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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’17 冬 ダナン 30

2017年02月24日 | ’17 ダナン

 

 

王宮門をくぐって、王宮内に入城してきました。

 

4つの川に囲まれた、自然の要塞の中に、さらに人工的な堀が張り巡らされています。

入ってきてみると、思っていたより狭い感じの、城内に感じました。

 

 

 

 

アジアの色々な古都を、見てきました。

13代続いた王宮としては、少し小さな建物に見えます。

 

3つの空間を持つ、ゲートが正面に据えられています。

中央の上部には、太陽を示すような飾り付けがされています。

 

 

 

 

ゲートをくぐって、進んできました。

振り返るとこんな感じに、見えます。

ここも通路上になっていて、左右には池が造り込まれています。

たくさんの鯉が飼われているようで、エサが売られていました。

 

 

 

 

渡り切った場所が、小さな広場になっています。

そこには、左右に小さな四阿があり、

狛犬のような、モニュメントが置かれています。

この国の特徴的な、飾り付けの様です。

 

昨日、訪れたダナン市内のホテルのエントランスにも、置かれていました。

 

 http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/bba904eb01aedc4356797a0b27194d47

 

 

 

 

反対側の、モニュメントです。

横に立つ人と比べると、大きさがわかります。

ここは、中国的な様式 で、造り込まれているようです。

 

 

 

 

大和殿 です。

 

ここが、この王宮の一番メインの場所になります。

やはり、少しこじんまりとした感じを受けます。

近隣諸国の王宮と比べても、かなり小さく見えます。

 

 

 

 

3段ほどの階段を上がって、石段を進みます。

 

大和殿の手前の部分に、象の形に刈り込まれた植栽がありました。

 

現在では、絶滅危惧種に指定されているインド象ですが、

当時はこの辺りにもたくさんいたのでしょう。

労力・兵力として、有効に利用されていたように感じます。

 

 

 

 

石段の上には、石碑 が並んでいます。

 

ここは拝殿に、なっています。

この石碑は、官位によって違う並ぶ位置の、目印だそうです。

こういったところにも、中国的な様式が見て取れるようです。



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