スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’19 冬 ケープタウン ・ ヴィクトリアフォールズ 50

2019年02月27日 | ’19 南アフリカ

 

 

世界三大瀑布のひとつ。

 

ですが流れ落ちる水の量はや規模は、この滝とイグアスの滝が同規模で世界一です。

もう一つのナイアガラの滝は、この2つの滝の半分の規模しかないのだそうです。

さすがに世界一の滝、この時期でもこの迫力です。

 

 

 

 

水が落ちる速度は、MAX 150km/h にもなります。

その落ち込む力で、水しぶきが噴き上げられてきます。

風速20m/s の強風が、滝壺から噴き上げてきます。

水しぶきと風で、前がほとんど見えません。

 

 

 

 

風によって吹き上げられる水煙は、雨季には高さ800mにもなるそうです。

その水煙は、遠くから見ると山火事のように見えると言われます。

 

ウィンドブレーカーも役に立たないほど、びしょぬれ状態です。

雨季になると、もっとすごいのでしょう。

以前見たTHE世界遺産では、今いる場所に近づくのも大変で、

滝は水煙でほとんど見ませんでした。

 

 

 

 

滝から離れていくと、乾季には植物は育たないそうです。

ですが、滝の廻りは一年中豊かな水量のおかげで、ジャングルになっています。

雨季には、毎分50万トンの水が滝に落ちていきます。

 

1,700mの幅の滝は、滝壺から先は一気に狭くなり、川幅が100mになっています。

 

 

 

 

玄武岩の大地を、滝が削り取っていきます。

 

切り取られながら、滝は毎年5cmずつ後退しているそうです。

長い年月をかけてこの場所まで、滝は移動してきました。

ジグザグに渓谷は切り込まれ、今の滝は8世代目の滝だと言われています。

この間に、25万年の歳月が経過しています。

 

 

 

 

1,700mの滝をずっと見てきました。

 

端の部分はこんな感じになっています。

この辺りまでを含んでいるのかな、って感じるくらい小さな滝になっていました。

雨季にやってくると、かなり感じが違うのでしょう。

 

この辺りまでくると、一気に風景が変わった感じがします。



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