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まずはホテルへ入り、荷物をほどいてからのツアーになりました。
最初に向かったのは、クメール王朝の帝都です。
9世紀から13世紀まで、インドシナ半島を統治していたクメール王朝です。
12世紀後半に、ジャヤヴァルマン7世によって建設された、アンコールトムです。
入口近くには、たくさんの売店が並んでいました。
写ってはいませんが、たくさんの子供たちが色々なものを売りに来ます。
決まって ” 1ドル ” といってドルでの購入を進めてきます。
この国の観光では、自国の通貨ではなくドルが共通の通貨のようです。
アンコールはサンスクリット語で ” 都市 ” という意味だそうです。
トムはクメール語で ” 巨大な ” という意味に当たります。
この城砦は、1辺が3kmの城郭に囲まれています。
その中央部分を十字に、大通りが走っています。
都市の中心部の建てられているのが、バイヨン寺院です。
参道の脇には、たくさんの仏像が並んでいます。
その交差した大通りの門のひとつ、南大門です。
高さ23m、この大きな門は王が象に乗ったまま入って行けるように造られています。
上部には四方に、観世音菩薩が彫り込まれています。
たくさんの像がつながる先に見える門は、かなり迫力があります。
12Kmの城塞には、各方角に4つの門が造り込まれています。
南大門、北大門、西大門、そして死者の門です。
東側が死者の門になっています。
エジプトでは、死者の祀られる王家の谷は川の西岸にありました。
考え方の差なのでしょうか。
まずは外濠にかかる橋を渡り、南大門から入っていくことにします。
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