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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’22 初夏 会津 22

2022年09月07日 |  '22 会津

 

 

美しく手入れされた庭が、広がっています。

 

家老の屋敷らしく、庭が屋敷の廻りを囲んでいます。

京都守護職を拝命した松平容保に反対し、

怒りを買った会津藩筆頭家老、西郷頼母の屋敷の復元です。

 

 

 

 

御成の間の復元です。

 

御成御殿とも呼ばれ、

藩公や上級武士を招き入れる場所です。

書院造の、格式の高い場所です。

ここには茶室なども、造りつけられています。

 

 

 

 

自刃の間です。

 

1868年の会津総攻撃の際、

西郷家の女子が自刃した部屋です。

先ほどのミュージアムで、再現されていた場所です。

水墨画の衝立が立てられていました。

 

 

 

 

奥一の間です。

 

書院造のこの部屋は、

家老の寝室として使用されていました。

七夕を再現される部屋として、

ディスプレイされています。

琴の前に座るのは、頼母の三女 

” 田鶴子 ” と書かれています。

 

 

 

 

幅の広い廊下がありました。

 

赤い絨毯が敷かれていますが、本来なら畳の床でしょう。

横には、金の屏風が見えています。

壁には障子が、はめ込まれています。

 

 

 

 

一廻りしてきました。

 

色々と生活感のある空間も、再現されていました。

女中の間や、雪隠・風呂もありました。

ここでお土産物などが、売られていました。

 

 

 

 

こんな旗が、ありました。

 

会津藩によって、京都の街を警護していました。

戊辰戦争の際には、土方歳三がこの地に同行しています。

 

会津の歴史が、ここには再現されています。



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