スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’16 夏 クロアチア 18

2016年09月10日 | ’16 クロアチア

 

 

 

美しいステンドグラスが、見えています。

 

この大聖堂が、歴史を経て現在の形になったのは、

1880年に起きた大火災の後です。

 

街の大部分を焼失した大火の後、ドイツ人建築家の手によって、

現在のような2つの塔を持つ、 ネオ・ゴシック様式の聖堂 が完成しています。

 

 

 

 

 

 

オーストリアから招いた建築家 フードリッヒ ・ フォン ・ シュミット の、

スケッチを元に再建されています。

 

マリアの宗教画の飾られた祭壇に、ろうそくが供えられています。

 

 

 

 

 

 

この教会の、少し他の教会と違った部分です。

 

正面の祭壇部分に、祭られているのは大司教の像です。

ガラスケースに納められた人形には、少し違和感を感じました。

 

ザグレブの大司教 アロイジエ ・ ステピナッツ 

 

色々とこの国の歴史に、関与した人物だそうです。

現在は、殉教者としてここに祭られています。

 

 

 

 

 

 

 

廻り込んできました。

 

こんな感じに、正面の祭壇には、キリスト像などは全く見ることができません。

やはり、少し違和感を感じました。

 

 

 

 

 

 

少し下がった部分には、説教台がありました。

 

美しいアイアンの手すりが見えています。

左に見える、現代の照明器具とは、かなりミスマッチに見えます。

 

 

 

 

 

 

細かな模様の、床仕上げです。

 

基本的には、クロアチア国旗に使用する3色で構成されています。

複雑に組み合わされたデザインは、とても美しく見えます。

 

 

 

 

 

 

側廊部分にある開口部です。

 

歴史を感じさせる建物が、見えています。

ここから出て、先へ向かうことにしました。



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