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王宮門をくぐって、王宮内に入城してきました。
4つの川に囲まれた、自然の要塞の中に、さらに人工的な堀が張り巡らされています。
入ってきてみると、思っていたより狭い感じの、城内に感じました。
アジアの色々な古都を、見てきました。
13代続いた王宮としては、少し小さな建物に見えます。
3つの空間を持つ、ゲートが正面に据えられています。
中央の上部には、太陽を示すような飾り付けがされています。
ゲートをくぐって、進んできました。
振り返るとこんな感じに、見えます。
ここも通路上になっていて、左右には池が造り込まれています。
たくさんの鯉が飼われているようで、エサが売られていました。
渡り切った場所が、小さな広場になっています。
そこには、左右に小さな四阿があり、
狛犬のような、モニュメントが置かれています。
この国の特徴的な、飾り付けの様です。
昨日、訪れたダナン市内のホテルのエントランスにも、置かれていました。
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/bba904eb01aedc4356797a0b27194d47
反対側の、モニュメントです。
横に立つ人と比べると、大きさがわかります。
ここは、中国的な様式 で、造り込まれているようです。
大和殿 です。
ここが、この王宮の一番メインの場所になります。
やはり、少しこじんまりとした感じを受けます。
近隣諸国の王宮と比べても、かなり小さく見えます。
3段ほどの階段を上がって、石段を進みます。
大和殿の手前の部分に、象の形に刈り込まれた植栽がありました。
現在では、絶滅危惧種に指定されているインド象ですが、
当時はこの辺りにもたくさんいたのでしょう。
労力・兵力として、有効に利用されていたように感じます。
石段の上には、石碑 が並んでいます。
ここは拝殿に、なっています。
この石碑は、官位によって違う並ぶ位置の、目印だそうです。
こういったところにも、中国的な様式が見て取れるようです。
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