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京都で最も古い歴史のある社で、
かつてこの地を支配していた、賀茂氏の氏神を祀る神社です。
賀茂御祖神社 通称下賀茂神社と合わせて賀茂神社と呼ばれています。
二の鳥居です。
先に三の鳥居を通ってきました。
境内に入って正面にこんなものがありました。
茅の輪 です。
この茅の輪をくぐると、今年半年の罪穢を祓い去り、
無病息災に過ごすことができるそうです。
水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命のぶというなり
この句を唱えながら、右に書かれた順路で廻るそうです。
私も折角ですので、廻ってきました。
入って右手に、二つの建物が見えます。
土屋と橋殿です。
右手に見える土屋は、1628年建造の国の需要文化財です。
神主など神官の控え場所として、使用されていたそうです。
左手に見える橋殿、1863年建造のこの建物も国の重要文化財です。
勅使参拝の際の、御拝の場所だったそうです。
御手洗川をまたいで、造られています。
正面に建つ、細殿です。
あまり聞かない名の建物です。
1628年建造の拝殿です。
これも、国の重要文化財に指定されています。
ここで結婚式が、執り行われるようです。
この日も一組、挙式が行われていたようでした。
細殿の前に、2つの盛り砂がありました。
立砂 です。
神山を象ったもので、一番上に2本と3本の松葉が建てられ対になっています。
陰と陽を表しているそうです。
左手の山に3本、右手の山に2本見えます。
清めの砂の起源だそうで、境内でも砂が売られていました。
細殿の左手から廻り込んでいきました。
手水舎です。
賀茂別雷大神降臨の地である神山の水を、汲みあげたものだそうです。
京都の名水の一つ、と言われています。
横に、笹が置かれていました。
七夕前だからでしょうか。
短冊が置かれ、願い事を書いて吊るせるようになっていました。
水の流れる音が、聞こえています。
静かな神社には、凛とした空気が流れていました。
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