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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

2020年夏のオリンピック

2012年05月27日 | 日記

 

 

 

先日、2020年の夏季オリンピックの一次選考が行われました。

 

候補地は、 東京 ・ マドリッド ・ イスタンブール ・ ドーハ ・ バクー

 

以上の5都市が、エントリーしてました。

まずこの中から、3都市に絞り込まれたようです。

 

日本の都市では、名古屋 ・ 大阪 ・ 東京と3回連続で落選しています。

私的には、 同じ国や同じ場所で何回も行うのはどうかと思っています。

そういった趣旨でいけば、後ろの3都市がいいのではないかと感じてしまいます。

 

サッカーワールドカップ開催地の選考でも問題はありましたが、

カタールやロシア で行うのはいいことだと思います。

但し、やはり開催までには1度は自力で出場してほしいと感じてしまいます。

 

日本も危なかったですが....

 

今回の絞り込みで、 落選したのはドーハとバクー。

 

 

 

 

 

 

ドーハは、ワールドカップサッカーも行われます。

 

原油国のこの国では、5年間働くと一生年金がもらえるそうです。

そういった事もあり、帰化するスポーツ選手の多い国です。

この当たりの考え方は、どうかと思います。

 

日本でもマラソンなどで、色々ありましたが....

 

資金的な面では問題なさそうですが、暑さによる秋季開催が問題になったようです。

 

私が、ドーハで乗継したのが5年前。

現在この空港の横に新しい国際空港が、建設中だそうです。

 

 

もう1か所、落選したのが アゼルバイジャンの首都バクー。

ここもドーハと同じく、前回の2016年の一次選考でも落選しています。

 

まったくノーマークの国 ” アゼルバイジャン ” 。

 

今回調べてみて、少し行ってみたくなりました。

ものすごく行きたいところがなくなった頃に、訪れてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

残ったのは、東京 ・ マドリッド ・ イスタンブール の三都市です。

 

マドリッドは三回連続の立候補です。

1992年にバルセロナが先に、同国では開催をしています。

そういった意味でも、3候補の中では一番周期が短い国になります。

 

まぁ、マドリッド市民からするとバルセロナは違う国ですから関係ないのかもしれません。

この国は、 財政悪化が一番の問題点のようです。

私的には、決まってしまうと2020年は、スペイン旅行に行けないというのがマイナス点でしょうか?

 

2008年は、南イタリア行の際に、北京に立ち寄りかけました。

結果、上海を選んだのですが、この時は変更して正解でした。

開会式の日に出発でしたので、その日の北京空港は保安上一時閉鎖になるところでした。

そういった イベントの時には、規制が多いので近づかないに限ります。

 

今年は、開催時期にドイツ ・ フランス ・ イタリアを通りますが、

イギリスは陸続きではないので問題なさそうです。

 

 

 

 

 

 

あと1つ イスタンブール。

 

昨年の夏、訪れた際に現地でお世話になったトルコの方から、立候補していると聞いていました。

その時には、” 一体どこでやっるんだろう? ” っていうのが率直な感想でした。

私自身が、旧市街に滞在して観光地ばかりを見てきたからかも知れません。

 

この街は、立候補は5回目。

 

正式候補地に残ったのが、2000年、2016年に続いて3回目になるそうです。

書類選考を含めると3回連続にお立候補になります。

 

私的には、ここでやってほしい気がします。

 

東洋と西洋の文化が入り混じった、歴史ある街。

オリンピックにふさわしい街だと思います。

 

この街の難点は、やはりインフラの整備の面でしょうか。

旧市街では行えそうもないので、新たに新市街の方に整備していくことになるのでしょう。

 

私的な問題点は、この年には南回りのルートがとりにくくなることぐらいでしょうか。

結構使えるハブ空港 ” アタテュルク国際空港 ”

この年は、ドーハを使うしかなさそうです。

今年の12月には、新空港がオープンする予定ですので使ってみるのもいいかもしれません。

 

 

 

さて、残るは 東京 です。

 

コンパクトにまとめられて、既存の施設を利用するなどという点から一番まとまっているとの評価だそうです。

問題点は、国民の支持の低さだそうです。

支持率が47%しかありません。

景気回復の材料になるのでしょうが、これ以上の一極集中は避けたい気がします。

働く人々からすると、規制が増えて開催中不便になるのは避けたいという気持ちはよく理解できます。

私も2008年の大阪オリンピックは、乗り気ではありませんでした。

 

私的な問題点は、昼間働いている側からすると時差のある欧州開催ほうが、実は見やすくていい気がします。

北京やシドニーの時には、ライブで見れなかったものが多かった気がします。

 

では、東京開催にはいい事がないのか?

 

あります。

 

おそらく、 羽田の国際化が進んでいくと思います。

成田からのアクセスの悪さは、開催の妨げになるのではないでしょうか。

石原知事はおそらく積極的に、羽田のアクセスをアピールしてくるはずです。

それが、私にとっての最大のメリットだと思います。

 

基本的には、私はイスタンブール。

 

あと、トラベラーとして東京がいいのではないでしょうか。

あくまでも個人的な意見ではありますが.... 



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