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一部、外が見える場所があります。
ゴシック様式独特の高い天井を支える、フライング ・ バットレスが見えています。
特徴的な、大きな開口も見えています。
最下層 へと降りていきます。
時代が古いのか、壁の石積みが粗い気がします。
3層重なる上層部の方が、細工が細かく造り込まれています。
途中にある 祭壇部分 です。
後ろには、小さなステンドグラスが嵌めこまれています。
この階層は農民の層、つまり一般人の層ということになります。
崖に寄りかかるように建てられている、この ラ ・ メルヴェイユ 。
3層を支える最下層の壁の厚さは、かなり分厚い。
開口部は、かなり少なめに造られています。
さらに進むと、こんなものがありました。
” 大車輪 ” と言われるものです。
木製のかなり大きなものです。
車軸部分には、ロープが巻きつけられています。
こんな部分に、設置されています。
この車輪は、荷揚げ用の施設のようです。
内部に人間が入り、人力で回転させリフトとして使用していたそうです。
昔うちで飼っていたハムスターを思い出しました....
電力など無い頃に、考え出された知恵なのでしょう。
確かにこの場所まで、物を運ぶにはかなり苦労をしたと思います。
修道院の裏側を、垣間見た気がします。
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