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昨日の夜から、過酷なツアーをこなしています。
バルーン観光を終えて、一旦ホテルへと戻ってきました。
休憩をしてから、次の観光へと向かいます。
次に訪れる場所は、街の郊外になります。
車で40分ほど移動するのですが、この時に見た郊外の家並み。
今まで見た中で一番の過疎地で、かなりの貧しさに見えました。
ここでもたくさんの子供たちが、色々なものを売りに来ます。
駐車スペースから遺跡のある場所まで、山道を登って行きます。
さらに50分ほどの山道を登って行く行程のようです。
暑さがありますので、水分を補給しながらの登山になります。
ストゥン・クバール・スピアン川という川に沿って登ってきました。
クバール・スピアンという遺跡です。
他ではあまり見ることの無い、珍しく水中にある遺跡です。
11世紀半ばに造られています。
川の中にある石に、仏像などが彫り込まれています。
水の中に彫ると浸食などで削り取られてしまいそうですが、
きれいな状態で残っています。
1969年にこの遺跡は発見されていますが、その後の内戦により、
1998年までは追加調査がされない状態でした。
内戦終了後に調査が進み、私がカンボジアに訪れた当時に、観光が許可されています。
この辺りは内戦時代の傷跡が、たくさん残る場所のようです。
中央の仏像は補修されたものなのか、色が明らかに違っています。
右に見える丸い凹凸はヒンドゥー教のリンガだと言われています。
1,000本のリンガの谷は、王によって奉納されたそうです。
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