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こんなニュースを発見しました。
32年ぶりとなる国際定期便の復活まで3カ月を切った羽田空港で4日、
国際線の新旅客ターミナルビルが竣工した。
羽田と結ばれる海外の都市は、現在の3都市から、欧米や東南アジアを含めた14都市に拡大する。
国際拠点(ハブ)化に一歩踏み出した格好で、
航空業界の活性化や観光立国推進の後押しとなることが期待される。
「 最大のビジネスチャンスだ 」
全日本空輸の伊東信一郎社長が羽田の発着枠拡大に寄せる期待は大きい。
金融危機や新型インフルエンザなど、厳しい経営環境にさらされてきた航空会社にとって、
羽田への国際定期便就航は上昇気流に乗る切符を手にするようなものだ。
羽田の発着枠は現在、年間30.3万回。
10月末からは国際線の枠が昼間と深夜・早朝にそれぞれ3万回となり、
将来は計9万回まで引き上げられる計画だ。
これに伴い 国際線の就航都市は10月末以降、米ニューヨークなど14都市に拡大 する。
長らく行われていたターミナルの建設工事が完了したようです。
最近私が見たのは7月26日でした。
モノレールから見たのですが、工事は完了しているように見えていました。
この建物は、開港に先立って 10月21日から供用が開始 されるようです。
いよいよ羽田の国際線が本格化します。
現在アジアやアメリカを中心と路線の就航が表明されています。
残念ながら、欧州便はJALの1便のみのようです。
欧州各社からすると、深夜早朝枠を利用するのは不便なようです。
早朝に到着すると、深夜まで飛ばすことができません。
深夜に到着し、早朝に返そうとすると本国での時間が合わないようです。
ANAでさえ飛ばそうとしていない路線を、新たに飛ばして大丈夫なのでしょうか。
JALのこのあたりが、本気で改善を考えているように感じられないのですが....
本当はANAが飛ばして、関空に接続便でも飛ばしてくれると利用価値あると思うのですけどね。
たとえば深夜2時にこちらを出ると、フライトが約12時間。
時差が8時間ですから、到着が午前6時。
ここから欧州各地に乗り継いで行けば、午前中に現地入りができそうです。
帰りの便で、羽田に深夜に到着し関空に接続便を飛ばしてくれると
翌日休まずに、仕事ができそうな気がします。
まず深夜に就航するのと、関西までの接続便がセットでの考えですが....
この羽田の新ターミナルには、 A380 が就航できるようです。
開港すると、欧州便などを残して成田からどんどん便が流れてくるような気がします。
羽田から日本各地には、国内線が豊富に飛んでるのでハブとしての能力に問題はなさそうです。
成田までの、短時間での移動が可能になれば仁川に負けないハブが完備されそうです。
そうなるとますます関空の沈下が加速しそうです。
関空の生き残りの道は、
つづく....
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