばら色の時代の作品が並びます。
面白かったのは、ピカソが短期間オランダ(Alkmaarのあたり)を訪れた折に描いた絵「オランダの娘たち」で、オランダ特有の平地の風景に、これまたオランダにありがちな家が一軒、背景として描かれていて、その前に3人のオランダの若い女性が立っておしゃべりをしている姿が描かれています。その一人は、オランダの木靴を履いています。女性たちの服装や顔立ちなども含め、ほんとうにこの絵は、とてもオランダをよく表現しています。とても良い絵だなあと思いました。この絵は、通常はポンピドゥーにあるそうです。
ゆっくり見て回って、だいたい1時間強くらいかかりました。カフェで早いランチを取って、まだ時間があったので、ゴッホも見ようかなと思って、本館のほうに行ったのですが、とても混んでいて、鑑賞するような余裕のある状態ではなかったので、一枚だけ好きな絵を見て、美術館をあとにしました。
ヴァン・ゴッホ美術館でゴッホをじっくり見たいのなら、冬場の観光オフシーズンのほうがおすすめです。(ただし、冬のオランダは、通常の観光には不適。寒くて、すぐ暗くなって、楽しくないです。)
ゴッホは、真に実物を見る価値がある絵だと思います。実物を見て、やはり写真で見るのとは大違いと思ったのは、ヴァン・ゴッホの後期の作品とモンドリアンの『ブロードウェイ・ブギウギ』です。他にもあるとは思いますが、私の中で今思いつくのはこの2つ。機会があれば是非、実物を見てみてください。
体調は良好。だが、血液検査でカルシウム値が高く、医師は心配気味。とりあえず、薬を調整して、カルシウム値が下がるか様子見中です。

ミュージアム HET SCHIP(アムステルダム)

2011-04-25 11:41:20 | Wblog:お出かけMuseum
今週末は復活祭の連休でした。晴天でとても暖かい絶好の行楽日和でした。
日曜日にも出かける予定でしたが、朝方から右上の歯が痛みだし、右目の奥あたりも少し疼くような感じがして、この痛みに意気消沈し、2錠目のパラセタモルを飲んで、少し寝たら、昼前には痛みはなくなりましたが、外出する気分にはなれませんでした。
月曜日、復活祭の二日目で、祭日です。この日は予定通りでかけました。
アムステルダムへ行き、ヴァン・ゴッホ美術館とHET SCHIPミュージアムです。きょうは、HET SCHIPミュージアムについて書きます。
Museum Het Schip(ミュージアム・ヘット・シップ)(写真)は、アムステルダムにあるアムステルダム派建築のミュージアムです。この日、このミュージアムの建築家であるミシェル・デ・クレルク(Michel de Klerk)をテーマとしたガイドツアーがあり、それに参加しました。約1時間半のツアーで、船のモチーフが読み取れるHet Schipを中心とした3棟からなる公共集合住宅群、また、その向いの区画にある別の集合住宅群など、デ・クレルクの設計した建築物は、従来の保守的な建物とは異なる個性を持っています。1920年代の建築なのですが、有機的な線、曲線、球形などを使っており、目をひきます。
Het Schip内には、当時お金持ちが主な顧客であった郵便局が開設されており、その内部のデザインも見ることができます。ブルーグレー色のタイルが使われており、伝書鳩を思わせる鳥や変圧器を思わせる模様のステンドグラスがSpreek Cel(電話ボックス)のドアに見ることができます。また、ツアーでは、集合住宅の一つに入ることができ、中の様子を見たり、塔の内部に入ることもできました。
このミシェル・デ・クレルクはあまり裕福ではない子沢山のユダヤ人の子どもで、なんと25番目の子どもだそうです。建築関係の労働者となるために基礎教育を受けていたのですが、暇つぶしに書いた落書きのスケッチが、Eduard Cuypersの目に留まり、13歳の時に建築家となるべき道に進むことになったそうです。
デ・クレルクはスカンジナビアの神話学に興味があったそうで、神話に基づくオーナメント的なものを見つけることもできます。
アムステルダム派建築は奇抜な建築様式ですが、レンガがとてもうまく使われており、私はけっこう好きです。アムステルダムでは各地にこの様式の建物を見ることができます。
1時間半のツアーですが、ゆっくりと見ていくので、あまり疲れませんでした。初夏の気持ちよさで、半そで一枚でちょうどよい感じでした。
体調は良好です。

クラシックコンサート:Lorenzo Gatto(バイオリン)

