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色々な実験をもとに、形状が決められているようです。
吊るしたものを、下から鏡に映し、形状、確認している様です。
天井部分の飾りは、こうした実験により模られたようです。
完成図 がありました。
最初に作り始められた、 生誕のファザード 側です。
この立面図から色々な造形を検討するのは、かなり難しそうな気がします。
ましてや、内部の形状など、想像もつかない気がします。
カラーの図面 もありました。
反対側の、 受難のファザード 側の立面図です。
この形が完成したら、かなりの建物になるのでしょう。
現在ある鐘楼の高さの、2倍ぐらいの大きさになりそうです。
今から12年後、とても楽しみな気がします。
2010年11月7日の写真 も飾られていました。
ローマ法王 ベネディクト16世 が訪れたこの日、正式なバシリカとして認定されました。
6,500人の司教を含む参列者と、800人の聖歌隊が参列したようです。
たくさんの人が入場したほうが、より美しい空間に見えます。
サン ・ ホセ 教会によって、最初に起工したのは1882年。
すでに、130年余り経過しています。
新たに建設が進む部分もありますが、年月の経過によって傷んでいる部分もあります。
起工当時の部分は、修復する必要があります。
当時の材料と現在のものには、違いがあると思います。
コンクリートなどの材質も強度も、かなりの進化が見られます。
そのあたりの調整をしながら、進めていかないといけません。
晩年のライフワークとして、この教会を手掛けました。
130年余りのちに、まだ工事が続いていることを、予測していたのでしょうか。
12年後に完成すると言われている教会は、彼が思い描いたものになっているのかは、
" アントニ ・ ガウディ " 彼のみぞ知るのでしょう。
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