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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

川上の方へ 3

2019年06月21日 | 日記

 

 

手水で清め、奥までやってきました。

 

楼門です。

 

廻りに造られている回廊と共に、1628年に建造されています。

この門も国の重要文化財です。

 

 

 

 

境内を流れる、御手洗川です。

この先でもう一つ流れる御物忌川と一つなり、ならの小川と名前を変えます。

 

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは  みそぎぞ夏の しるしなりける

 

百人一首に歌われた ” ならの小川 ” はこの川の事です。

とても涼しげに、静かに流れています。 

 

 

 

 

楼門前に架かる、玉橋です。

 

 御物忌川を渡って、境内へと入っていく橋です。

ですが、ここを渡ることはできません。

格式の高い通路のようです。

 

 

 

 

その右手に架かる、片岡橋です。

この橋は、渡っていくことができます。

屋根の架けられた立派な橋です。

 

右手にある片山御子神社から、名付けられているのでしょうか。

紫式部が通った、縁結びの神です。

 

ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしずくに 立ちやぬれまし

 

ここの絵馬は、紫式部の描かれた葵の葉の型になっています。

 

 

 

 

楼門を入っていくと、中門です。

 

一般の参拝は、ここまでです。

階段を上がった先で、参拝することになります。

 

正面に式年遷宮と書かれています。

この神社は21年に一度遷宮が行われています。

国宝重文が多い為、伊勢神宮のように建て替えるのではないそうです。

部分的に補修を行って、新しくしているようです。

 

 

 

 

特別参拝を申し込むと、本殿傍まで行くことができます。

残念ながら時間が無く、奥までは行くことができませんでした。

 

本殿と権殿は1863年建造の国宝です。

 

歴史のある神社を見てきました。

実は下鴨神社も、ゆっくりとはまだ見れていません。

 

また近いうちに。



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