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到着すると雨は、やんでいました。
ここにも、赤い石が使われています。
雨に濡れると、赤い色がより鮮やかになるような気がします。
少しかすんでいますが、大きな塔が見えています。
クトゥプ ・ ミナール
1993年登録の世界遺産です。
こんな石碑もあります。
他の建物のように、対比を考えてあえて白い大理石を使用したのでしょうか?
ここは城砦や王宮ではありませんので、考えすぎなのでしょうか。
高い塔と、横に見えるのはドーム状の屋根のある正門です。
音声ガイドによると、この位置から見るのが、一番塔がきれいに見えるのだそうです。
すこし順路から外れた場所になります。
ミナール とは、ミナレット(尖塔) の事を意味するそうです。
高さは、72.5m。
天災などで、先端部分が崩れてしまったそうですが、元は100m程あったのだそうです。
この国独特の赤い石と、白い大理石との組み合わせになっています。
上の方は残念ながら、赤い石が一部はがれています。
こうしてみると赤い石と白い大理石は、躯体を構成しているんではなく、化粧材の様です。
透かし彫りの窓です。
六芒星 の形状になっています。
三角形を二つ組み合わせた形状は、この国ではよく見かける形状です。
正門の内部です。
窓周りのアーチなどは、かなり細かい造形です。
壁や天井の彫り込みも、美しく見えます。
この敷地はもともとヒンドゥー教の寺院だったそうです。
それを破壊し、その石材などを利用してモスクに造りかえられました。
そしてここに、インドで初めてのイスラム王朝が誕生したそうです。
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