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回廊のある最上層から、下へと降りてきました。
3階に食堂と中庭を囲む回廊、2階には貴賓室と騎士の部屋、1階に貯蔵室と施物分配室があります。
” 神に祈りをささげる者は最上層に集い、戦う騎士は中層に、農民は最下層で施しを受ける。 ”
という中世の聖職者の理想を形にしたもののようです。
踊場にあるレリーフです。
大天使ミカエルとオベール司教だそうです。
顔の部分が、つぶされています。
この建物が歴史の中で、こうならざるをえなかった時代があったのでしょう。
石段が、続いています。
1層の天井が高い分、階段も長いような感じです。
この部分は、まさしく岩山の側面にへばりついている場所に当たります。
貴賓室です。
ゴシック様式独特の、大きな開口が見られます。
細い柱が、綺麗に並んでいます。
高さを感じさせるカットです。
ヴォールト天井 が続いています。
一番奥の大きな開口が、明るさを感じさせてくれます。
ステンドグラス が、はめ込まれています。
厚みのあるガラス独特の、グリーンが綺麗な感じを受けます。
上部には、十字架の模様もつけられています。
床には、こんな装飾がみられました。
時代のせいか、一部が剥がれてしまっているようです。
床の石にクロスするように、貼りこまれています。
祭壇らしきものの跡が、ありました。
ここの床もよく見ると四角く囲った中に、クロスして石が貼られていました。
まだもう1層、下があります。
さらに下へと降りて進んでいきます。
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