2011-04-20 10:15:25 | Concert
コンセルトヘボウ(アムステルダム)でのEen gepassioneerde virtuoos(情熱的な名人)というタイトルのコンサートへ行ってきました。
開始は夜8時15分。夜といっても、まだ8時頃は明るいです。写真は、コンセルトヘボウの向い側にあるミュージアム広場に面したヴァン・ゴッホ美術館新館前の桜です。ちょうど8時頃に撮ったのですが、明るいでしょ。この日は20度を超える暖かい日で、広場には人がいっぱいいました。芝生に寝そべったり、サッカーをしたり。
さて、コンサートですが、Lorenzo Gatto(ロレンツォ・ガット)というバイオリニストのコンサートで、小ホール(Kleine zaal)でありました。小ホールは初めて行ったのですが、2階にあり、楕円形のホールでした。バルコニー席もあり、全部で400余席ぐらいのホールです。ホール席の少し右よりの真ん中の席でした。小さなホールなので、どこからでもステージはかなり近く、演奏者がよく見えます。伴奏のピアノは、 Eliane Reyes(エリアンヌ・レイエ)でした。

演目は、以下の通りです。
Mozart - Sonate in Bes, KV 454
Saint-Saëns - Introduction et rondo capriccioso in a, op. 28
Tsjaikovski - Valse scherzo in C, op. 34
Ysaÿe - Sonate in d, op. 27 nr. 3 'Ballade à Enesco'
Franck - Sonate in A

Ysaÿeの曲がとても技巧が卓越していて、目を見張るものがありました。
Lorenzo Gattoは、ベルギー人ということもあって、ベルギーの作曲家YsaÿeとFranckの曲を選んだのかどうか知りませんが、慣れた感じで落ち着いて弾いてました。Ysaÿeの曲は情熱的に弾いており、ダイナミックな感じが伝わってきました。片や、Franckのほうは、メロウな感じで、これもまた良かったです。
前半は、少し空気のかすれるような音(どこから来るのか不明)に私自身が気をとられ、あまり集中できなかったのが残念です。それから、バイオリンのひじょうに高い音がこの時はちょっと耳について(寒気がする感じ)でいまひとつでした。以前はバイオリン大好きだったのですが、最近は低音のチェロのほうが身に沁みる感じで好きです。
Lorenzo Gattoですが、若手バイオリニストとは知っていましたが、外見と落ち着きから30歳くらいだろうと思っていました。ウェブサイト等を見てびっくり、1986年生まれだから、25歳くらいです。子どものころ、鈴木メソッドでバイオリンを始めたそうです。影響を受けた音楽家に、小沢征爾や五嶋みどりの名があがっています。また、12歳のころから舞台経験があるそうです。
まだまだ若いので、これからどう熟していくのか楽しみです。
今回は、ヨーロッパ各地も巡るライジングツアーと銘打ったコンサートツアーの最終日だったそうです。最後にアンコール曲、モーツアルトだったと思いますけれど、を演奏してくれました。軽快な、若さを感じる演奏でした。
体調良好。





Restaurant: 't Lagerhuys(マウデルベルグ)---2回目

2011-04-17 12:23:01 | Restaurant/Cafe
今日も天気が良い日曜日。夫の両親とともに、Naardenへ。
そして、ランチのために、先月に行って美味しかったレストラン「't Lagerhuys」に再訪しました。
このレストラン、マウデルベルグ(Muiderberg)というところにあるのですが、この町自体にはあまり見どころがありません。ディナーよりランチのほうがスケジュール的に都合が良かったのでランチにしたのですが、陽気がよかったせいか、屋内には私たち以外のお客さんはいませんでした。まあオランダ人はテラス席が好きなので、天気が良いと外の席に座る人が多いので、当然と言えば当然ですが、私たちはゆっくり食事をしたかったのと、外の席はスモーカーが多いので、喫煙をしない私たちは屋内のほうが実は快適だというのもあります。外の席は大きなグループがいて、かなり賑わっていました。お店の人もすごく忙しそうです。
着席して、まず飲み物を注文し、その後、食べ物のオーダーをとりにきてくれるまで、約15分。その日のおすすめの3コースを注文しました。
まず、アミューズは、スズキ(zeebaars)のカルパッチョ。美味しかったです。
次は前菜(写真)で、マグロとスズキのサシミ風カルパッチョ。うーん、一品がアミューズとほぼ一緒じゃない???と少し不満ですが、お味はとてもよいです。マグロが美味しいし、添えられている小さな貝がまた美味しい。
メインは、魚のソテーとクスクスのようなもの(お店の人の話だとクスクスではなく別の名前のもの)とソラマメ、エンドウ豆などの春野菜添えでした。魚(白身魚で名前は失念)の焼き加減はパーフェクトで、皮側がパリッとしており、二重丸です。ソラマメもとても美味しかったです。
デザートは、イチゴのムースのイチゴゼリー巻きと、ヨーグルトアイス。
すべてのお料理が前菜の写真でもわかるように、とてもきれいに盛り付けてあります。一品、一品は少量なので、たくさん量を食べないと満足しない人には不満かも。私は小食なので、この分量がベストなのです。オランダは量が多いレストランが多く、私は食べきれないので、ちょっとそういうレストランは苦手なのです。
さて、この日、サービスはゆっくりでした。ランチに約2時間かかりました。話が弾んでいたので、私たちは時間についてはまったく問題ありませんでしたが、このレストランは急ぎのランチには合わないと思います。前回の時もゆっくりだった記憶があります。
また機会を見つけて、訪れてみたいです。
体調は良好です。


