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霧に霞む、松江の街並み。
かなり幻想的に見えています。
頬に感じ入る霞の水分。
これがこの街独特の気候なのでしょうか。
明日からはかなり寒さが厳しく、大雪になるようですが、
昨日今日は、かなり暖かく感じられています。
松江神社の横に、洋風の建築物が建てらています。
薄いペパーミントグリーンの外壁です。
神社の建築物とは、大きく違って見えています。
洋風のたたずまいですが、瓦が葺かれ入母屋になっています。
興雲閣
1903年に松江市によって、松江工芸陳列所として建設されています。
本来の目的は、明治天皇行幸の際の御宿所だそうです。
日露戦争の勃発により、明治天皇の行幸は無くなっています。
1907年にのちの大正天皇が、皇太子時代にここへ泊っています。
正面です。
開口部の上部には、アールのついた窓がはめ込まれています。
バルコニーが廻りにつけられています。
建造後100年以上経っていますが、きれいに保存されているようです。
2年の補修工事を経て、2015年から一般公開されています。
当然ながら時間外の為に、見ることはできません。
島根県の指定文化財に指定されています。
残念ながら、設計者は不明のようです。
この時間帯は、天守もそうでしたが掃除の時間帯のようでした。
ここにもしめ縄が飾られています。
扉には、松江市の市章が彫り込まれています。
松をモチーフとしたデザインです。
二の丸上段に建てられた、新旧2つの建築物。
城内では、少しずつ建築物が再建築されてきているようです。
天守が当時のままですので、
やはりきれいに整備されるのを願っています。
同じ国宝である姫路城や彦根城は、当時の雰囲気が残されています。
帰りは違うルートで戻ります。
南門側から降りていきます。
この先には、堀の向こうに県庁舎があります。
石段・石垣とも時代を感じるいい雰囲気です。
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