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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 カンボジア 24

2019年06月26日 | OLD DAYS

 

 

昨日の夜から、過酷なツアーをこなしています。

 

バルーン観光を終えて、一旦ホテルへと戻ってきました。

休憩をしてから、次の観光へと向かいます。

 

次に訪れる場所は、街の郊外になります。

車で40分ほど移動するのですが、この時に見た郊外の家並み。

今まで見た中で一番の過疎地で、かなりの貧しさに見えました。

 

 

 

 

ここでもたくさんの子供たちが、色々なものを売りに来ます。

 

駐車スペースから遺跡のある場所まで、山道を登って行きます。

さらに50分ほどの山道を登って行く行程のようです。

暑さがありますので、水分を補給しながらの登山になります。

 

 

 

 

ストゥン・クバール・スピアン川という川に沿って登ってきました。

 

クバール・スピアンという遺跡です。

他ではあまり見ることの無い、珍しく水中にある遺跡です。

 

11世紀半ばに造られています。

 

 

 

 

川の中にある石に、仏像などが彫り込まれています。

 

水の中に彫ると浸食などで削り取られてしまいそうですが、

きれいな状態で残っています。

1969年にこの遺跡は発見されていますが、その後の内戦により、

1998年までは追加調査がされない状態でした。

 

 

 

 

内戦終了後に調査が進み、私がカンボジアに訪れた当時に、観光が許可されています。

この辺りは内戦時代の傷跡が、たくさん残る場所のようです。

 

中央の仏像は補修されたものなのか、色が明らかに違っています。

右に見える丸い凹凸はヒンドゥー教のリンガだと言われています。

1,000本のリンガの谷は、王によって奉納されたそうです。



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