スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’09 夏 フィレンツェ・ヴェネツィア80

2009年12月05日 | ’09 フィレンツェ・ヴェネツィア
ラウンジを出て搭乗口へと向かいます。
イタリアらしい展示物があります。
以前関空でマイルドセブンのキャンペーンの時には、ルノーのマシンがおいてあったことがありました。
ブリジストンにトヨタ、日本のメーカーがどんどん撤退していきます。
大丈夫でしょうか、日本企業。





ほぼ出発時刻になって、やっと搭乗です。
フランクフルトでの乗り継ぎ時間は約2時間です。





一応国際線ですし、移動中にアルコールが出るでしょうとラウンジでは今日は朝からは飲みませんでした。
席について、ほっとしたのか眠くなりました。
アナウンスが入り、飛行機がスポットを離れました....

と思うんですけど、すぐに熟睡してしまったので記憶があいまいです。
動き出した感覚は覚えているのですが....


zzzz.....


ふと目が覚めると、飛行状態でないことは分かります。
40分ぐらい寝ていたでしょうか。
到着には速すぎます。





そのときの風景です。
携帯のカメラで撮影しました。
コックピットとの間の扉が開いています。
左手降り口の扉も開き、明かりがもれています。
アナウンスがあったのでしょうが、寝ていたので聞いていません。
しばらくすると、ドイツ語、イタリア語、英語の順でアナウンスが入りました。


どうやらエンジントラブルの為フライトがキャンセルされるようです。


もう一度ターミナルまでバスで戻るように伝えています。
帰国日の翌日には打合の予定があります。


帰れるの?


バスに乗ってターミナルに戻りました。


「 荷物をピックアップして、上の階のルフトハンザのカウンターへお廻り下さい。 」


まさかここで荷物をピックアップするとは思いませんでした。
搭乗していた日本人は私を含めて5名でした。
他の皆さんは、中部国際空港へ帰られるようです。
お互いに情報交換をして一旦別れました。
ゆっくり行っても優先窓口に並べるからいいか、とゆっくり上がりましたが大失敗。
窓口は一つしかありません、全員必死で交渉しています。





こんな状態でした。
私の番が来るまで約1時間半かかりました。
バッグについているレターコードをみると5行や6行の方がいます。
5便、6便と乗り継いでいくのかと思うとぞっとします。


まぁしかたない。 開き直るのは速いほうです。


もう自分の力では、どうにもなりません。
乗り継いで帰るのかなぁ....
振替先はスターアライアンスでしょうから、バンコク、シンガポールこの辺かなぁ。
フランクフルトで1泊して明日の便かな。


ま、これが一番妥当な線でしょか。


ガイドブックないし、何を食べようか考え物です。
やっぱり、ビールとソーセージかな....

なんて勝手なことを考えていました。
何人か前の、先ほどの日本の方が交渉しているのが聞こえてきました。

「 成田? 」

と聞こえてきました。
成田だけは勘弁してほしいです。
成田ならおそらく伊丹空港に乗り継ぎます。
この荷物で移動するのは勘弁して欲しいです。

どうやらフランクフルト~中部はデイリーではないようです。
一泊して翌日、成田~中部と乗り継いで帰られるようです。


私の番がやっと廻ってきました。
後から5人目ぐらいです。
思った通り、フランクフルトで一泊して翌日の便で帰国となるようです。
今まで色々とトラブルはありましたが、帰国できないのは初めてです。
当然宿泊は、ルフトハンザ持ちです。





フランクフルトにはルフトハンザの提携先のホテルがあるはずです。
そこから市内までは遠いのかなぁ...
今まで通過するばかりで、フランクフルトには行ったことがありません。
EU圏のビジネスの中心地。
思いがけずに立ち寄ることができそうです。


まぁうまいビールも飲めるし、休暇が一日伸びたと思おう。
帰国が遅れる旨を必要なところへ連絡をすませてチェックインです。





Cクラス( ビジネスクラス ) に振り替えてくれました。
ラッキー!
でもどうせなら関空までしてくれるとうれしいのですが...
ラウンジで搭乗まで待ってるとしますか。



結局フランクフルトの街には行けないのですが、この時頭の中はビールとソーセージのことで一杯でした。


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