スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’22 初夏 会津 14

2022年08月29日 |  '22 会津

 

 

現存する木造の栄螺堂では、

この会津若松のものが一番旧いものです。

 

国の重要文化財に、指定されています。

先日見た弘前のものは八角形。

ここのものは六角形の形状です。

 

 

 

 

二重螺旋の通路を、降りてきました。

 

特殊な形状を持つ、よく考えられた建築物です。

往路と復路で、違う通路を通ります。

登りと下りでは、人が行きかわない構造です。

 

 

 

 

33もの展示する場所が存在します。

 

今では、ところどころに色々なものが置かれています。

内部は非公開な場所も多いのですが、

ここでは上がって降りてこれます。

木像や祭壇が、いくつか置かれています。

 

 

 

 

降りてきました。

 

下部には、こんな縁側のようなものが造られています。

この部分には雨風をしのぐ為に、

少し無粋なものが造り付けられています。

 

 

 

 

廻りこんでいきます。

 

通路を支える為か、

外壁部分には斜めに桟が取り付けられています。

こうしてみると、やはり結構な勾配に見えます。

通路の明り取り用の、格子も見えています。

 

 

 

 

一廻りしてきました。

 

登りで一回転半、下りで一回転半。

合計で拝観するのに、建物を三回転してきたことになります。

外部を一廻りしましたので、合計で四回転しました。

 

 

 

 

こうしてみると、結構な勾配です。

 

戊辰戦争では、賊軍となった会津藩。

ですが、歴代の天皇陛下がここを訪れています。

いずれは、今の天皇陛下もここを訪れるのでしょうか。



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