Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

デュッセルドルフ1泊2日

2015-06-27 10:44:00 | 旅行(ドイツ)
デュッセルドルフに行ってきました。金曜の午前に出発して、土曜の午後戻ってくるという忙しいスケジュールです。
デュッセルドルフには以前は定期的に行っていたのですが、最近は長く行っていませんでした。2年以上ぶりでした。
車で2時間ちょっとの距離なので近いと言えば近いのですが、道が混雑したりするのであまり好きなルートではありません。今回もデュッセルに入ってから、TOMTOMが途切れたりして(高層ビルで電波受信が悪くなる?)、ハラハラしました。
無事ホテルの駐車場に車を入れ、ちょうどお昼だったので、そば庵というお店でランチにしました。
その後、クラフトワークのスタジオがあった場所が駅の近くだというので見にいきましたが、何も案内は出ておらず、ただのビルでした。がっかり。
ケーニッヒスアレーをゆっくり見てまわり、MUJIで少し買い物。ハイネマンではバームクーヘンをお土産に買いました。また少し歩いて、カフェでアイスコーヒーを飲みました。暑い日で、汗だくになりました。
ホテルに戻り、チェックイン。最上階の眺めの良い部屋で日本のテレビを見ながら、休憩。そして、日本食料品を買いにお店へ。
お風呂に入ってリフレッシュした後、7時に予約していたレストランNAGAYAへ。
ゆっくりとディナーをいただいた後、ホテルに戻ったのは11時前。
また日本のテレビを見て、眠くなり、就寝。
次の日は、日本のパン屋さんのパンを朝食にしました。
日本食品も少し買い足して、ホテルをチェックアウトして、帰路に着きました。
観光というより、買い物&和食を食べることが主眼だったので、デュッセルドルフの写真を撮り忘れました。
たまに行くにはいいですが、わざわざ行くほどでもないかなあとも思いました。
体調は良好です。

レナリドミド+デキサメタゾン 第69回サイクル開始+免疫グロビリン

2015-06-26 09:16:58 | 医療・病気
レナリドミド(レブラミド)10mg、デキサメタゾン0.5mgを週3回服用、4週目はデキサメタゾンのみ週3回服用というサイクルの69回目が始まりました。
1サイクルが4週間ですが、ほんとうに日々の流れが早くて、4週目のレナリドミドの休薬を注意していないと忘れてしまいそうです。
体調は特に変化はなく安定しています。
免疫グロブリンの投与を4週間に一度受けています。これは3年ほど前まではすごく感染症にかかりやすく、風邪を引いたらすぐに肺炎になってしまっていたので、医師が免疫向上のために処方しました。もう1年以上続けていますが、この間、肺炎までに至ることがなくなり、風邪も自然治癒できるようになりました。
免疫グロブリン製剤だけの影響なのか、自分の身体が強くなったのかはわかりませんが、まだまだ血液検査の結果では免疫系の数値は低いようです。
前回、この免疫グロブリン製剤の投与(静注)を受けたとき、異変が起きました。
この製剤は、ゆっくりと投与したほうがよいそうで、4時間くらいかけます。1時間すぎくらいで、なんか両手が気持ち悪い感じになってきて、どうしたのかなあと思っていたら寒気がしてきました。看護師さんに言って熱を測ってもらったら、37.5くらいで、15分おきに計ってもらったら、少しずつあがって、いちばん高いときで38.1でした。3時間くらいすぎたところで、なんか少しラクになってきて、体温のほうも下がってきました。
ちょうど投与が終わったころには、汗がたくさんでてきて、すーっと熱がひいて気分もよくなりました。
熱も37.4度くらいでした。
そして家に帰り、その後は問題はありませんでした。
その後、この出来事に対して説明があって、この免疫グロブリン製剤の副作用に発熱と寒気があり、これは10人に1人の割合で起こる可能性があるそうです。
ただ私はこの治療をもう何度も受けていますが、以前にはこういうことはありませんでした。でも、今回は違う会社の製品を使っていたそうです。
次回の投与の際には、医師の立ち合いで行い経過を見るとのことでした。
現在の体調は良好です。




