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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’15 冬 インド 77

2015年07月26日 | ’15 インド

 

 

 

到着すると雨は、やんでいました。

 

ここにも、赤い石が使われています。

雨に濡れると、赤い色がより鮮やかになるような気がします。

 

 

 

 

 

 

少しかすんでいますが、大きな塔が見えています。

 

クトゥプ ・ ミナール

 

1993年登録の世界遺産です。

 

 

 

 

 

 

こんな石碑もあります。

 

他の建物のように、対比を考えてあえて白い大理石を使用したのでしょうか?

ここは城砦や王宮ではありませんので、考えすぎなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

高い塔と、横に見えるのはドーム状の屋根のある正門です。

 

音声ガイドによると、この位置から見るのが、一番塔がきれいに見えるのだそうです。

すこし順路から外れた場所になります。

 

 

 

 

 

 

ミナール とは、ミナレット(尖塔) の事を意味するそうです。

 

高さは、72.5m。

天災などで、先端部分が崩れてしまったそうですが、元は100m程あったのだそうです。

 

 

 

 

 

 

この国独特の赤い石と、白い大理石との組み合わせになっています。

 

上の方は残念ながら、赤い石が一部はがれています。

こうしてみると赤い石と白い大理石は、躯体を構成しているんではなく、化粧材の様です。

 

 

 

 

 

 

透かし彫りの窓です。

 

六芒星 の形状になっています。

三角形を二つ組み合わせた形状は、この国ではよく見かける形状です。

 

 

 

 

 

 

正門の内部です。

 

窓周りのアーチなどは、かなり細かい造形です。

壁や天井の彫り込みも、美しく見えます。

 

この敷地はもともとヒンドゥー教の寺院だったそうです。

それを破壊し、その石材などを利用してモスクに造りかえられました。

 

そしてここに、インドで初めてのイスラム王朝が誕生したそうです。



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