スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

ANAへのお願い 1

2010年05月23日 | 日記





元々旅行好きだった私が、より快適な旅行をするために目指したのが
スターアライアンス・ゴールドメンバーでした。







乗り継ぎの空港を快適に過ごすには、
航空会社のラウンジを利用するのがいいんじゃないだろうか って考えました。
最初はこれを実現するのには手っ取り早く、プライオリティ ・ パスを手に入れようと考えました。
これはダイナーズ・カードについていました。







しかしこの為だけに、メインのカードを変えるのもどうかと考えていました。
そんなことを検討していたのは、2006年の初め のことです。


前にも書きましたが、この頃から出張が増えて飛行機を利用する機会が増えました。
そんなある日、飛行機の手配をする為にANAのホームページを見ている時に、
ふと気がついた項目がありました。


 ご利用の多いお客様向けサービス 


なに、これ!


と見始めたのがきっかけでした。
読んでみると、たくさん乗る人には手厚く贔屓をさせていただきます。
って書いてあります。

当然、空港のラウンジが使えますし、キャンセル待ちの優先取扱い等々....
空港の窓口に掲示してあるボードに、4種類の種別が書いてあります。
S ・ A ・ B ・ C の4種類です。
ANAには、プライオリティ会員には ダイヤモンド ・ プラチナ ・ ブロンズ と3種類あります。

この当時は、概ね 年間30回搭乗で ブロンズ 50回で プラチナ 
120回 で ダイヤモンド の資格が得られました。

ブロンズなら月に 2.5回 プラチナなら 約4.2回 ダイヤモンド で 10回 の搭乗が必要でした。
毎月10回ということは5往復なんてありえない。
目指すなら真ん中のプラチナかなぁ..... って考えました。

このブロンズとプラチナの20回の差が、実は会員特典に大きな差があります。
スターアライアンスでいうと、ゴールドメンバーとシルバーメンバーの違いになります。

国内の航空会社 ANA JAL の場合一度このプラチナに到達すると、
航空会社指定のクレジットカードの入会資格が得られます。
当然他のカードより、会費は割高なのですがカードを維持している限り
スターアライアンスのゴールドの資格が継続されます。







この制度が海外の航空会社には、ありません。
一部の航空会社のはミリオンマイラーという制度がありますが、この道はもっと険しいです。 


そしてこの年の初めからせっせとANAに乗り続けました。


当時のホームページには、上部にある個人情報の欄に搭乗回数をカウントする項目がありました。
出張が増えたこともあり、8月の下旬に50回に到達しました。


ホームページには、達成したことが表記されます。
このカウントは1月から12月までで計算され、
翌年の4月から翌々年の3月まで1年間その資格が得られる制度になっています。
しかし、達成した段階で事前サービスというのが始まり、
アップグレード特典以外は同等のサービスが提供されます。


達成するとカードが送られてきます。







うれしくて達成後初のフライトの時に、
カードが届く前でしたが恐る恐る帰りのフライトの羽田空港で、


『 入れますか? 』


と搭乗券を見せると、


「 大丈夫ですよ。 どうぞ。 」


と案内されました。
今のように、カードかざして認証する以前でしたので


『 どこでわかるのですか? 』


聞いてみると







「 チケットの右肩に資格が表示されていますよ。 」


と教えてくれました。
ちなみに、これはANAマイレージ会員時代のものです。
マイル受付済 と表記された部分の下に ” AMC ” と書かれています。
おそらく、ANA マイレージ クラブ の略だと思います。
この部分が、プラチナになると ” PLT ” という表記に変わります。







こんな感じです。


今はチケットではなくレシートに変更になっていますが、そこにも表記されています。
最初はこんなどきどきでラウンジデビューを果たしたのでした。


前置きは長かったですが、当時のラウンジはすべて ” signet ” と表記されていました。
現在は ” ANA LOUNGE ” という表記に変わり内装もリニューアルされています。


しかし、関西空港は未だに signet のままです。
国内線出発のラウンジは狭いですし、関空には優先搭乗レーンもありません。

国際線出発は、シャトル乗り場手前のラウンジは閉鎖されましたし、
北ウイングの端にあるラウンジは ” CLUB ANA ” のままです。
また以前にも書きましたが、スターアライアンス入りしたコンチネンタル航空
は南ウイング出発でラウンジが使えません。

大阪エリア 特に関空には手をかける気が無いのでしょうか?

株主でもある私は改善を要求します。
他社のラウンジに入ったことはないのですが、あきらかに仁川やチャンギのラウンジとは違います。


私自身ブログでも書いていますが、成田の利用はできるだけ避けたいと考えていました。
昨年はある理由から、成田を使うことになるのですが



行ってみて、びっくり!!





明日に続く......









 



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