The Wall (Roger Waters)

2011-04-11 12:29:59 | Concert
The Wallというロジャー・ウォーターズのコンサートに行ってきました。
「ロジャー・ウォーターズのThe WallというコンサートがArnhem(アーネム)であるんだけど」と言われたときには、「ロジャー・ウォーターズって誰?」っていう感じだったんですが、その後ちょっと検索して、ピンクフロイドのベーシストで、このThe Wallというツアーはとても評判が良いということを知って、こういう大掛かりな成功しているツアーは是非見ておいたほうがいいというこれまでの経験則から、チケットを取りました。
会場は、Gelredomeというシアター対応サッカースタジアムで、オランダでいちばん大きなシアターだそうです。
会場に着くまでがたいへんで、まずアーネムへ行くまでに渋滞にはまり、道すがらの表示にしたがって、専用駐車場についたら、そこからGelredomeまでの臨時バスに乗らなければならず、またそのバスが渋滞につかまって、けっこう長くバスに乗っていなくてはいけませんでした。でもすごく余裕を持って家を出たので、6時すぎには会場に到着しました。開演は夜8時。軽い夕食をとって、待ちました。
会場はアレーナはすべてスタンディングです。そんなに長くは立っていられないので、スタンドのシート席のチケットをとりました。前から3列目のど真ん中あたりでした。ステージから距離はありますが、ステージ全体が見渡せて、かなり良い席です。しかも前の2列には誰も座っていず、空席です。
コンサートが始まりました。大きな会場だけあって、空気の振動が身体に感じられる大音響、曲ごとに変わる素晴らしいステージ美術、ライティング、会場を横切っていく飛行機など、とても大掛かりで、目をみはるものがありました。
写真にあるように、子どもたちがステージ上で合唱して、右に見える大きな怪物のような先生をやっつけるという曲があるのですが、これにはコンサートを行なう場所ごとに地元の子どもたちが参加しているということでした。この曲が終わって少ししたら、私たちの前の空いている2列の席にさっきステージ場にいた子どもたちと引率の人がやってきて、着席しました。あー、このために空いていたのね、と思いました。子どもたちの着ているおそろいのTシャツには「Fear Builts Walls」(恐怖が壁を作る)と書かれていました。
ロジャー・ウォーターズのベースの音もがんがん響いてきて、とても気持ちよく、ほかの楽器の音も気持ちよく、また映像との相乗効果もあって、スペクタクルに酔っているうちに、1時間くらいはあっという間に過ぎ、休憩に。
休憩後もまた1時間くらいコンサートは続きました。
ステージまでは距離があったので、小さな双眼鏡を持参したのですが、それでもロジャー・ウォーターズを含めステージ上の人々をしっかり見ることはできませんでした。
コンサートの様子に興味がある人は、こちらのブログのyoutubeで見ることができます。
お客さんの90%は男性でした。30代くらいから60代くらいまで。多くの人が曲を口ずさんでいました。もうすっかり陶酔して楽しんでいる感じです。
途中背中が痛くなり、休憩中はちょっとつらかったです。でも曲がはじまると、その迫力とさまざまな舞台装置の仕掛けに気がとられ、最後まで何とか楽しめました。サッカースタジアムの椅子だったので、背もたれがほとんどなかったのがつらかったです。
後半では、大きな豚(?)の張りぼてのようなものが会場内を動き回り、また映像では飛行機が爆弾を落とすように、ベンツのロゴやシェル石油のロゴなどを落としていくのが印象に残りました。
帰途も臨時バスに乗るまでかなり時間がかかり、家に辿りついたのは12時を過ぎていました。身体的にはたいへんだったけれど、行ってよかったと思います。
体調はいつも通りです。



