スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’14 夏 カナリア諸島 35

2014年10月19日 | ’14 テネリフェ・バルセロナ

 

 

 

 前もって、インターネットで 入場券を予約 してきました。

 

合わせて、上部へ上がるエレベーターのチケットも予約してありました。

入場時間が9時、エレベーターの時間は10時半にしてありました。

 

思ったより早く見学しましたので、少し早いのですがエレベーターへ行ってみることにしました。

しかし、時間通りでないと乗せてもらえませんでした。

 

 

 

 

 

 

時間調整の為に、下部にある博物館に行ってみることにしました。

 

工房になっている部分などが、見学できます。

石膏で模られたモックアップなどが、たくさん並んでいます。

 

 

 

 

 

 

生物的な柱が立ち並ぶ、バシリカ部分の模型です。

森の木々のように、柱が並んでいます。

 

フライングバットレスを使用せずに、大空間を構成しようとした部分です。

やはり先ほど見ましたが、かなり天井が高く広い空間に見えました。

 

 

 

 

 

 

手前に置かれた、 完成模型 です。

 

現在完成しているのは、東西の主塔が4本ずつで計8本。

最終的には鐘楼として12本が完成する予定です。

 

それ以外に イエスの主塔などを含め18本が、完成するのだそうです。

 

 

 

 

 

 

受難のファザード側の模型 です。

 

山形になったゲートの上部は、これから工事する部分のようです。

現在、左側から半分弱が完成していました。

 

 

 

 

 

 

これが、力学の解析を行った ” フニクラ ” と呼ばれる模型です。

逆さにした分銅の形状から、バシリカの柱の形状が検討されました。

 

「 美しい形は構造的に安定している。 構造は自然から学ばなければならない。 」

 

ガウディの言葉です。

 

 

 

 

 

 

現在、完成している部分の模型です。

 

人が通れるくらいの大きさがありました。

残された少ない資料から、ここまで再現されてきました。

 

完成まで300年かかる、と言われていたのもわかるような気がします。



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