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グエル邸は、 バルセロナのメインストリート、ランブラス通り から少し入った場所にあります。
建物は、1階のエントランスまで馬車で入る事ができ、馬車はそのまま地下へ降りて行きます。
降りた地下部分が、厩舎になっています。
これは食品庫の天井部分、虫が付きにくいように天井には陶器が貼られています。
石畳のスロープ を、下りてきました。
馬が行き交いますので、当然階段というわけにはいきません。
厩舎ですので、自然光が壁際から取り入れられるようになっています。
床にあるアッパーライトは、修復時に入れられたのでしょう。
部分的には、中庭部分から日が落ちるようになっています。
広さ的にはかなりの数の、馬が飼えるようになっています。
当時は、どのくらいの馬がいたのでしょう?
柱の部分には、 馬をつなぐ金物 がつけられています。
修復されたせいか、かなりきれいに仕上がっています。
床の石の仕上がり感も、いい感じに修復されてあります。
25年かかって修復作業が、行われました。
ユニコーン になってる金具もあります。
この部分のレンガは、時代を感じさせます。
建設用いられている石材は、グエルの所有地から切り出されて、持ち込まれたそうです。
アイアンで作られた、 水飲み場 です。
地下部分は、マキ等の燃料用の保存庫としても、利用されていたようです。
不規則に並んだ感じと、時代による雰囲気が、修復部分よりはきれいに見えます。
地下の柱の形状は、 コロニアル ・ グエル教会 のエントランスの様に見えます。
グエル公園の通路部分 にも、こういった形状が見られます。
木々の様にも見える柱を並べることによって、柱の多い空間を和らげているようです。
スロープ を、上がってきました。
音声ガイドを聞きながら、ゆっくりと見学していると、廻りには誰もいなくなっていました。
地下ではありますが、私的にはじっくりと見てみたくなる空間です。
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