スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

栴檀木橋あたりで

2018年06月30日 | 日記

 

 

関西地方で、昨日激しい雷雨がありました。

梅雨明け時期のような、天候でした。

そうすると、関東では梅雨明け宣言がなされました。

 

関西でも、そろそろ梅雨が明けそうな雰囲気です。

太平洋高気圧の勢力が増してくると、梅雨が明けます。

この夏の、激しい暑さの前兆のような気がします。

 

先日、仕事でこの辺りへ行ってきました。

 

手前にある大阪市役所には、よく行くのですが、

ここへくるのは久しぶりです。

北からずっと大川として流れてきた川が、2つに分かれます。

堂島川と、土佐堀川。

 

その中州の部分が、中之島と言われる部分です。

 

 

 

 

1918年オープンした、中の島公会堂です。

正式名称は、大阪市中央公会堂 といいます。

 

基本設計は、岡田信一郎氏です。

ネオ・ルネッサンスを基調とした、

現在ではあまり見ない、美しいデザインです。

 

この建物が、大阪市の中心部にあります。

この辺りは車でもよく通るのですが、

ゆっくりと見ることは、なかった気がします。

 

 

 

 

先日、照明メーカーの新商品説明会を兼ねた、

セミナーがありましたので、照明もさることながら、

ここに興味がありましたので、参加してきました。

 

デンマークに本社を構える、美しいデザインの照明を作る会社です。

照明が作り出す、影をもデザインし、美しく照らしてくれます。

 

私の好きなメーカーのひとつです。

 

折角のお誘いでしたので、息抜きを兼ねてやってきました。

 

 

 

 

建物の地下部分には、ランチがいただけるダイニングもあります。

 

地下1階、地上3階の建物には、

大きさの異なる3つの集会室があり、

他にも様々な施設が造られています。

 

ですので、入る場所を間違えると、

館内をうろうろすることになります。

 

 

 

 

中も、いい雰囲気です。

 

様々な改修工事によって、本来のデザインが損なわれていました。

1999年に、耐震補強を兼ねて、保存・再生工事が実施されています。

 

2002年に、リニューアルオープン。

この時に、エレベーターやスロープなども新設されています。

合わせて、国の重要文化財に指定されています。

 

 

 

 

使用したのは、小集会室です。

 

落ち着いた木の天井部分です。

最大150席が作れる、小ホールです。

携帯で写しましたので、あまりきれいに撮れていませんが....

 

 

 

 

色々な再生案があったのですが、元通りにして正解だったようです。

 

今では、こんな雰囲気の場所は、なかなか無い気がします。

もっとゆっくりと、他の部分も楽しみたかったのですが、

残念ながら時間がありませんでした。

 

毎日ではありませんが、ガイドツアーが催行されています。

一度ゆっくりと、見てみたい気がしました。



post a comment