Restaurant:Bautzuid@アムステルダム

2015-06-24 14:56:40 | Restaurant/Cafe
アムステルダムのオリンピックスタジアムのそばに最近オープンしたレストラン「Bautzuid」に先日行ってきました。
以前はシトロエンのディーラーが入っていた大きなビルが、期間限定で改装され「Bautzuid」になっています。
広いスペースのレストランで、昼間はカフェとしても仕えます。
6時からはディナータイムです。6時過ぎに行ったのですが、予約していなかったので、8時15分までという時間期限つきでテーブルに案内されました。
カジュアルな感じのレストランです。
コースメニューがあり、アラカルトでは、フランス、オランダ、アジア、イタリアという地域別にそれぞれ3から5品のメニューが並んでいます。自分で好きなように組み合わせてオーダーします。どれも小から中サイズのボリュームです。サイドディッシュとして、フライドポテト、ライス、ヌードル、パン、サラダなどを組み合わせることができます。
ステーキタルタル(写真)、フライドポテト、シュリンプカクテル、タリエリーニ・マッシュルームソース、ホタテ貝のグリル、レッドカレー、ライスを注文。
どれもそこそこのお味でした。おいしいですけれど、塩分が強くて、やはりパンを頼むべきだったなとか、ライスは炒め野菜がたくさん入っていて、カレーに合わせるならあっさりとした白飯がよかったなとか…。
このアラカルト方式は、「Ron Gastrobar」とよく似ています。「Ron Gastrobar」のほうが少し値段が高いですが、おいしいさも上です。
この「Bautzuid」は期間限定のPOPUPレストランで、シトロエンの古い車もレストランの中に展示されており、話題がてらに行くのにはいいかと思います。トラムの駅そばで便利ですし。
もう一度いけば、もっと良いメニューの選択の仕方があったかなと思います。
もしかしたら、この夏にまた行くかもしれません。
体調は良好です。

Villa Jongerius@ユトレヒト

2015-06-21 08:40:58 | 建築
今週の土曜日はDag van de Architectuur(建築の日)で、いろいろな建築物が公開されていました。
車で簡単に行けてそばに駐車できるところという観点で探して、この「Villa Jongerius」に行ってきました。
この日、10時からのガイドツアーに参加しました。
まずは視聴覚ルーム的な大きな部屋で、この建物の所有者だったJan Jongerius氏の孫にあたる人が歴史を説明し、その後建築物の修築の担当者が説明、その後短いビデオを見ました。
その後二組に分かれ、別のJan Jongeriusと同じ名前の直系の孫の人が、各部屋や庭、オフィスビルを巡りながら、説明をしてくれました。
1930年代に建てられたもので、アールデコ調であり、家族が住んでいたヴィラの後方から小道でつながって、Jongerius氏の会社のオフィスビルがあります。
ヴィラのバルコニーにつきでた屋根、左右対称性、角が丸みを帯びたフォルムなど特徴があります。
中の部屋は、当時は家族が住んでいたのでベッドルームや応接室などだったのですが、今は完全に改装され、会議などがをおこなうことができる空間に変わっています。でも、窓わくなど要所要所に当時の雰囲気が残っており、特に玄関ホールの天井一面にとても大きなステンドグラスがあり、印象的です。
階段やフロアには大理石がふんだんに使われており、また唯一当時のままのプライベート礼拝室は、以前は四方にフレスコ画があったことがわかります。
当時はとても繁盛した会社を運営していたJongerius氏ですが、52歳で突然亡くなってしまい、1950年代には会社は破産して、建物全体がオランダ国防省の管轄になっていました。かなり放置されていて、廃墟に近くなっていたのですが、最近になって、Jongerius氏の孫たちが協会を作り、再生させました。オフィスビルの建物はまだまだ修築中です。
ツアーは1時間でした。いいツアーでした。この日のツアーは、4回あるそうですが、全部すでに満員になっているとのこと。
現在は、貸し会議室などとして使用されており、ユトレヒト駅から徒歩10分、専用駐車場(約70台分)とローケーションも良く、銀行のトップ会議や市長の審査会議などで使用されているそうです。
見学ツアーは10月に有料でまたやるみたいです。(今回のツアーは無料でした)
体調は良好です。





本「藝人春秋」

2015-06-19 08:13:41 | Book
水道橋博士著「藝人春秋」を読了。
北野武、松本人志、甲本ヒロト、そのまんま東、稲川淳二、三又又三、湯浅卓など、芸人である著者だからこそ身近に見て知りえる姿をエッセイとして綴っています。
文章は練られていて、タレント本というよりは、本職のエッセイストが書いたようで、読みごたえがあります。
登場人物が私にとってはこれといって思い入れのない人ばかりなのであっさりと読めましたが、テレビなど外では見せぬ姿が描かれているので、好きなタレントの項がある場合はもっと楽しみに読めたと思います。
そのまんま東の二面性や、文庫版の追加項である有吉の独特な才能についてなど、面白かったです。
感想なので、泣いたというものもいくつも見られたのですが、私はそこまでのものはありませんでした。
こういう(お笑い)タレントの内部をみつめ、著者も芸人なのでその視線から鋭く描くものを書ける人はあまりいないと思うので、今後も書いてもらえると読者としてはうれしいとです。
体調は良好です。

