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64のもの墓が見つかった、ナイル西岸の谷。
64の墓のうち、王の墓は24だそうです。
すべてが公開されているわけではなく、内部が見られるものは、その一部です。
有名な墓の前では、ガイドさんによる解説がされています。
内部の見学できるものの、撮影は禁止されています。
ここの見学を終えて、少し東側にある遺跡へと移動しました。
ハトシェプスト女王葬祭殿
古代エジプトの唯一女性のファラオ、
ハトシェプストによって建てられた葬祭殿です。
側近のセンムトによって、設計されたと言われています。
こんな大きなスロープで、登っていきます。
中央には、階段が設けられています。
人の大きさと比べると、かなり大きな建物だということが分かります。
他の神殿と同様に、天井部分が残っていません。
雨がほとんど降らないので、日除けのタープのようなもので、
覆われていたのでしょうか?
構造躯体の上に施された、化粧部分が一部残っているのが分かります。
こんなに鮮やかな、赤い壁画が残っています。
下の方の色が変わっているのは、この辺りまで長らく埋もれていたのでしょうか。
保存状態よく残っているのは、そのせいかもしれません。
人の頭部の形の、柱が見えます。
下の部分が崩れているのは、風化によるものなのか、それとも時代が変わって、
違う権力者によって破壊されたのでしょうか。
ローマや、ギリシャなどにも、
歴史によって破壊されたものが、多く残っています。
ステージの部分です。
かなり、大きなものに見えます。
ナイルが美しく見える、いい場所に建てられています。
先程の王家の谷の近く、川の西岸にあるのは、この建物用途によるものなのでしょう。
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