
ムデハル様式 の影響を受けたと言われる、外観です。
アルハンブラ 等からも、影響を受けたとされる、ガウディ。
初期の作品には、後世のものとは違った印象を受けます。
廻りの建物を意識して、植物をモチーフとしたそうです。
全体に グリーンのタイル を使い、 黄色い花 がその中に散りばめられています。
足元のアイアンは、 シュロの葉 をモチーフにしています。
父親が、鍛冶職人であった影響で、アイアンをふんだんに用いた外観です。
生物的なアイアンが、並んでいます。
こんな美しい面格子は、なかなかお目にかかれません。
門扉 の部分にも、アイアンが用いられています。
グエル公園や、グエルの別邸 でもこういったアイアンの門扉が用いられています。
グエルの別邸のドラゴンは、意見の価値がある作品です。
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/2c4c36ebdb6495ff00f61c4c27229997
そのドラゴンは、こちらから。
ひとつひとつが、細かく作り込まれています。
幼い頃にバルセロナ郊外で、自然中で育った感化が作品に生かされていると言われています。
生前は、かなり評価が分かれた ガウディ。
彼の師をして、
” 彼が狂人なのか天才なのかはわからない、時が明らかにするだろう。 ”
と言われています。
しかし、作品群が世界遺産に登録されたのですから、天才であることは間違いなかったようです。
当時のオーナーから、持ち主が変わっています。
2007年に売り出されて、まだ買い手がついていないそうです。
買ってみたい気はしますが、2,700万ユーロでは、手が出せそうにありません。
そもそも、世界文化遺産って買えるのでしょうか?
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