Cafe:Meert@リール(フランス)

2015-06-17 07:32:54 | Restaurant/Cafe
フランスのリールへ行ったら、ぜひ訪れたい老舗カフェ「Meert」です。
ゴーフルにバニラクリームを挟んだもの(写真)が有名です。ゴーフルの柔らかさとクリームの甘さが、コーヒーや紅茶にとても合います。
ケーキ類ももちろんあり、見た目にも美しい、すてきなケーキがショーウィンドーに並んでいます。カラメルのケーキを食べましたが、二層になっていて、上はマカロンでした。おいしかったです。
ゴーフルには、他にも別の味のクリームのものがあります。
店内は向かって、左手がケーキやゴーフルの店、右手がチョコレート類の店になっており、その真ん中の入口を入っていくと、カフェ&レストランです。
中庭のテラス席もありますが、私たちはふつうの中の席でした。
歴史のあるお店だけあって、内装も気品があって豪華。ゆったりとした気持ちで、くつろげます。
体調は良好です。

クラシックコンサート:ガブリリュク( ピアノ)@コンセルトヘバウ(Amsterdam)

2015-06-14 07:40:46 | Concert
アレクサンダー・ガブリリュク(Alexander Gavrylyuk )のピアノ・ソロコンサートに行ってきました。
場所はアムステルダムのコンセルトヘバウです。
2014/2015シーズンのMeesterpianistenのシリーズの最終回です。
プログラムは、
Mozart - Sonate in C in C, KV 330
Schubert - Sonate in A, D 664
Saint-Saëns/Liszt/Horowitz - Danse macabre
Liszt - Consolation nr. 3 in Des, nr. 3 (uit 'Consolations')
Prokofjev - Zesde sonate in A, op. 82
でした。
Saint-Saëns/Liszt/Horowitz - Danse macabreとプロコイエフがとても印象的でした。力強い音とバランス、ときにはあふれ出るエモーション。素晴らしいです。音に吸い込まれていきました。
美しいメロディの曲もいいですが、私が強弱がかなりついたちょっと現代的な作品のほうが好きです。
会場は超満員ではなかったですが、お客さんの反応はとてもよかったです。
アンコールは、
Rachmaninoff Moment musical in b kl.t., op. 16 nr. 3
Mendelssohn/Liszt/Horowitz 'Bruiloftsmars' uit 'A Midsummer Night's Dream'
Schumann 'Träumerei' (nr. 7 uit Kinderszenen, op. 15)
でした。
彼の得意なウェディングマーチが聞けて、盛り上がりました。この曲は、やはり若いピアニストが弾くと元気があって、将来に対する満ち足りた気持ちみたいなのが伝わってきて、活き活きします。彼は現在31歳くらい。最近、二人目の娘さんが生まれて、私生活も充実しているはず。
最後は、トロイメライでしっとりと終わりました。
ガブリリュク、好きなピアニストです。
ソクロフやキーシンなど大御所に比べると、チケットも安めです。まだ若いので、これからまたコンサートで聞くのが楽しみです。
写真は本文とは関係ない、最近とった花です。
体調は良好です。



血液内科定期受診2015年2回目+雑談

2015-06-09 14:28:00 | 医療・病気
血液内科の診察でした。
2週間半ほど前に提出した血液検査の結果は、いつもと変わらず良好でした。
フリーライトのλとκも前回と同じくらいな値で、問題なし。
stabiele recessie(安定した寛解?)とのこと。
レナリドミドとデキサメタゾンの処方箋をもらい終了。
次の診察の予約を4か月後にとりました。
オランダでも医療費が毎年どんどん増えていて、その削減が問題になっています。昔は国庫から医療費が出ていましたが、数年前から民営化というか、全員が民間の医療介護保険に入ることになり、国庫からのお金は保険会社を通して各医療機関その他に分配されています。保険料などの基準額、保険に入りたい人の拒否はできないなど、国民皆保険の制度は踏襲されていますが、やはり保険会社は営利機関、いろいろ締め付けもでてきているようです。
K医師から聞いたのですが、やはり保険会社のほうから、予算の面で枠がはっきり言われるそうです。
例えば、K医師担当の血液内科で、年間1000万円かかる新薬が有効な病気があります。しかし、保険会社からはこの患者受け入れは5人までと言われているそうです。「6人目が来たらどうするのか?」というのが、医師としては倫理的な問題としてでてくるわけです。K医師は、「ふつうに6人目も処方箋を書くだけです」とのこと。ここで、病院内の予算全体との融通で解決するのか、もっと上位団体での話し合いで解決するのかはわかりませんが、この総合病院の事務方は医師を守ってくれる方向のようです。
民間導入で、これまでの医療介護制度の無駄な部分がそぎ落とされていくのはよいのですが、利益優先で、病気で困っている人がより困難な状況になるようなことにならないようにしてほしいです。
体調は良好です。

