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ミラノ中央駅。
手荷物検査を受けて、コンコースへと入ってきました。
美しいトレインシェッドが見えています。
高さ72mは、建設当時世界一高い天井だったそうです。
行先によって、ホームが別れています。
私が利用するのは、ミラノートリノ線です。
フランク・ロイド・ライトいわく ” 世界でもっとも美しい駅 ”
本当に美しい佇まいです。
ここからは、約1時間の行程です。
すでに利用する列車は、入線済みです。
トレニタリア、イタリアの国鉄の流れをくむ民営会社です。
営業距離は、16,000km。
この列車は、フレッチャロッサと呼ばれる時速300km/hの高速鉄道です。
元のデザインは、なんとピニンファリーナ。
さすがイタリアです。
フレッチャロッサとは、” 赤い矢 ” という意味だそうです。
他に、銀の矢、白い矢というの名の列車が存在します。
かなり長い連結です。
途中ホームの自販機で、水を購入しました。
コンコース入口にあるキオスクは、長い列になっていました。
朝の時間帯のせいか、少し気温が低い感じです。
私が利用する車両です。
11号車になります。
後ろから1号車になっていますので、かなり歩いてきました。
トリノの駅も終着駅ですので、降りるときは近い気がします。
自分でボタンを押して、ドアを開け乗り込みます。
欧州の列車は、日本のものと違い階段を上がって乗らないといけません。
日本との違いは、ホームの高さにあります。
車両からステップが出る構造になっていますが、
不便なことには変わりない気がします。
私も何度か欧州で、スーツケースを持って鉄道を利用しましたが、
やはり不便に感じます。
ですのでマイルールに乗っ取って、
荷物を持っての移動は可能な限り飛行機を使用します。
こんな座席です。
テーブルが広がって、使用することができます。
3クラスあるうちの、一番下の2等席です。
トリノまで1時間、約2,200円ですので、贅沢は言えません。
前もって、ネット上から手配をしてありました。
定刻に発車です。
途中の停車駅は、終点直前の1つのみ。
田園地帯を、滑るように進んでいきます。
途中で時間調整しながら、定刻にトリノに到着です。
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