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関空生き残りの道....
こんな記事を発見しました。
全日本空輸が、2011年度にも設立を計画している格安航空会社(LCC)について、
外国航空会社やファンド、国内の他業種から出資を受け入れる方向で
検討に入ったことが2日明らかになった。
全日空は幅広く出資を募ることで、新会社の経営基盤を強めると同時に、割安な運賃水準を設定する。
航空会社が運航ダイヤや運賃を政府の干渉なしに決定できる航空自由化(オープンスカイ)が進む中で、
現在の全日空ブランドとは別の新ブランドを立ち上げて、次々と日本進出を図る海外のLCCを迎え撃つ。
拠点空港には、関西国際空港を活用する案が有力視されている。
ただ、日本の空港は他国に比べて着陸料が割高で、LCC育成の障壁となっていることから、
国土交通省が着陸料の引き下げを検討している。
またこんな記事も
関空の着陸料や施設利用料は、ライバルの国際空港の仁川や香港などの数倍以上と割高だ。
このため設備などを簡素化し、LCCが格安で利用できる専用ターミナルの設置が望まれ、
関空会社は職員を海外空港に派遣するなどして研究を進めている。
国土交通省は 「 広大な敷地があり、24時間運用可能な関空はLCCの拠点としてふさわしい 」
と判断しており、拠点化に向けた法整備などの支援も視野に入れる。
現在日本には、ジェット ・ スターが、LCCとして就航しています。
L . C . C . = ロー ・ コスト ・ キャリア
格安航空会社のことです。
このジェット ・ スター はカンタス航空の系列会社になります。
またジェット ・ スター ・ アジアという会社もあり、シンガポールを本拠地にしています。
シンガポール航空には、写真の タイガー ・ エアウェイズ があります。
本拠地のチャンギ国際空港には、バジェット ・ ターミナルというLCC専用のターミナルがあります。
A380に個室を設ける一方、LCCの拡大していくシンガポール航空。
カンタス航空の例もあり、世界標準になりつつあるのでしょうか。
ANAのLCC設立の話は、以前からありました。
その障害といえるのが、日本の公租公課と高い着陸料です。
関空は、新規路線誘致の為に着陸料の引き下げを行っています。
また経団連が政府に、航空燃料税の廃止もしくは大幅な低減を要望しました。
世界的にもかなりの高水準にあるこの2つを、見直す時期にきているように感じます。
LCCによって関空はよみがえれるのでしょうか。
先日、茨城空港に ” 春秋航空 ” が就航しました。
今はまだチャーター便のようですが、いずれ定期化し日本進出の足掛かりとしたいようです。
この航空会社の運賃は、かなり安いそうなのですが訳があります。
かなりシートピッチが狭いようなのです。
体の大きい私は NO です。
国内線でも、狭いと感じる機材があります。
この航空会社は、現在立ち乗りの機材の研究をしているようです。
許認可されないことを祈ります。
LCCと括ることはできないのかもしれませんが、日本の スターフライヤー は快適です。
ANAとコードシェアしているので、よく利用します。
羽田での沖止めはいただけませんが、シートピッチやシート幅もゆったりしていて乗り心地はいいです。
最近ANAでは有料になったスープ等も提供されます。
サービスは問題ありません。
現在関空では、スポットに到着していますが、LCCターミナルが完成するとそちらに行くのでしょうか。
関空にはせっかく作った2本目のB滑走路があります。
数えるぐらいしかここに着陸した記憶がありません。
そこの近くにターミナルを設ける計画の様です。
無理して拡張したのですから有効利用してほしいものです。
関空が24時間空港として活躍する日が来るのでしょうか....
がんばれ関空!
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