Lille(リール)2泊3日(2)

2015-06-08 10:41:43 | 旅行(フランス)
二日目、ホテルで朝食後、リールの中心街へ。
まずはリールヨーロッパ駅の地下鉄の入口の四方八方にあるエッシャー的な壁画(写真)を見学しました。
そのあと、旧市街のほうを散策。こちらはフランスっぽく装飾華麗で大ぶりの建物が立ち並びます。広場に面したカフェで紅茶を飲んで休憩。この日はかなり寒かったです。
ランチは、ガイドブックで見つけた「Lille Opera」で。
ゆっくりランチの後、ルーブルに次いでフランスで二番目に大きいという美術館「Palais Beaux-Arts Lille」へ。一通り全部見るのに3時間かかりました。
そして、Stadhuis(市庁舎)とBelfort(鐘楼)などを見て、Lille Flandres駅そばのカルフールでフランスワインなどを購入。
ランチでお腹いっぱいだったので、夜はテイクアウトの寿司で簡単に済ませました。
というか、たくさん歩いたからか、夕方ころからもう私の体力は限界状態で、6時過ぎにはホテルに戻り、お風呂に入ってすぐバタンキューでした。
食欲もあまりなく、お寿司も少し食べただけでした。
フランス語はよくわからないんですが、レストランやカフェでは英語でまったく大丈夫でした。
素適な印象があったいったリールですが、旧市街の一部だけがとても良く、あとは普通のベルギーによくある感じの町でした。
でもところどころ観光スポットがあり、美術館が見応えがあったし、食べ物も楽しめたので、それなりによかったです。
二つの美術館にゆっくり行くのでなければ、一日観光でもよいと思います。
体調は非常に疲れましたがOKです。



Lille(リール)2泊3日(1)

2015-06-07 08:18:03 | 旅行(フランス)
週末にフランスのLille(リール)へ行ってきました。
日曜日の朝に出発して、火曜日に戻ってくる2泊3日です。もうずいぶん昔に一度だけリールには立ち寄ったことがあり、その時の印象が良かったので、一度ゆっくりと行きたいなあと思っていました。
フランスといってもベルギーのすぐ隣りの町で、思ったより近かったです。
9時過ぎに家をでて、車で2時間半強、12時頃には目的地のリール郊外にある現代美術館(Lam)に到着していました。この美術館、20世紀と21世紀の作品ばかり集められており、ブラック、ピカソ、レジェ、モディリアー二などなどよく知られた画家の作品がたくさんありました。規模的には中くらいの大きさの美術館ですが、広い自然公園の中にあり、彫刻作品が外にいくつも飾られていて、見てまわれます。
ちょうど天気のいい夏めいた日だったので、緑の中を気持ちよく散策しました。
また、第一日曜日は入館料が無料になる日らしく、これもラッキーでした。
美術館のカフェで昼食を軽くとった後、ホテルへ行き、チェックイン。ホテルの駐車場の入口がとても狭くて、車を入れるのにちょっと難儀しました。部屋が角部屋で広さもよくて良かったです。
ホテルからリールの中心街まではトラムでひと駅。2日間の乗り放題のチケットを購入。このカードでメトロも乗れます。
中心街を見て歩き、Meertという老舗のお菓子屋さんで休憩。
グランパラス(大広場)は、大きくて立派な建物に囲まれていて、圧巻です。広場の大部分がカフェテラスになっていて、好天だったので、人でいっぱいでした。
その後、Notre Dame de la Treilleというファサードが印象的な教会を見学(写真)。新しめの教会です。この教会がある地区あたりはちょっとフランドルの素朴な雰囲気の街並みです。
夜は、Au Vieux de la Vieilleという気軽なレストランで夕食。オランダは6時頃からレストランの夕食タイムですが、ここはフランス。夜7時にならないと始まりません。
簡単に夕食をすませ、ホテルへ帰りました。(カフェ&レストランについては別項で書く予定です)。
体調は良く歩いたので疲れましたが大丈夫でした。