キューケンホフ(keukenhof)

2011-04-10 11:07:38 | Wblog:お出かけMuseum
天気の良い日曜日、世界一美しい春の庭園というキャッチフレーズのキューケンホフ(keukenhof)へ行ってきました。気温が20度近くなるという暖かい日で、美しい花々を見ながら公園内を見て回るのには絶好の日でした。
午後になると混雑するのは予想できたので、午前中早めに着くように出発し、専用駐車場に車をとめたのはちょうど10時頃でした。園内に入ると、水仙とヒヤシンスが満開です。黄色、紫、白など色の絨毯に目が奪われます。
公園内にはいくつかパビリオンがあり、ヴィレムアレキサンダー館では、色々な品種のチューリップが満開でした。とても立派なチューリップで、高さが40cmくらいあるようでした。午前中とはいえ、かなりの人出です。みな、カメラで写真と撮るのに夢中です。
ベアトリクス館では、蘭がたくさん展示されていました。即売所もありました。また、他のパビリオンでは、ガーベラを中心としたものもありました。
軽いランチをはさんで、2時過ぎ頃まで、ゆっくりと見てまわりました。外気にはチューリップはまだ早いのか、あまり咲いていませんでした。それでも、他の花々が咲いており、とてもきれいでした。
観光スポットだけあって、外国人ツーリストがとても多いなあという印象を受けました。2011年のキューケンホフのテーマが「ドイツ」であることもあってか、ドイツ人が多く、それ以外にもいろいろな国の言葉が聞かれました。
2時過ぎに帰路についたのですが、帰ろうとする人のラッシュが始まっており、駐車場からでるのに少し待たなければいけませんでした。行こうとした方向の道路が渋滞だというので、少し遠回りをして帰ったのですが、道すがら、広い畑一面に、花が帯状に満開になっている場所がところどころあり、とても美しく、絵葉書のようでした。
最後のほうは、背中に痛みが出ていまひとつだったのですが、外気に触れ、春を満喫できた一日でした。
体調はOkです。背中の痛みも家で1時間ほど横になったら、おさまりました。






レナリドミド+デキサメタゾン 第14サイクル開始

2011-04-08 10:17:08 | 医療・病気
レナリドミド+デキサメタゾンの第14サイクルが始まりました。ほぼ1年になろうかと思います。
レナリドミドは10mgを週3回、同じ日にデキサメタゾン2mgを服用します。これを3週間続けて、次の1週間はデキサメタゾンのみです。これで、計4週が1サイクルです。
最近は筋肉も増えて、身体的にかなり回復した実感があります。以前の、身体に力が入らなくって、常に微熱でふらふらっていう時には、デキサメタゾンを飲んだ日は、午後から元気が出るように感じていました。実際のところ、デキサメタゾン2mgといのは量から言って、「レナリドミド+デキサメタゾン療法」という形で効果を与えるには微量すぎるようなことを随分前に医師から聞いたことがあり、当時は私がデキサメタゾンを服用すると身体的に調子が良いと言っているので処方を続けているというようでした。
もし、このデキサメタゾンの処方が私の身体的調子のためだけならば、ぼつぼつこれを減量してもいいのではと思うのですが、どうなんでしょうか。医師としては、現在、一応効果が出ている投薬パターンを変えないほうが良いと考えるのでしょうか。前回の診察でこのことを尋ねるのを忘れたので、次回の6月末には是非訊いて見たいと思います。
なかなか医師は忙しく、すべてのことに気が回らないので、こちらから尋ねることが多いです。つい先日も、1年ほど前に血圧が高いことがあってずっと血圧の薬を2種類飲んでいましたが、最近は正常値の低めなので、そのことを医師に伝えて、薬が一つ減りました。
薬は3ヶ月分の処方をもらうので、途中でやめると、大量の薬が残ってしまい、結局廃棄となるのでもったいないです。未使用の薬は、薬局に持っていって引き取ってもらうのですが、実際には再利用はせず、すべて廃棄するそうです。
体調は良好。たまに微熱がでることはありますが、あまり気にしていません。