スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

かつて訪れた場所 エジプト 13

2017年07月04日 | OLD DAYS

 

 

64のもの墓が見つかった、ナイル西岸の谷。

 

64の墓のうち、王の墓は24だそうです。

すべてが公開されているわけではなく、内部が見られるものは、その一部です。

 

 

 

 

有名な墓の前では、ガイドさんによる解説がされています。

 

内部の見学できるものの、撮影は禁止されています。

ここの見学を終えて、少し東側にある遺跡へと移動しました。

 

 

 

 

ハトシェプスト女王葬祭殿

 

古代エジプトの唯一女性のファラオ、

ハトシェプストによって建てられた葬祭殿です。

 

側近のセンムトによって、設計されたと言われています。

 

 

 

 

 こんな大きなスロープで、登っていきます。

 

中央には、階段が設けられています。

人の大きさと比べると、かなり大きな建物だということが分かります。

 

 

 

 

他の神殿と同様に、天井部分が残っていません。

雨がほとんど降らないので、日除けのタープのようなもので、

覆われていたのでしょうか?

 

構造躯体の上に施された、化粧部分が一部残っているのが分かります。

 

 

 

 

こんなに鮮やかな、赤い壁画が残っています。

 

下の方の色が変わっているのは、この辺りまで長らく埋もれていたのでしょうか。

保存状態よく残っているのは、そのせいかもしれません。 

 

 

 

 

 人の頭部の形の、柱が見えます。

下の部分が崩れているのは、風化によるものなのか、それとも時代が変わって、

違う権力者によって破壊されたのでしょうか。

 

ローマや、ギリシャなどにも、

歴史によって破壊されたものが、多く残っています。

 

 

 

 

ステージの部分です。

 

かなり、大きなものに見えます。

ナイルが美しく見える、いい場所に建てられています。

先程の王家の谷の近く、川の西岸にあるのは、この建物用途によるものなのでしょう。



post a comment